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1053: Artは新たな次元へ『 SIGMA Art 35mm F1.4 DG II E-mount 』

1053: Artは新たな次元へ『 SIGMA Art 35mm F1.4 DG II E-mount 』

2026年04月02日


 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

シグマより発売される『 SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 』をご紹介いたします。シグマのレンズラインナップが「Art」「Contemporary」「Sports」3つのプロダクトラインに再編されたのが2012年。そのArtラインの幕開けを飾ったのが「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM」でした。もはやレンズ史を語るうえで欠かせない存在とまで評価されたレンズでもあります。その後2021年にミラーレス用として発売された「SIGMA 35mm F1.4 DG DN」からさらに約5年の歳月を経て、新生「Art 35mm F1.4」は最新の光学設計、新開発コーティングの採用、デュアルHLAによる高速AFなどSIGMA史上最高と呼ぶにふさわしい進化を遂げました。約14%の全長短縮、約20%の軽量化を実現し、機動力にも優れた1本。高画素機である「α7RV」と組み合わせて撮影してまいりました。ぜひご覧ください。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

開放絞りで街の花壇に咲いていた花を撮影しました。カメラのピクチャープロファイルは「スタンダード」に設定しています。撮って出しから非常に濃厚な写りです。周辺部はレモンボケがありますが、F2に絞るだけで改善されます。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

あえて少し絞ることで背景の情報が伝わるようにしました。35mmは写真をどう伝えようかと思ったときに、情報の分配がし易いというのが長所だと思っています。被写体に対しての「少しの余白」が表現にもつながる器用な画角です。メタリックなカラーや金属の光沢感など質感の描写も見事なものです。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

新開発のコーティング「AAC(Advanced Amorphous Coating)」を採用。ゴーストやフレアの原因となる反射光を極限まで抑制し、クリアでヌケの良い画質を実現します。実際、今回の撮影では逆光気味のカットを多めに撮っていたのですが、午前中の光から夕方の光まで気になるようなカットはありませんでした。非常に優れた逆光性能です。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

中間域の被写体を非常に立体感のある描写で捉えてくれました。デュアルHLA (High-response Linear Actuator)を採用しており、とっさの撮影にも高精度で安定したオートフォーカスが可能です。前後にちょうどいい空間のある絶妙なタイミングを逃さずに、シャッターを切ることが出来ました。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

オブジェのように飾られていた太い木の幹を近接距離で撮影。もう少し絞っておけばよかったと後悔もありますが、ピント面の解像感はすさまじいものがあります。「Sigma Art 35mm F1.4」歴代最高の光学性能に誇張はありません。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F11 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

F11に絞って撮影。真上を見上げてパンフォーカスで撮影してみましたが、画面全域が被写界深度内に収まるほどの非常にシャープな画を見せてくれました。この花とビルの位置関係でここまで写るとは思っていなかったので驚きました。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

巡回中のロボットとすれ違い、振り返るとちょうど射し込んだ光の中に入っていっていたので、チャンスと思い咄嗟にシャッターを切りました。レスポンスの早さに感謝した1枚です。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F5 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

大きく円状になっている屋根を斜めから切り取りました。少し剥がれた木材の表面や1本1本の色を忠実に描きます。手前から奥まではかなり奥行きがあるシチュエーションですが、周辺部まで含めて奥までスッキリ写してくれました。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

モノクロで見てみると光で変わる色の質までしっかり描き分けてくれているのが分かります。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F1.8 / シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/20秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

約525g。先代から約100gほど軽量化されています。軽くなったことも嬉しいのですが、全長が約15mm縮んだということによりグリップ力がより安定し、多少シャッタースピードが遅いくらいではブレる心配もありません。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:400 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

最短撮影距離は28cm。開放絞りでは花のしべ1本が写るくらいしかないほど薄いピント面です。背景は盛大にボケて桜だけが浮き出るように写りました。少し余裕を持たせるくらいが描写的にもスマートですが、しっかり寄れるというのは便利です。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

手前に配置した桜のボケ味に感動した1枚です。伸びているはずの枝はほぼ見えなくなり、まるでボケが浮かんでいるようです。さらにここでも逆光性能の優秀さがうかがえます。他の桜の枝に少し遮られているとはいえ、ほぼ真逆光のシチュエーションでもコントラストのある画を写してくれました。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

高層ビルの展望フロアに行ってみると、飛行機が上空を横切っていきました。主翼に書かれた文字もはっきりと読み取れます。特にオートフォーカスで追尾などもせずに、この窓枠に入ってきたタイミングを見計らってシャッターを切りましたが反応速度も良く、良いタイミングで撮ることが出来ました。

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 実写レビュー

絞り:F2 / シャッタースピード:1/30秒 / ISO:640 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG II

 

SIGMA Art 35mm F1.4 DG DN II 実写レビュー

絞り:F1.4 / シャッタースピード:1/13秒 / ISO:100 / 使用機材:SONY α7RV + SIGMA Art 35mm F1.4 DG DN II

1つ前のカットではF2に絞って撮影しましたが、解像力という点では開放絞りから非常に精細な写りです。ただ開放絞りでは周辺減光によるトーンのムラがあるので、そこまでなるべく整えたいときには絞ればいいと思います。この1枚のみクリックで大きめのサイズが表示されますのでぜひ細部をご覧ください。

 


SIGMA Art 35mm F1.4 DG DN II 実写レビュー
  

SIGMA Art 35mm F1.4 DG DN II 実写レビュー
  

 

Artは新たな次元へ

35mmは使い勝手が良い反面、どう撮ろうかを悩んでしまう画角でもあるのですが、キレのあるピントや立体感、豊かなボケが「ここでこんな写真が撮れるのか」という心地の良い撮影を何度も体験させてくれました。オートフォーカス性能が安定していてシャッターチャンスを逃さずに撮れたのも理由の一つです。「Art 35mm」の系譜の継承をしつつ、あらゆるスペックを進化させた、まさに「新生Art」を象徴するレンズ『 SIGMA Art 35mm F1.4 DG II 』。ぜひ使ってみていただきたい1本です。

Photo by MAP CAMERA Staff

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