576:『OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO』
2020年03月13日
OLYMPUSM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
今回はオリンパスの『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO』をご紹介します。マイクロフォーサーズ対応、35mm換算で24-90mm相当の標準ズームレンズです。驚くのはその小ささと軽さ。F4通しのレンズにもかかわらず、長さは70mm、重さは254gしかありません。そして、ズーム全域で最大撮影倍率0.5倍というマクロ性能を併せ持ちます。そんな当レンズをOM-D E-M5 Mark IIIに合わせ、街にでかけました。
公園でスケートボードの練習をしている方が数十人いらっしゃいました。素人目に一番技が素敵に見えた方に声をかけたところ、ランプ技を見せてもらえることになりました! 目の前で技を堪能……かっこよすぎます!マイクロフォーサーズですから開放でもピントを合わせやすいです。
公園では梅が満開を迎えていました。青空と梅の花、そして鉄塔の白という色のコントラストが美しかったです。
きれいな花が咲いていました。当レンズはハーフマクロ。最短距離は広角側が12cm、望遠側が23cmと、例えば広角側であればフードギリギリまで寄れることになります。寄れないとストレスに感じる筆者ですが、当レンズではストレスフリーで気持ちよく撮影することができました。
ちょっと意地悪をして太陽にレンズを向けてみましたが、嫌なフレアやゴーストがでることはありませんでした。オリンパスは当レンズの耐逆光性能について特別謳ったりはしていません。謳っているにもかかわらず実際は逆光に強くない他メーカーのレンズがあることを考えると、オリンパスの品質基準の厳しさを伺い知ることができます。
バスケットボールの練習をしているグループがいました。普通はボールは1つですが、いくつも同時に投げられている様が面白く、写真を撮りました。
場所を移して、飛行機を撮りにいきました。空港のそばなので、12-45mmでも比較的大きく撮ることができます。機体に斜めに光が当たり美しいです。
飛行機のお腹を撮りたくて、飛行機が通るルートへ。何機か撮っていると、お腹にメープルリーフマークが付いた、おしゃれな飛行機が通りました。
30分も撮っていると、青かった空がオレンジ色になってきました。夕日と飛行機を一緒に撮って、この日の撮影は終了。
世界最小・最軽量の標準ズームレンズ
世界最小・最軽量(※)の標準ズームレンズで、近接撮影にも強いという『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO』。マイクロフォーサーズシステムの良さを引き出し、ストレスなく撮影をすることができました。当レンズはその快適さで写真を撮る悦びを与えてくれました。
また描写は高解像で画面周辺部まで精細。スナップや風景をはじめとしたさまざまな場面で、高画質な撮影を楽しむことができます。ぜひお試しください。
※2020年2月12日時点。F値固定の標準ズームレンズとして世界最小最軽量
Photo by MAP CAMERA Staff