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FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

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FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

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Xシリーズって、レンジファインダーのX-Pro2であったり、一眼モデルのX-T2だったり、また、その弟分といえばいいですかね、X-T20など、撮影スタイルと価格に応じてラインナップが選べると思うのですが、今回発売した『GFX』のGマウント機というのは、今後ラインナップが広がっていく可能性があるのかお聞きしたいのですが。
ズバリありますでしょうか?



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ええ、将来的に可能性はゼロではないと思いますよ。
「Xシリーズ」がそうであるように、本来カメラのボディ形態や操作性、性能は被写体や撮影用途によって最適化されるべきだと考えていますから。

ただ、今は全く白紙の状態です。



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フジフイルムがデジタル中判カメラを出されたことで、ペンタックスさんのカメラも含め、趣味としてのデジタル中判カメラのニーズも高まってくるだろうと思います。販売店としてもそうですが、一人のカメラ好きとしても今後の展開を非常に楽しみにしています。



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そうですね、今後にもご期待していただけたらと思います。

フィルム時代の中判カメラには、一眼レフがあって、レンジファインダーがあって、二眼レフがあって、さらに真四角(6x6)や645などフォーマット自体も種類がありました。それが中判の魅力の一つだと思っています。

『GFX』でマルチアスペクト機能にこだわったのも、そういった経緯があります。シノゴ(4×5)、ロクナナ(6×7)、ロクハチ(6×8)、24: 65というフルパノラマフォーマットとか、ありとあらゆるフォーマットを全部入れているんですよね、そういったことやっていけるのも中判カメラだからこそと思っています。



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『GFX』が発売されて間もないのに、こういった質問も変かもしれませんが、カラーバリエーションであったり、限定の、例えばペンタックスさんで漆塗りモデルのような特別モデルであったり、または博物館向けの赤外線モデルなど、『GFX』からの派生というのは考えているのでしょうか?



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うーん、例えば『GFX』でグラファイトシルバーが欲しいという方は少ない気がしますけどね。このボディであの色だと相当派手になると思いますし(笑)

限定モデルの場合、コスメティックな限定と、機能を何かしら変えた限定とがあると思います。Xシリーズは結構趣味的なところも追求しているんですけど、このカメラ(GFX)はその観点からは最も遠いかな、と思うんですよ。いわゆる撮影趣味ではなく、カメラ趣味として『GFX』を購入する人が果たしてどの程度いるのか?ということですね。『GFX』は使ってこそのカメラ、道具として使い倒してこそ価値のあるカメラだと思っています。

付け加えるなら、T(X-Tシリーズ)のラインもそういうものだと我々は思っているんです。なので、アクセサリーなどで「もっと使いやすい何か」を派生して作っていくというのはあると思います。あとはレンズですよね。どんなレンズが欲しいかは、どんどんユーザーさんから何かしら情報をあげて欲しいですね。我々もそのニーズに応えたいので。



 
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新たに23mmと110mmも発表されましたが、現在のレンズロードマップで注目度が高いのは35mm判換算で35mm相当の単焦点レンズでしょうか。風景はもちろん、スナップのような撮影でも使いやすい画角だと思いますから。とは言え、『GFX』ではスナップには大きすぎますよね。



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一般的にはそうですね。

でも、以前レンジファインダーの中判デジタル機を作ってくれって言うプロカメラマンに「何を撮るために?」と聞いたら、「当然スナップを撮るためだ」と言うんです。

私としては、スナップはカメラが目立っちゃダメなんじゃないか?と思っていたので、「こんな大きなカメラでスナップしていたら、私、写真家です。ここに居ますよ〜って看板背負っているのと一緒じゃないか?」と言ったら、「いやいや、それでも欲しいんだ」みたいな(笑)。

で、実際に発売してみたらスナップやルポルタージュに使っている写真家も結構いらっしゃって…。なので、確かに35mm相当のレンズ(GF45mm)は期待されています。

あと、レンズに関して今一番質問が多いのは望遠レンズですね。もう少し長いのが欲しいと言われます。最初のロードマップだと最長でも120mm。35mm判換算だと約95mmくらいなのでまだ少し短いんです。そこで、新たに望遠単焦点レンズとテレコンバーターのロードマップを先日発表しました。



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最後に、『GFX』を購入された方、購入をご検討されている方に向けてメッセージをいただけますか?



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『GFX』は中判カメラの緻密な描写を必要とするジャンルの撮影や、中判カメラを使いたいと思う写真家にとっては、期待を裏切らないカメラだと思います。

私は、「作品を撮る」ということはプロでもアマチュアでも、最終目標が高ければ高いほどすごくパワーがいることだと思うんですよ。撮影技術や知識を取得し、最適な機材を揃え、二度とないかもしれないシャッターチャンスを確実に自分のものにするために努力をするわけですから。

『GFX』はそういった努力を厭わず、高い精神性を持って作品を撮りたいと思っている方に是非使っていただきたいですね。デバイスに頼り過ぎず、結果をカメラのせいにしない(笑)そして、SNSを通じて広く浅く写真を観てもらうよりも、写真展や写真集でしっかり自分の写真を観て欲しいと思っている、そんな人に使ってもらえたら『GFX』の商品企画者として嬉しいですね。



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本日はどうもありがとうございました。

発売開始からおよそ2か月半経ちましたが、フィールドでは新緑の季節を迎えたこれからが『GFX 50S』の実力を発揮できるのではないかと思います。マップカメラでは今後も新商品の情報をブログやフォトプレビューサイト「Kasyapa」でお伝えしていきますのでご期待ください。



    
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