Select Language
OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 絞り:F5.6/ シャッタースピード:1/125秒 / ISO:400/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14

OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

コンパクトながら明るさと描写性を兼ね備えたレンズと、過酷な環境下にも負けないタフなボディからオリンパスのカメラはフィールドカメラとして絶大な支持を受けてきました。システムがマイクロフォーサーズへと移行し、多くのフィールドカメラマンが待ち望んでいたのがプロユース向けの超望遠レンズだったのではないかと思います。今回Kasyapaでご紹介するのは『OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO』。の35mm判換算600mm相当の焦点距離を誇る超望遠単焦点レンズです。
オリンパスの高性能レンズといえば、フォーサーズ時代に登場した「SHG(スーパーハイグレード)」、通称「松レンズ」呼ばれるレンズシリーズが有名かと思います。今はそれに代わる存在としてマイクロフォーサーズ規格で「M.ZUIKO PRO」と呼ばれるレンズシリーズが登場し、今回の300mmもそのPROレンズの1本なのですが、メーカー自身が「オリンパス史上最高レベルの解像力」と言うほどの意欲作に仕上がっているレンズとのこと。さっそくその描写力を確かめるべく試写へ向かいました

遠くに居るトラを撮るために1.4倍のテレコンも装着して換算840mm相当で狙いました。その写りはふわりとした毛並みと鋭い瞳の奥まで鮮明に写し出す驚くべき描写力。そして840mm相当をシャッタースピード1/125で手持ち撮影しても、ブレを感じない世界最強6段の「5軸シンクロ手ぶれ補正」は まさしく最強の名に偽りのないもの。これほどまでに高性能ながら使いやすい超望遠レンズは初めての経験です。
OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO絞り:F8/ シャッタースピード:1/800秒 / ISO:200/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


絞り開放から色滲みのない描写を発揮する本レンズは、絞ってもフォーカス部のシャープネスの変化が感じられないほどの超高解像力です。ざらりとした木の質感と浮き出た木目の立体表現が見事です。


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 絞り:F4/ シャッタースピード:1/200秒 / ISO:400/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


なんかお尻の写真でスミマセン。この動物は何かわかりますか? シマウマ・・・ではなくオカピという動物です。世界三大珍獣とも言われるオカピはこのお尻の縞模様が特徴の一つ。美しい前ボケも相まって、ファンタジックなお尻写真になりました。


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 絞り:F4/ シャッタースピード:1/200秒 / ISO:400/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


レッサーパンダのモフモフした毛並みがたまらないです。浮き立つような立体感も本当に見事ですね。


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 絞り:F4/ シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:400/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

絞り開放から驚くほどの解像力を持つレンズはありますが、周辺光量・ボケ味・利便性も兼ね備えたパーフェクトなレンズはそれほど多くありません。描写性能を求めれば必然とレンズが大きくなってしまうのは当然のことで、センサーフォーマットが大きくなればなるほどレンズも巨大化していきます。そこでオリンパスが選んだのがマイクロフォーサーズという選択肢。センサーサイズを小さくすることでカメラシステム全体も小型化することができ、フルサイズ用では不可能な小型で高性能な明るいレンズを作ることができます。『M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO』もその恩恵を大いに受けてできたレンズで、換算600mm相当ながら全長は227mm(フード収納時)、重量は1.27kg(三脚座なし)という小型軽量。しかしながらその中身はスーパーEDレンズや、HRレンズ、E-HRレンズなどの光学レンズをふんだんに使用した贅沢な光学設計で、そこに新レンズコーティングである「Z Coating Nano」を施すことにより、クリアで高解像な描写を実現しています。また世界最高の約6段の補正性能を兼ね備えていますから、中望遠のレンズを使うような感覚で手持ち撮影が可能です。フルサイズシステムの描写も魅力的ではありますが、『M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO』のような高画質を手軽に使えることで、持ち出すフィールドや撮れる写真というのは確実に変わってくるはずです。


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 絞り:F4/ シャッタースピード:1/160秒 / ISO:400/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO



ここまで写るのか!と思うほどオシドリの羽毛を写し出しています。しかも絞りは開放のF4ですからね。本レンズの真の実力を伺える1枚です。


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO絞り:F8/ シャッタースピード:1/400秒 / ISO:200/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


どこまで写るものなのかと木々の枝振りを撮影した1枚。そのすさまじい描写力に息を飲みました。


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 絞り:F4/ シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:200/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


撮影した時期はまだ梅の花が咲いていました。この写真を見て「600mmで梅の花をこんなに大きく撮れるの!?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。もし小さな梅の花をフルサイズの超望遠レンズを使用し、トリミングなしで撮影したらこの構図は不可能です。『M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO』は最短撮影距離は1.4m、撮影倍率は0.24倍(35mm判換算0.48倍相当)と被写体を大きく撮ることも可能なレンズです。


