絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSMSIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM
ニコンマウントで撮るシグマArtレンズシリーズ、第4弾は『SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM』です。
これまでに紹介した3本(24mm、35mm、50mm)には、同スペックのニコン純正レンズがあり、それぞれを比較する楽しみもありましたが、焦点距離20mmでF1.4の大口径を誇るのは本レンズだけ。 超広角でありながら大口径ならではの明るさと大きなボケ味が楽しめるという、本レンズでしか体感できない贅沢な写りを体感すべく、撮影に出掛けてきました。
まずはレインボーブリッジをくぐる船の上からワイドな画角を堪能します。超広角ならではのパースが橋の雄大さを伝えています。すっきりとした青空ではなかったものの、夏ならではの蒸し暑さも伝える高い解像力です。日差しの関係でF5.6まで絞った分、画面の隅々までとてもシャープに捉えてくれました。広大な景色の撮影に向いた超広角ならではの気持ちのよい描写です。
絞り:F4 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM花壇ではキバナコスモスが見頃を迎えていました。密集して咲く花を広い画角で撮影するとゴチャゴチャした印象になるので、一つの花に近寄って撮影しました。本レンズの最短撮影距離は27.6cm。大きなボケが、たくさんの花の中の1本を綺麗に引き立ててくれます。背景と主役を別々に撮ったかのような高い立体感を披露してくれました。
絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM
絞り:F2 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:64 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM周辺減光は超広角大口径レンズならではの味。視界が中央に寄るため、海へ続く堤防をより長く見せるスパイスになります。
絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:64 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM
絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:450 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM
絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:1400 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM撮影日が夏休み期間中だったこともあり、子供達が水槽前を占拠。邪魔にならないよう少し離れた位置からの撮影でも、水槽内のマグロを綺麗に捉えています。これだけの高い描写力があれは、クロップ撮影はもちろん、大きくトリミングすることで、広角、標準と幅広い画角域で活躍が見込めます。
絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/640秒 / ISO:1600 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM前玉が飛び出た超広角レンズですが、鏡筒一体型の金属製フードがレンズの前面をしっかりカバーしているので、思わず水槽に触れてしまっても、レンズを傷つける心配はありません。
絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D810 + SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM
まもなく4575万画素の「D850」が発売されます。D850を使ったらもっと凄い写真が撮れるのではないかと期待も膨らみます。D810も必要十分以上のスペックを持つ高精細モデルですが、それでもなお、そう感じさせてしまう高いポテンシャルを感じました。ぜひお試しください。
Photo by MAP CAMERA Staff







