【マップカメラ情報】PENTAXにREVUENONで行こう[King-Mountの沼]
今回も日本では販売されていないはずのレンズです。
でも「Made in Japan」です。
「AUTO REVUENON MC 28mm F2.8」を引っ張りだしてきました。
旧西ドイツのカタログ通販会社の「Quelle」のカメラ部門のブランド「Revue」の商品です。(「Quelle」は現在ではインターネット通販を行っています。)
この会社のカメラ部門は自社生産は行っておらず生産委託で商品供給を行っています。
過去、生産委託先は多義にわたり西ドイツに始まり旧共産国・日本・韓国と、日本だけでもコニカ・チノンなど数社あります。
今回引っ張り出してきたレンズは最初に書いたとおり日本製です。
レンズの形もピントリングより鏡筒がかなり前に出ておりあまり見かけない形です。「PENTAX A」レンズの28/35/50mmが似たような形をしています。フィルターサイズも49mmパイで珍しい部類です。「CHINON AUTO 28mm F2.8」にピントリングのゴムの形状は違いますが形は似ており距離表示・絞り値表示の文字形はに酷似しています。本当に資料が無い謎のレンズです。
今回のフードは「PENTAX TAKUMAR 28mm F3.5」用角型メタルフードを使用してみました。
完全なる見かけ重視で、遮光性は全く考えていません。フードの取付け部分に奥行きがあるためかなり鏡筒の方までくい込みます。
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写りはコントラストは高め色は濃くでます。ボケも汚くありません。古いレンズですので解像度はそれなり、大きく伸ばさなければ及第点。(同時に「smc-PENTAX FA 28mm F2.8」を使用していましたの余計解像度の差を感じました。)
このレンズがチノンが供給元ならばあの「富岡光学(現在の京セラオプテック株式会社)製」の可能性もありますが詳細は不明です。
今回も「画像仕上げ」「デジタルフィルター(DF)」を楽しみました。(撮影時間よりお茶の時間が多いということで・・・)
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