D300Sは、付属のLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL3eの使用で、約7コマ/秒の高速連続撮影を実現。ボディーの機動力はそのままに、一瞬を捉えます。さらに、Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL4aを装てんしたマルチパワーバッテリーパック MB-D10(別売)を使用すると、最高約8コマ/秒での高速連続撮影が可能。
また、D300Sの起動時間はわずか約0.13秒。さらに、シャッタータイムラグも約0.049秒ときわめて短く、シャッターチャンスを捉えられます。
撮影画角を過不足なく確認できる、視野率約100%、倍率約0.94倍(50mm F1.4レンズ使用、∞、-1.0m-1のとき)のファインダー。アイポイントも19.5mm(-1.0m-1のとき)と長く、眼鏡をかけていてものぞきやすい設計です。
3型の大画面に表示される約92万ドットの高精細画像は、27倍(長さ比)までの拡大表示時も高画質。ピント確認が容易かつ厳密にできます。また、170°と視野角が広いので、ライブビュー撮影でも構図の確認が楽にできます。
ライブビュー機能は、専用のライブビューボタンを押すだけでスピーディーに起動できます。手持ち撮影モードではファインダーを覗けないアングルでも構図調整が容易。三脚撮影モードでは、さらなる高速化を果たしたコントラストAFで、静止している被写体に厳密なピント合わせができます。画面表示は「情報表示」「情報表示なし」「水準器表示」「格子線表示」の4種類から選択可能。
コンパクトフラッシュ(CF)カードとSDメモリーカード、各1枚を専用スロットにセットし、[順次記録]、[バックアップ記録]、RAW画像とJPEG画像を別々のカードに記録する[RAW+JPEG分割記録]のいずれかを選択可能。カード間で記録画像のコピーも可能。また、動画撮影時には、録画予定時間に応じて空き容量が十分なカードが入っているスロットを選択できます。
有効画素数は12.3メガピクセル。撮像素子には、ニコンDXフォーマットCMOSセンサーを採用。A/Dコンバーターをセンサー内に搭載し、12ビット、14ビット切り換えに対応。14ビットRAWでの高画質な撮影が可能。
また、撮像素子のサイズはそのままカメラ本体のサイズに影響するため、DXフォーマットの撮像素子を用いると、よりコンパクトな設計が可能に。また、画角が装着レンズの約1.5倍の焦点距離相当となるため、小型・軽量の望遠レンズでも被写体を大きくとらえることが可能。
D300SはISO 200~3200の広範囲な感度に対応。さらに、Lo1 (ISO 100相当)までの減感、Hi 1(ISO 6400相当)までの増感も可能。ISO 800以上で作動する高感度ノイズ低減機能が、色ノイズ、色にじみ、暗部ノイズを極限まで抑え、鮮やかで自然な表現を実現。
ニコン独自の包括的画像処理コンセプト「EXPEED」に基づいて、画像処理プロセスを最適化。高画質化だけでなく、処理速度の高速化や低消費電力化も同時に実現。
光の波長によってわずかに異なる像倍率で結像するために発生する「倍率色収差」を、各色の像倍率が等しくなるよう補正。どのNIKKORレンズを使用しても、画面全体にわたって結像の乱れ自体を軽減した高画質な画像が得られます。
輝度差の大きな被写体でも、白とび、黒つぶれの両方を抑えながら適度なコントラストを保ち、見た目に近い明るさを再現。効果の度合いをカメラが自動で調整する「オート」も選択可能。さらに、最大5コマまでの効果の度合いを変えたブラケット撮影もでき、最適な画像を選べます。
超広角レンズ、超望遠レンズ、フィッシュアイレンズなど多彩なNIKKORレンズの特徴を活かしたり、背景を美しくぼかしたりといった、一眼レフならではの動画が撮影可能。ハイビジョン720P(1280×720ピクセル)にも対応しており、ステレオミニジャックに外部マイク(市販)を接続してのステレオ録音も可能です。三脚撮影モードでは、コントラストAFによるピント合わせや、ライブビューに入る前に開放からf/16までの間で任意の絞り値を設定することで、被写界深度のコントロールもできます。さらに、撮影した動画の前後の不要な部分をカメラ内でカットできるので、パソコンでの編集作業を効率化できます。記録フォーマットには、パソコンで扱いやすいMotion-JPEG(AVIファイル)を採用。
