
重さを感じさせない、究極の常用レンズ。期待の新作『 FUJIFILM フジノン XF23mm F2.8 R WR 』をご紹介します。
本レンズ最大の特徴は、超小型・軽量設計と高い解像性能の両立。全長は「XF27mm F2.8 R WR」と同サイズ、重量わずか約90gという驚きの軽さを実現しました。35mm判換算で35mm相当という画角は、スナップや日常の記録に最適。常にカメラに付けて持ち歩きたくなる、常用レンズとして最高の相棒です。レンズ構成は6群8枚(非球面レンズ2枚)を採用。中心部から周辺部まで収差を極限まで抑えた、キレのある描写をぜひご覧ください。
時折、春の訪れを感じる瞬間が増えてきた2月下旬。この日は、春を目前にした特有の強い風が吹く中での撮影となりました。
日陰に一歩入れば冬の冷たさが残っていますが、日向に出れば風さえも心地よく感じるほど。そんな季節の境目を感じさせる穏やかな光の中で、シャッターを切ります。
本レンズは、有効画素数約4020万画素の超高画素センサーにも耐えうる、極めて高い光学性能を兼ね備えています。線の細かいビル群の写真を撮影しても目立った収差は何も見られません。絞り込んで撮影したとはいえパンケーキレンズと呼ばれる小さなレンズとは思えないほどです。
スナップ撮影において重要なことは当たり前ではありますが「カメラを持ち出すこと」だと考えます。「カメラを持っていたら…」と後悔した経験は、誰しも一度はあるはずです。撮りたい瞬間、写したかった瞬間は、別の日に撮り直すことはできません。そういった問題を解決に導いてくれるのが「FUJIFILM フジノン XF23mm F2.8 R WR」。今回組み合わせた「FUJIFILM X-E5」もコンパクトなので重さで億劫になることは少ないはずです。案外持ち運びたくなるサイズ感というのは写真を撮り続けていく上で、とても大事な要素の一つなのかもしれません。
11枚の絞り羽根を採用し背景ボケが騒がしくなるのを抑え、開放から非常に美しい円形ボケを実現。ピント面のシャープな解像感と、滑らかに溶けていくボケ味のコントラストが、写真に奥行きと上質感を与えてくれます。
最短撮影距離20cmを実現しフォーカスしたい被写体に寄って撮影することが出来ます。レンズ全群繰り出しのフォーカス方式を採用することでフォーカス位置による収差の変化を抑制し、近接でも高画質な撮影が可能になっています。
絞り込めば、解像感はより一層際立ちます。窓から差し込み机に反射する優しい光や、深く沈み込むシャドウの細部まで。その緻密な描写は、見ているとまるでその場に居合わせているかのような錯覚さえ覚えます。
テーブルフォトにおいても、このサイズ感は大きな武器になります。周囲に威圧感を与えることなく、その場の空気に馴染んだまま撮影を楽しむことができます。サイズ感でいえば、もはやスマートフォンに近い感覚です。
繊細な枝の一本一本までも鮮明に描き出しているのを見ると、その解像力の高さがよく分かります。夕暮れ時の空が描く柔らかなグラデーションも、私が目にしたままの美しさで再現してくれました。また、開放F2.8という明るさは、日が落ち始めた時間帯の撮影でも大きな味方になってくれます。少し暗くなってきたシーンでもシャッタースピードを確保しやすく、このレンズの機動力をさらに広げてくれる「ありがたさ」を実感しました。


常用スナップの、到達点。
機動力、解像性能を兼ね備えた『 FUJIFILM フジノン XF23mm F2.8 R WR 』。約4020万画素の「X-Trans(TM) CMOS 5 HR」センサーに対応する高い解像性能を実現しながら全長わずか23mm、質量約90gの超小型化で登場しました。35mm判換算35mm相当という画角は、日常のあらゆるシーンを切り取るのに最適な、まさに「標準」と呼べる一本です。ただ軽いだけでなく、絞り羽根11枚が描く円形ボケの美しさや、絞り込んだ際の緻密な線の描写など、撮影者の意図に忠実に応えてくれる「表現力」をこの小さな鏡筒に凝縮しています。「持ち出すことが歓びになる」という圧倒的な軽快さが、二度と出会えない一瞬を最高画質で残すチャンスを広げてくれる。それは、写真を愛する人にとって、何よりも贅沢な撮影体験になるはずです。
Photo by MAP CAMERA Staff




