軽量コンパクトなフルサイズ・ミラーレス一眼、『SONY α7シリーズ』
電子先幕シャッターでシャッタータイムラグも短く、比較的お求めやすい価格のα7が特に人気です。
マウントアダプターを用いれば、多種多様な他社製レンズの描写を楽しめます。
「ライカのレンズを装着して撮影してみたい」というお問合せも、数多くいただくようになりました。
本日は、そんな皆様に・・・α7を楽しむために知っておいていただきたい予備知識をご紹介いたします。
まずは、こちらの写真をご覧下さい。
マウントアダプターを介してライカのMマウントレンズを装着し、撮影した写真。
写真の上部に・・・不穏な影が。
カメラの初期不良か、はたまたアダプターの構造的にケラレているのか・・・
と、思ってしまいそうなこの現象。
実は、SONY α7の電子先幕シャッターの仕様によるもの。
※α7Rの先幕は機械式の為、この現象は起こりません。
電子先幕シャッターとは・・・SONYのデジタルカメラの一部機種に搭載されている、
『先幕シャッターをイメージセンサーの電子制御でおこなう機能』
今回、色々と調べているうち、SONYホームページのQ&A内に、わかりやすい解説を見つけました。⇒コチラ
上述のページ内に、こんな記述があります。
※以下の場合は、[電子先幕シャッター] を [切] に設定してお使いください。
高速のシャッタースピードで撮影する場合
[電子先幕シャッター] を [入]で撮影すると、撮影条件によっては画面の明るさにムラが出ることがあります。
・・・こ、これだ・・・。
実際にマップカメラスタッフが検証してみた結果、
電子先幕シャッターが[入]の状態で、1/3200秒~1/8000秒の高速シャッターを切る場面では、
画面上部にカゲリが出ることがありました。
そして、SONYのアナウンスの通り、
電子先幕シャッターを[切]にすれば、同じ条件でも全く問題の無い画像が得られます。
シャッタータイムラグを短縮する最新技術にも、こんな弱点があったんですね・・・。
ライカ以外のレンズを用いた場合でも、条件さえ揃えば再現するようです。
既にマウントアダプターでSONY α7を楽しまれている方も、
これから楽しもうと計画されている方にも・・・
是非、頭の片隅に留めておいて頂きたい情報です。
さぁ、あなたもSONY α7でマウントアダプター・ライフを!!
・・・エンジョイしてみませんか?
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