753: 標準ズームレンズのニュースタンダード、登場。『OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II』
2022年03月04日
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
マイクロフォーサーズの標準ズームレンズの「定番」として支持されている『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO』。その待望の後継機が8年以上の時を経てついに登場です。後継レンズである『M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II』は大幅に進化し、「ニュースタンダード」と呼ぶにふさわしい風格を兼ね備えています。35mm換算で広角24mm相当から中望遠80mm相当を網羅し、全ての焦点距離で開放F値2.8の明るさがあります。最新のテクノロジーを詰め込むことで、画質や耐環境性能が向上し、幅広い焦点距離域で高画質な撮影が可能となっています。さらに小型化しただけでなく、マクロ撮影など幅広いフィールドで活躍する多彩な機能が搭載されています。そんな当レンズで街を撮影してきました。フォトプレビューをどうぞご覧ください。
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
歴史ある立派な建物。内部に入り壁を見上げると、立体的でなんとも素敵な装飾が施されていました。まるでデコレーションケーキで、なんとも美味しそうです。
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
歴史ある講堂。たくさんの席があり、そこへ午後の優しい光が入ってきます。そして角度によっては外の景色が机の上に反射して、その質感を際立たせます。時が止まったような光景に息を呑みます。
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
変わった形の木がありました。夕陽がサイド光として当たっていて、その部分は赤っぽく色味がかっています。シルエットにすることもできましたが、そのサイド光が面白いと思い、立体的に写し取ります。
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
グラスが下がっている店内をガラス越しに撮りました。像が複雑に重なり合い、一見なにが写っているかわかりにくいかと思いますが、筆者はそういう写真が好きだったりするのです。
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
エレベーターの籠がいま何階にあるのかを示す装置。新しい建物はそれがデジタルのデザインになっている場合が多いですが、これはレトロで素敵です。
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
寒さですずめが真ん丸に丸まっていました。愛らしいその姿を見つめていたところ、小さな物音に反応してヒュッとうずらのように少し細長くなりました。すずめではないようなフォルムがまた可愛くてお気に入りの一枚です。
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
花にレンズを寄せ先端にピントを合わせ、繊細な花先を捉えます。当レンズの最短撮影距離は20cm、最大撮影倍率はテレ端で35mm換算0.6倍相当となっています。自然な淡い色も相まってふんわりした雰囲気で撮れました。
使用機材:OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
今度は正反対に硬い光を写真に収めます。ビルに夕陽が当たり、力強く反射しています。美しいガラスの建物ですが、強い光のイメージからどこか工業的な印象を受ける仕上がりになりました。同じ建物でも光で表情が変わるから不思議なものです。