シグマのIシリーズに『Contemporary 17mm F4 DG DN』が加わります。Iシリーズとは、ミラーレスシステムに新たな価値を提案するフルサイズ対応のレンズシリーズです。2021年度には「グッドデザイン・ベスト100」に選出され、さらには特に優れたデザイン製品に贈られる「グッドフォーカス賞」も受賞しています。Iシリーズはこれまでに7本発売されており、本レンズはこれまで最も広角であった『Contemporary 20mm F2 DG DN』を超える一番広い画角という位置づけになります。特長は、コンパクトネスが追及されていること。重さも225gと大変軽量です。また最短撮影距離は12cmと短いことから、写真だけでなくVlogなどの動画撮影にも適しています。本レンズはEマウント版とLマウント版が同時発売予定ですが、今回はEマウント版をご紹介します。フォトプレビューをどうぞご覧ください。

木とビルが同じように写真の中心を囲んでいて、まるで最近よく聞く多様性を表すようで面白く感じ、シャッターを切りました、

こんなにカラフルな花が咲いているなんて、寒かった冬はもう終わりなんだなと実感します。右奥に見えるのは満開の桜。移ろう季節の中、皆さんお花見を楽しんでいます。

屋外に特別に設置されたラウンジ。暗くなると看板を照らすアームスポットライトがおしゃれです。国によっては大量のアームスポットライトがひとつの看板を照らすこともあり、見かけるとなんだかワクワクします。

近接撮影が得意な超広角レンズなので、このように規模の大きな模型を撮るのはお手の物です。人によってはとても重宝するのではないでしょうか。

展望台からの景色は夕景や夜景が人気のように思いますが、個人的にはこのように青一色の景色が好きです。看板や窓、自動車の屋根などがところどころ反射して白く光りアクセントになっています。

寄れる小型超広角レンズ

標準レンズにプラスワンで本レンズを持ち出すのがおすすめです。クローズアップした主題に広い背景を合わせたダイナミックな構図をとるなど、印象的な写真を残すことができるでしょう。登山での風景写真や街中でのスナップ写真、足元まだ近寄るペットの室内撮影、Vlogで自撮りに挑戦するなど、さまざまな撮影で活用することができます。また付属のマグネット式メタルキャップはレンズに吸い付くような使い心地。こんな撮影にチャレンジしたい、などと次々アイデアを湧かせてくれるような存在です。ぜひお手に取ってみてください。
　
Photo by MAP CAMERA Staff