動画撮影では、ときとして音声も表現上の大きな要素となります。D300Sの「Dムービー」は、内蔵マイクによるモノラル録音だけでなく、市販の外部マイクを使ってステレオ録音も可能。また、内蔵マイク、外部マイクともにマイク感度の選択(オート/高/中/低)ができ、「低」はコンサート会場など周囲の音が大きい時、「高」は川のせせらぎなど静かな場所の環境音を録音したい時に有効です。なお、外部マイクを使用するとAFレンズの動作音、VRの動作音が録音されるのを軽減することも可能。
パソコンを使うことなく、簡単操作で動画の始点と終点を1フレーム単位で設定し、撮影した動画の前後の不要な部分をカットできます。編集前の映像と編集後の映像を、ともに保存します。
光学ローパスフィルターを4種類の周波数で振動させ、付着したゴミやホコリをふるい落とす「イメージセンサークリーニング機能」を搭載。カメラの電源のON/OFFに連動して自動的に作動できるほか、メニューからの操作もできます。さらに、D300Sでは、ダスト発生の抑制から除去まで、複合的な対策を実施しています。
D300Sはカメラに実装した状態で15万回ものレリーズテストをクリアー。過酷な撮影での耐久性を確保しています。
軽量かつ堅牢なマグネシウム合金を外観カバー、シャシー、ミラーボックスとマルチパワーバッテリーパック MB-D10(別売)に使用。さらに、カメラボディーの接合部に効果的なシーリングを施し、高い防滴性能と防塵性能を確保しています。
徹底した低消費電力設計により、付属のLi-ionリチャージャブルバッテリーEN-EL3e使用時、充電1回当たり約950コマ(※1)(ニコン試験条件(※2)で約3,000コマ)の撮影が可能です。Li-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL4a(別売)を装填したマルチパワーバッテリーパック MB-D10(別売)を使用すれば、約2,950コマ(※1)(ニコン試験条件で約8,900コマ(※2))の撮影も可能。
※2:測定条件=画質モードBASIC、画像サイズM、シャッタースピード1/250秒、シャッターの半押しを3秒間持続後、撮影レンズを無限遠から至近間を3往復フォーカシング動作させ6回連続レリーズした後、液晶モニターを5秒間点灯させ、消灯後半押しタイマーがオフになるまで放置。以後同じ動作を繰り返す。装着レンズAF-S VR ED 70-200mm F2.8G、温度20℃。
D300Sでは、1005分割RGBセンサーで得た色や輝度情報から撮影前の被写体の状況を的確に把握し、その結果を用いてオートフォーカス、自動露出、i-TTL-BL調光、オートホワイトバランスの精度を高めています。さらに、再生時には顔認識システムにより最大10人までの人物の顔を認識し、顔を瞬時に拡大表示できるので、ピント確認に有効です。
AFセンサーにはマルチCAM3500DXオートフォーカスセンサーモジュールを採用。51点のフォーカスポイントが撮影画面を広く高密度にカバーし、被写体をより確実に捕捉します。使用頻度の高い中央部に配置した15点のクロスタイプセンサーを含む51点すべてのフォーカスポイントは、開放F値F5.6およびそれより明るいすべてのAF NIKKOR(ニッコール)レンズで機能し、優れた合焦性能を発揮。また、51点のフォーカスポイントを最大限に活用できる3つのAFエリアモード(ダイナミックエリアAF、シングルポイントAF、オートエリアAF)を搭載しています。なお、フォーカスポイントは、すばやく選べるよう11点に限定することも可能。
レリーズモードダイヤルを[Q]にセットするだけで、通常撮影に比べてミラーダウンの動作音を抑えた撮影が可能。さらにレリーズ後、シャッターボタンを押したまま衣類などでカメラを覆った後に指を放すと、より高い静音効果が得られます。学芸会などの静かな場所での撮影や、野生動物、昆虫の撮影など被写体に気づかれずに撮影したいときに便利です。