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ハッセルブラッドの、というよりはカメラの中でもかなり特殊な分類に入るカメラだと思います。
 広角専用機として作られたこのカメラはかなりおもしろい特徴がいっぱいあります。
このカメラはカメラにレンズが付いているというよりもレンズにカメラが付いているといってもよいほど、ボディのメカニカル部は非常にシンプルな構造になっています。もともとレンズシャッターなので構造上シャッター無しのレンズに比べて制約があるのですが、このレンズに関しては妥協をせず、レンズの性能を可能な限り引き出せるように作られた為、ものすごく後玉が飛び出した形になりました。
~というわけで一眼レフタイプのボディに装着するとミラーにぶつかってしまう為専用のボディが作られたわけです。ミラーがないのでこのカメラは目測撮影になるのですが、超広角レンズということもあり撮影はそれほど難しくありません。主に建築関係の撮影をする為に作られたカメラだと思いますが、風景などを撮影すると思いがけないダイナミックな絵が出来上がります。
 SWCはそれほど多く作られていない割にはいくつかのバリエーションがあります。
最初に作られたのはレンズ鏡胴がシルバーのアルミニウムタイプのもので、1959から1969迄作られました。1970年頃になるとこの鏡胴が艶消しブラックになります。あとそれまでビューファインダーの接眼部が小さかったのに対しこのころから少し大きなゴムを取り付けることによってメガネをかけた状態でもメガネが傷つきにくくなりました。1972年になるとそれまでシルバークロームのみであったボディにブラックのボディが加わります。1973年になるとT*コーティングがなされるようになり、カラーでの発色がさらに良くなります。
 あと、SWCには弱点があり、構造上ポラロイドフィルムマガジンが取り付かないため使用出来ません。そこで当時日本の代理店であるシュリロカンパニーでは、これに対応する為にビューファインダーと三脚座金をかさ上げし、チャージレバーをラチェット式にすることによりポラロイドフィルムマガジンを使用出来るように改造するというサービスを行いました。その後この改良されたSWCはSWC/Mという名前で販売されるようになりました。
 本来プロ仕様のカメラであるハッセルブラッドは、日々ユーザーのニーズに合わせて本当に細かなマイナーチェンジを繰り返し、現在でも常に良い物を提供し続けてくれるカメラだと思います。
だからハマるとつらいですねぇ・・・
HASSELBLAD SWC(SuperWide C)
1959年~1980年製造
総生産台数約26,582台
撮影レンズ:C Biogon38mmF4.5
シャッタースピード:B、1~1/500秒 シンクロコンパー
画角: 対角線 90° 水平線 72°
フィルター径:シリーズ63
レンズ構成枚数:8枚 撮影範囲:0.3m~∞
SWCの現在の在庫は→こちら
※往時のカタログ

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