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二眼レフは、いかがですか?! 番外編①

[ Category:Leica|掲載日時:2012年09月27日 16時00分]

撮り較べてみました! トリオター&クセナー

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こんにちは、久々に本編を再開させた矢先にスピンオフ登場です。

 本編をダラダラと続けているうちに、二眼レフがどんどん増殖してきました。 いろんなお店のショーケースで珍しい子と目が合うと、ついつい連れて帰ってきてしまうんですよね。(勿論、カメラの話です。) 気がつけば、その数、○○台… いや、怖くて数えるのやめてます。 ただ、とにかく場所食う… 本当に部屋中ゴロゴロしています。 本編で紹介していない子もいっぱいいますし、双子や三つ子まで…
 まぁ、そんな子たちを紹介する機会が増えればいいかな、という親心?と、お客様に「どう違うの?」とか「どれがいいの?」なんて聞かれた時に少しでも有益な回答ができればという、非常に感心な仕事意識のもと(でしょ、でしょ)、始めてみようかなと思い立った企画なわけです。
…ええ、いたって真面目な企画です。 本編の流れでクリックした方には、正直つまならい内容かと… …だってそうでしょ、スピンオフが本編より面白かった試しがありますか? そうやって手を広げて失敗した例が、どのくらいあることか…

 ……で、内容ですが、気になる機種(レンズ)の撮り較べです。 撮影場所は、自宅とその周辺。 考えてみてください。 人通りの多い所で、二眼レフ2台を首から下げ、1枚撮っちゃ、もう1台、なんて出来ますか? 怪しい人に思われること間違いなし。 そんなわけで、近場です。 
 また、雑誌企画などと違い、測定機械やカラーチャートを使ったスタジオ撮影なども出来ません。 アマチュアカメラマンが普通に撮影して、どんなものかなと見るだけです。 おまけに古い時代のカメラで、レンズの状態やシャッター精度なども1個体ずつ異なりますので、あくまで参考までにというお断りをつけなければなりません… ……大丈夫か、この企画?

 ……あぁ、まぁ、始めましょうか…

 第1弾は、ローライコードを取り上げてみました。
 1933年通称「金ぴかコード」といわれるⅠ型に始まり、最終モデルⅤb型が1977年まで続いた、ローライ二眼レフの廉価版モデルです。 撮影レンズとして搭載されたのは、カールツァイス イエナの3枚玉トリオター75mmF4.5、同F3.8、F3.5 の他、シュナイダーの4枚玉クセナー75mmF4.5、同F3.5など。 Ⅲ型まではトリオターとクセナーのモデルが存在しますが、Ⅳ型以降はクセナーのみになります。
 今回の試写に用いたのは、Ⅲ型のトリオター75mmF3.5とクセナー75mmF3.5、ともにコーティングされたレンズです。 上の写真のようにレンズ以外は全くの同形。

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 では、試写です。

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トリオター F3.5

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  クセナー F3.5

 トリオターには、トリプレットレンズ(3枚玉)の特徴である、周辺が渦のように流れるボケが現れています。 画面上部や左側の葉っぱなど、クセナーと比較すると明らかだと思います。 上部奥の光源もひしゃげたそろばん玉型のボケに。 色乗りは、トリオターの方が若干濃い目に感じられます。

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  トリオター F5.6

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  クセナー F5.6

 トリオターの流れるボケも、目を凝らさなければ分からないほどに改善されています。 というわけで、早くも区別が…

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  トリオター F8

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  クセナー F8

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  トリオター F11

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  クセナー F11

 ほんの少し、トリオターの方が色が乗っているような気がする以外、違いを表現できません。

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  トリオター F8

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  クセナー F8

 ここでも、青・緑ともトリオターの方が濃い色味を出しました。 周辺光量の落ちも目立ちますが…

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  トリオター F5.6

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  クセナー F5.6

背景も含め、線のシャープさはクセナーの方があるでしょうか。


 う~ん、3枚玉と4枚玉の違いがもっと如実に表れることを期待していたのですが… ちょっと絞り込んだだけで、区別が難しくなってしまいました。 あえて使い分けるなら、開放時から見た目に近い表現が可能なクセナーレンズか、流れるボケの表現も含め、より濃い演出を楽しめるトリオターか、といったところでしょうか。

 さてさて、今回のスピンオフ企画、1回目から早くも難局を迎えてしまいました。 初回でこれだと、次に予定しているプラナーとクセノタールの違いなんて… お~、もう既に企画倒れの予感が… おまけに今回も本編同様、フィルム代・現像代ともに自腹だし… く、苦しい… そんなわけでのノンアルコール…… 続くのか? 続けていいのか?!

 とりあえず、続く…  (文責・イット)

[ Category:Leica|掲載日時:2012年09月27日 16時00分]



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