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 絞り:F5.6/ シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:200/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


観覧車を縦に見て撮影した1枚。細く複雑に組まれた鉄骨をキレのある描写で収めることができました。


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 絞り:F4/ シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:200/ 使用機材:OLYMPUS (オリンパス) OM-D E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO


海面に反射する夕日の光とカモメの後ろ姿。羽の緻密な描写はもちろん、美しい光源ボケを見せてくれます。


OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

『OLYMPUS (オリンパス) M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO』は超高性能という言葉がピッタリの一本でした。描写性能は驚くほど高く、超望遠レンズとして文句のつけようがありません。しかも小型軽量かつ、強力な手振れ補正を装備していますから「換算600mm」というイメージとは全く違う、使いやすさと機動力も兼ね備えています。これはいままでフォーサーズシステムの望遠レンズを使用してきたユーザーの方達にも是非おすすめしたいレンズですね。F2.8という明るさはありませんが、一日中フィールドで持ち歩いても苦にならない大きさと、開放からキレのある描写は他に代えることのできない大きなアドバンテージです。『 M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO』はオリンパスの光学技術、ZUIKOレンズの力を感じた1本でした。


Photo by MAP CAMERA Staff




Kasyapaトップへ戻る"

[Category: OLYMPUS|掲載日時:2016年03月30日 03:40:00 PM]

面白いと思ったらコチラをClick!120票


SONY α9II

546:そのスピードの虜となる『SONY α9II』[2019年11月04日]

焦点距離:46mm / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:12800 / 使用機材:SONY α9II + FE 24-70mm F2.8 GM SONYα9II ミラーレスカメラの弱点とも言われていた動体撮影を高い技術で克服し、プロのニーズに応えた「SONY α9」の登場が2017年5月。それから約2年半の歳月を経て、さらにブラッシュアップされた「α9II」がデビューしました。 α9IIといえば、圧倒的なスピード。データ量の多いフルサイズ機にもかかわらず、連写をはじめとした...
続きを読む
SONY α6600

545:機動力を写真の力に『SONY α6600』[2019年11月03日]

焦点距離:16mm / 絞り:F11 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:200 / 使用機材:SONY α6600 + E 16-55mm F2.8 G SONYα6600 次々と新たな技術を投入し、カメラの未来を大きく変えてきたソニーのα。その中でもα6000シリーズは高性能と軽快さを両立させたAPS-Cミラーレス機で、パパカメラから写真趣味のハイアマチュア、プロのサブ機まで幅広いユーザーから支持されています。そんな人気シリーズの最上位機種がついにモデルチェンジしました。今回のKasyap...
続きを読む
Canon RF24-240mm F4-6.3 IS USM

544:思い立ったら自在に撮影できる快適なレンズ『Canon RF24-240mm F4-6.3 IS USM』[2019年10月29日]

焦点距離:24mm / 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/80秒 / ISO:100 / 使用機材:Canon EOS RP + RF24-240mm F4-6.3 IS USM CanonRF24-240mm F4-6.3 IS USM キヤノンより、35mmフルサイズミラーレス対応の10倍ズームレンズが発売されました。24mmの広角から240mmの望遠まで、これ1本でカバーできます。ショートバックフォーカスが特徴のRFマウント用にすることで、小型・軽量化を実現。旅行や街撮りをはじめとした幅広いシーンでの活躍が期待できます...
続きを読む
SIGMA fp

543:カメラの新しいカタチ『SIGMA fp』[2019年10月25日]

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:200 / 使用機材:SIGMA fp + Contemporary 45mm F2.8 DG DN SIGMAfp 衝撃の製品発表から早3ヶ月、ついにこの注目機種が発売されました。今回のKasyapaはポケットサイズのフルサイズミラーレス機、そしてスチルカメラとシネマカメラを融合した全く新しいカメラ『SIGMA fp』のご紹介です。 この『fp』発表の際、「デジタルカメラの脱構築」をキーワードに、スチルカメラ、シネマカメラ、そしてスマートフ...
続きを読む
FUJIFILM XF16-80mm F4 R OIS WR

542:XFレンズの新しいスタンダード『FUJIFILM XF16-80mm F4 R OIS WR』[2019年10月25日]

焦点距離:16mm / 絞り:F5 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:640 / フィルムシミュレーション:Velvia 使用機材:FUJIFILM X-T3 + XF16-80mm F4 R OIS WR FUJIFILMXF16-80mm F4 R OIS WR 焦点域で選ぶのか、明るさで選ぶのか、多くの方が直面するズームレンズ選びのテーマだと思います。フジフイルムのXFレンズで言えば、通称・大三元レンズに相当する『XF16-55mm F2.8 R LM WR』のF2.8通しズームがあり、焦点距離なら7.5倍のズーム域をカバーできる『XF...
続きを読む