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【マップカメラ情報】ライカ M6を知ろう VOL.11 M6の「ファインダー倍率」について

さて、今回のM6のテーマは「ファインダー倍率」。

そもそもファインダー倍率って何?
一眼レフの場合、レンズを装着してファインダーを覗くと移る範囲がわかるのですが、
レンジファインダーはレンズとファインダーの位置が違うのでそういうわけにはいきません。
そこで、レンジファインダーカメラは、カメラによって異なりますがファインダーの枠を設けて
撮影範囲を決める方法をとっています。ファインダーを作るにあたって枠を入れなきゃいけない
んですが、ファインダー倍率(人の目を「1」とする基準)を変えることによって様々な
ファインダー枠を入れることができるんです。

では、ファインダー倍率を変える事によってどうなるのか?簡単にご説明します。
ファインダー倍率を1に近づけるとファインダーが拡大され二重像が大きくなりピント合わせが
し易くなりますが、拡大することにより広角のファインダー枠を入れることができなくなります。
ファインダー倍率を1から遠ざけると広角レンズのファインダー枠を入れることができますが、
倍率を縮小することにより二重像が小さくなりピント合わせがし辛くなります。
倍率によって同じレンズを付けた時に枠の大きさが大きくなったり小さくなったりしますが、
実際に写る範囲はどれも同じように写りますのでご安心ください。
倍率が変わるとどんな感じになるのかは以下の倍率表を見てください。

*当時のライカのカタログより抜粋
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じゃあどのファインダー倍率を選べばいいの?という事になりますが、そういった場合はまず
どんなレンズを使いたいのか考えてください。広角レンズの場合はファインダー倍率の低い
タイプ、標準レンズ(50mm)を中心に使う場合はファインダー倍率の高いタイプを選んでください。
M6のファインダー枠の中で一番広角の枠は28mmなのでそれ以上広角のレンズを使用する場合は
アクセサリーシューに取り付けるファインダーを購入する必要があります。
あと、最初に買うレンズ、次に買うレンズを決めて選ぶという方法もあります。ライカはアクセサリーを
買うのにも金銭的に結構負担が掛かりますからね~大変ですよ~

とにもかくにも「ライカを買う」、ということはそれなりのパワーがいりますからね。
この倍率表を見てもちっともよくわかんなかった方は是非当店に来ていただければ現物を見て
もらえますし、スタッフがバッチリ教えてくれますので今よりも分かってもらえると思います。
ご来店できない方はお電話でも遠慮なくご相談ください。
ライカは夢のカメラではありませんよ~

使う喜び、「持っている」という喜びを味わえるカメラは楽しいですよ。



[ Category:Leica | 掲載日時:09年05月22日 10時30分 ]

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