
パナソニックより発売されるLUMIX Sシリーズレンズ初の超望遠ズームレンズ『 Panasonic LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S. 』をご紹介いたします。焦点距離100mmから500mmまでの5倍ズームに対応しており、別売のテレコンバーターで最長1000mmでの望遠撮影も可能です。また500mm対応のズームレンズながら全長約196.1mm、質量約1,285gという携帯性も両立。Dual I.S.2に対応し、望遠側で7段分の手ブレ補正効果を発揮します。この100mmから500mmを1本でカバーできる存在というのが実は貴重で、個人的には望遠ズームレンズとしての理想的なスペックだと思っています。Lマウントユーザーにとって待望の望遠ズーム。僅かながら体験してまいりましたのでご覧ください。
蜜集めに一生懸命な蜂を望遠端開放絞りで撮影しました。超望遠ズームレンズでありながら、望遠端では最大撮影倍率0.36倍と優れた近接撮影性能も備わっています。羽の模様や花粉をまとった蜂など解像力も非常に高いのがわかります。
100mm開放絞りでのカット。川沿いに咲いていた小さな花を撮影したのですが、中央部は芯がしっかりあって、よく写っています。広角端でも最短撮影距離0.8mなので、ふと目にとまったささやかな美しさを、思いのままに切り取ることができます。
ハイブリッドズーム2倍でクロップしてみました。ハイブリッドズームを活用すれば、静止画・動画撮影において最大1,562mmの望遠撮影が可能です。拡大して見てみても解像力は十分にありますし、言われなければこれがクロップしていたとは気付けないかもしれません。RAW画像は元々のサイズで記録されているので、それで気づいたほどです。
めったに動かないと言われているけれど、意外と動くハシビロコウ。せっかくの望遠なので、草むらの間から覗くように撮影してみました。望遠撮影の醍醐味であるボケ表現を追求しており、輪線や口径食、二線ボケを抑えた美しいボケ味が楽しめます。1枚目の写真はあえて草むらに被るようにマニュアルフォーカスで撮影。前側が綺麗にボケてくれるおかげで成立しています。眼光の鋭さと比べてのボケの柔らかさのギャップが気に入りました。
少し絞って撮影。むしろ少し拡大して見なければわからないほど、羽根のディテールが精細に描かれています。
激しい動きで水飛沫をあげる鴨。オートフォーカスはカメラに任せて連写してみましたが、大きく外れることなく撮影することが出来ました。この動きが終わったあとに陸に上がって羽を乾かそうとしていたら、他の鴨が騒いでまたびしょ濡れになっていました。
花手水を撮影。真上俯瞰は難しかったので、少し斜め上からの撮影です。こちらも少し絞ってみましたが、ピント面も厚く花びらもよく解像されています。JPEGの発色がとても良かったので、明るさだけ調整しています。
シャッタースピード1/30秒で撮影。ここまで暗くなってからはあまり撮ることもないかもしれませんが、だからこその発見。最大で7段分の手ブレ補正ができるからこそ撮れたカットです。


Sシリーズ待望の超望遠ズーム
LUMIX Sシリーズレンズ初の超望遠ズームレンズが出たことで、Lマウントアライアンスでの表現の幅がぐっと広がりました。動物園は航空祭などのイベントでも重宝します。このズームレンジが欲しかったユーザーにとっての新しい選択肢、これを機にLマウントユーザーが増えるのではないでしょうか。それくらいに超望遠ズームとして理想的な1本です。『 Panasonic LUMIX S 100-500mm F5-7.1 O.I.S. 』でさらなる写真表現の世界を拡げてみてください。
Photo by MAP CAMERA Staff
















