PanasonicLUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH POWER O.I.S
パナソニックの『LUMIX G VARIO 14-140mm F3.5-5.6 II ASPH POWER O.I.S』は、小型・軽量にもかかわらず、光学10倍ズームと光学手ブレ補正機能が搭載されているのが特徴です。マイクロフォーサーズ用レンズの14-140mmといえば、35mm換算で28-280mm。広角から望遠までよく使う長さのズームレンズ2本が1本になったような、お得なレンズなのです。そんな当レンズを持って、庭園と動物園に撮影に行ってきました。
ここ三溪園の「鶴翔閣(かくしょうかく)」は、原三溪が建てた家屋で、現在は横浜市指定有形文化財となっています。三が日に鶴翔閣の内部が特別公開されていたので、見学に行ってきました。底冷えする寒さが続く中、温かい光が射しています。昔の建物なので気密性が高いとは言えませんが、陽が当たるとぽかぽかしてきました。この写真からは、歪みのない素直な描写が見て取れます。
子どもも大人も、すごろくや福笑いなどのお正月らしい玩具で遊んでいました。特に百人一首は人だかりができていました。百人一首を題材にした漫画が映画化されるなど流行っているためかもしれません。
庭に出ると、水仙の花がありました。ひとつの茎から複数の花が咲いています。望遠域で近寄って撮ると、背景が大きくボケてくれました。
広い庭には小高い丘があり、その上には旧燈明寺三重塔がそびえ立ちます。大きな池と共に、三溪園のシンボルと言えるでしょう。園内には古い建造物が立ち並びますが、こちらの三重塔は中でも最も古く、室町時代(康正3年・1457年)のものだそうで、関東で一番古い三重塔でもあるとのことです。青空にくっきりと映える三重塔に室町時代への思いを馳せます。
場所を移して野毛山動物園へ。まずはレッサーパンダを撮りました。レッサーパンダはオレンジっぽいカラーリングで派手だなと思っていましたが、こうして枯葉の中にいると保護色で目立たず、なるほどと思い直しました。葉が乾燥してカサカサしている感じがよく描写されています。
フラミンゴが水浴びをしていました。それはそれは念入りに浴びており、10分はバシャバシャとやっていました。シャッタースピードを1/1000秒まで早めて、フラミンゴの動きや水しぶきを止めて撮りました。
ハツカネズミが集まって暖を取り、うっとりした表情を見せています。今年の干支の動物ということで、たくさんの人に囲まれていました。鼻先や口元がピンク色なのが可愛いです。このハツカネズミと触れ合うことができたのですが、手に乗せても体重を感じないくらい軽かったです。手のひらから腕、肩へとあっと言う間に登り、襟足で止まり髪に包まっていました。きっとそこが温かく心地よかったのでしょう。
手ブレ補正付き光学10倍ズームレンズ
小型・軽量にもかかわらず光学10倍ズームであり、光学手ブレ補正までついているレンズです。小さく軽いため携帯性に優れるのもポイント。ボディに付けて首から下げていても、疲れたりレンズをぶつけそうになったりするストレスがありませんでした。光学手ブレ補正も、スローシャッターの際に強い味方になってくれます。また周辺まで解像感も高く鮮明な画を得られます。それから、周辺の解像感もよいと感じました。日常のスナップから旅行、スポーツなど、幅広い撮影シーンに対応できます。ぜひお試しください。
Photo by MAP CAMERA Staff