Select Language




SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F4/ シャッタースピード:1/200秒 / ISO:200/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


「Carl zeiss Planar(カールツァイス・プラナー)」といえば、カメラ愛好家の中で知らない方はまずいないでしょう。その名のレンズは100年以上前に誕生し、時代とともにその形を変えつつも、今もなお「極上の写りをするレンズ」として語り継がれている伝説的な銘レンズです。今回のKasyapaはそのPlanarの名を持つ最新レンズ『SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』のご紹介です。
α7シリーズに対応した標準レンズは『Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA』、『FE 50mm F1.8』と共に写りの良いレンズが発売されていましたが、標準レンズの帝王とも呼ばれる『Planar 50mm F1.4』が同じ焦点域で登場したことにとても驚きました。『Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA』も素晴らしい描写を持つレンズなのですが、今回の『SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』はその上を行く、つまりα7RIIだけでなく次世代の高画素機まで見越した設計のレンズなのか。またはユーザーから「F1.4」と「Planar」の要望がとても多く、それに最新の光学設計で応えたレンズなのか。どちらにしてもその描写性能が非常に気になるところです。果たして最新のPlanarはいかなる写りを見せてくれるのか、早速レンズを携え撮影に向かいました。

まずはPlanarらしいコントラストの良さが分かる写真から。雨に濡れたバイクの質感やクロームパーツの艶やかな輝きが、Zeissレンズらしい色の深い味付けによってとても雰囲気のある写真に仕上がりました。少し絞ったF4での撮影ですが、解像力やぼけ味も申し分ありません。すばらしい写りです。

SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F11/ シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


どれほどの高解像力かを見たくて、F11まで絞りガラス面の美しい建物を撮影しました。絞ったとしても四隅の端は粗が見えたりするものですが、ここまでフラットかつシャープに写るレンズはなかなかありません。また、強烈な日差しが右上から降り注いでいたのですが、反射している金属面にフリンジが全く見られないのにも驚きです。ガラスの質感や立体的な表現も見事です。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4/ シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


続いては絞り開放での描写。近接時のピントはとても浅いのですが、マクロレンズかと見間違うほどの解像力です。また、ぼけ味もキレイと一言で言えないほど濃さを感じます。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F8/ シャッタースピード:1/15秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


Planarの高い描写力もさることながら、α7RIIの解像力と手振れ補正の性能にも改めて驚かされました。ミラーレス機とはいえ1/15秒でも安心してシャッターが切れるのは、撮影をしていてとても心強かったです。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4/ シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


『SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』は被写体をより印象的に見せるレンズといったらいいでしょうか、心に留まるような被写体や柔らかな光などを美しく捉えてくれます。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4/ シャッタースピード:1/640秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA



噴水から流れ出る水を捉えた一枚。奥行きを感じる立体的な描写ですね。一瞬時が止まったように見える写真です。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4/ シャッタースピード:1/30秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


薄暗いシーンでもブレずにシャッターが切れるのが明るいレンズの魅力の一つ。F1.4といえど抜け感と解像力が非常に高く、一昔前のレンズのようなフワッとした描写の柔らかは一切感じられません。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4/ シャッタースピード:1/250秒 / ISO:400/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


『SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』は被写体を浮き立たせるようなシーンにとてもいい描写をしてくれますね。これからの季節、夏祭りの夜などにも活躍してくれそうです。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4/ シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA



SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA



SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4/ シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


今や絞り開放から高解像力を発揮するレンズは多くのメーカーから発売されていますが、「そのレンズらしさ」と言えるような個性や描写の味を感じられるレンズが少なくなってきたように思います。 その点からすると『SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』は高い描写性を持ちつつも「Planarらしさ」を感じられるレンズと言っていいでしょう。ガウスタイプながら9群12枚という複雑に進化したレンズ構成なのですが、その写り味は高コントラストで解像力も高く、ぼけ味はとても濃厚なのが特徴です。FEレンズで初のPlanarである『SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』はその名に偽りのない銘レンズと言っていいでしょう。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4/ シャッタースピード:1/500秒 / ISO:400/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


ラベンダーの花畑に居た小さなミツバチ。フォーカスした蜂の存在感を、深いぼけ味がより一層引き立てています。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F4/ シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


少し絞ればとても抜けの良い描写を見せてくれます。印象的なポートレートから風景写真まで、オールマイティにこなせるのも本レンズの魅力でしょう。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F4/ シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


浜辺に並べられた色とりどりの灯篭。斜光が射す時間帯だったのですが、コントラストの高い発色で写し出してくれました。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA 絞り:F1.4/ シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100/ 使用機材:SONY α7R II + Planar T* FE 50mm F1.4 ZA


夕陽の中で釣りをする親子。『SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』は何気ない日常もドラマチックに撮ることのできるレンズです。


SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA



『SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』は銘レンズの名にふさわしいレンズでした。
少々大柄で重さを感じるレンズではありましたが、それは高い光学性能を求めたがゆえのこと。一度この写りを味わってしまうとその大きさに不思議と納得をしてしまうはずです。個人差はあるかもしれませんが、『Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA』のように絞り環が付いたことで操作系がよりダイレクトになり、感覚的に操作・撮影ができるようになったのもポイントです。「クリックON/OFF」に切り替えるスイッチも付いているので、動画撮影にも大いに活躍してくれることでしょう。
AFに関しては、大口径レンズの大きなフォーカスレンズを動かすために『FE 85mm F1.4 GM』と同システムのリングドライブSSMを採用したことで被写界深度の浅いF1.4レンズでも精度の高いピント合わせを実現しています。これはα7RIIで使用する方でしたら是非[瞳AF]の機能を使って体感していただきたいですね。驚くほどピントを素早く正確に合わせてくれますから、ポートレートの撮影方法がこれから変わると思いますよ。

『SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA』は開放でも絞っても素晴らしい写りを見せてくれるレンズです。撮影ジャンル問わずレンズの描写にこだわりを持たれている方全てにお勧めできる1本です。

Photo by MAP CAMERA Staff





Kasyapaトップへ戻る"

カテゴリー: SONY   
この記事が面白いと思ったらここをクリック!→投票数:99票   




≪BEFORE Top Page NEXT≫

SONY α7R IV 534:これが6100万画素の画質力『SONY α7R IV』 2019年09月08日
焦点距離:20mm / 絞り:F8 / シャッタースピード:0.4秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7R IV + FE 16-35mm F2.8 GM SONYα7R IV 人気のフルサイズミラーレスカメラを牽引するソニーからまた凄い製品が登場しました。高精細シリーズ「R」の4代目『α7R IV』は、従来機の有効4240万画素から6100万画素へと一気に高画素化されました。 中判サイズの5000万画素カメラが登場した際に、35mmサイズセンサーの限界が見えた気がした筆者にとっては、まさに晴天の霹靂...
続きを読む
SONY FE 35mm F1.8 532:理想のスタンダードレンズ『SONY FE 35mm F1.8』 2019年09月01日
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7 III + FE 35mm F1.8 SONYFE 35mm F1.8 数多いFEレンズのラインアップの中でもコストパフォーマンスに優れたスタンダードシリーズはFE 50mm F1.8、FE 85mm F1.8とありましたが、広角側の35mmが遂に追加され、スナップからポートレートまで幅広い撮影に対応できるようになりました。今回のKasyapaは多くの方が待ち望んでいた1本、『SONY FE 35mm F1.8』のご紹介です。 ...
続きを読む
SONY RX100M7 531:コンパクトの新境地『SONY Cyber-shot DSC-RX100M7』 2019年09月01日
焦点距離:9mm (約24mm)/ 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY DSC-RX100M7 SONYCyber-shot DSC-RX100M7 躍進するα7シリーズと並行して、RXシリーズも代を重ねるごとにファンが増えているカメラです。従来のコンパクトカメラのサイズを維持しながらも、その性能は最新のミラーレス機並み。鮮明な内蔵EVFを覗き込みながらシャッターを切れば、1インチセンサーとは思えない高画質とレスポンスの良いAF性能に誰しもが驚くは...
続きを読む
SONY (ソニー) FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 530:Eマウント待望の超望遠ズーム『SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS』 2019年08月24日
焦点距離:600mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:400 / 使用機材:SONY α7R III + FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS SONYFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS 一言でズームレンズと言っても、焦点域やF値など様々な種類が存在します。その中でも400mmを超える焦点域をカバーできる超望遠ズームレンズは近年注目を浴びているジャンルの一つ。今までは一眼レフ用やマイクロフォーサーズ用しか存在していなかった超望遠ズームレンズですが、ついにフル...
続きを読む
SONY FE600mm F4 GM OSS 529:プロフェッショナルに必要とされる超望遠『SONY FE600mm F4 GM OSS』 2019年08月02日
絞り:F5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:1250 / 使用機材:SONY α9 + FE 600mm F4 GM OSS SONYFE600mm F4 GM OSS ソニーより待望の大口径超望遠単焦点レンズ『 FE 600mm F4 GM OSS』が登場しました。 本レンズの発表時、ソニーの担当者から「弊社はカメラセンサーの開発も並行して行なっているので、数年先のカメラを見据えてレンズ設計を行っている」と伺いました。数年後は何万画素になっているのだろう?と想像した矢先に6100万画素の「α7RIV」...
続きを読む

 [TOP Page] | Leica Canon | Carl Zeiss & Voigtlander | FUJIFILM | Nikon | OLYMPUS | Panasonic | PENTAX & RICOH | SIGMA | SONY | TAMRON | etc. |