
タムロンより本日発売された高倍率ズームレンズ『 TAMRON 25-200mm F2.8-5.6 Di III VXD G2 』をご紹介いたします。「28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD」の後継機種「G2」として広角端を28mmから25mmに拡大し、望遠端は200mmのままでコンパクトなサイズ感を実現。高倍率ズームレンズとは思えない高い描写性能に、タムロン史上最高レベルの高速・高精度なリニアモーターフォーカス機構VXDを搭載。広角端でハーフマクロの撮影も可能という万能高倍率ズームレンズになっています。タムロンが創業75周年を記念して送り出す渾身の1本。早速撮影してまいりましたのでぜひご覧ください。
「広角の1mm」とはいいますが、28mmから3mm分広がった25mmは広角域としてダイナミックな画を見せてくれます。こういうシーンなら絞って撮るのですが、あえて開放絞りで解像感を見てみました。この距離でも頭上の葉っぱ1枚1枚、ぼやけることなくシャープに写っており、解像感の高さが分かります。
続いて広角端で絞って撮影。ピント位置は中央です。もうかなり紅葉が進んでいましたが、緑から黄色、赤へと変わっていく葉っぱの色を忠実に再現してくれました。
天井を飾るシャンデリアを、真下から見上げて撮影しました。 これ以上広角にすると余計な景色が入り込んでしまう、ギリギリの画角を探り、フレーミングを追い込んでいます。また、シャンデリアの立体感を出すため、少し絞って被写界深度を深くしました。その狙い通り、ピント面のシャープな解像感と、背景の自然なボケ味が見事に調和。緻密さと柔らかさが同居する、絶妙なバランスの1枚に仕上がりました。
完全に黒く落ちた人物のシルエットと、床に落ちる影の微妙なトーンの違いが、見事に描き分けられています。また、撮影していて心地よかったのが、ズームリングの操作感です。全域にわたってムラがなく、非常に滑らか。構図の微調整もストレスなく行える、上質な作り込みを感じました。
少し分かりにくいですが走っているプレーリードッグを写した1枚です。すばしっこい動きの小動物にもしっかりフォーカスしてくれました。高速・高精度なリニアモーターフォーカス機構VXDを搭載しており、「28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD」と比較して、AF速度だけでなく、動体の追従性も大きく向上しているとのことです。
広角端25mmで最短撮影距離0.16mを実現し、ハーフマクロ撮影が可能です。レンズフードも外して水槽にくっつけるようにして、金魚を撮影。大きく広げた尾びれの模様まで精細に描写してくれました。
レンズを近づけると基本的に逃げられてしまうか興味を持たないのが多い中、この金魚は物珍しそうにこちらに近づいてきました。何度かやってみても近づいてきたのでそういう性格なのでしょう。オートフォーカスのまま連写してピントが合った最短距離でのカットです。
ボケが綺麗だったので開放絞りで写したものだと思っていたのですが、Exifを見てみるとしっかり絞っていました。それでいて前ボケはちゃんと柔らかく、背景の玉ボケも角ばらずに綺麗な形をしています。そしてピント面はもちろんシャープ。これで「高倍率ズームレンズ」なのですから、驚きです。
室内などの暗い場所では1段明るいというだけでISO感度を上げずに撮影できるので非常に重宝しますし、写りも開放絞りからシャープです。また3mmも広角域が広がったというのは大きな進化です。
窓の外を眺める人物。望遠端で圧縮して切り取ってみたところ、人物と背景との分離がしっかりされていて、立体感のある画になりました。すでに薄暗い時間帯になっていましたが、この時間特有のしっとりした雰囲気や色味を忠実に再現してくれています。
手ブレ補正機構は搭載されていませんが、軽量なおかげで望遠側でもボディ内手ブレ補正だけで、シャッタースピード:2/5秒でもブレることなく手持ちでの撮影が可能です。


進化したG2高倍率ズームレンズ
旅行やイベント事はズームレンズを持ちだすようになったのですが「感度を上げれば解決できるけれどもう少し明るければ」と思うのは意外と広角が多かったりします。屋内や夜間のシーンで「広角端が明るい」というのは非常に頼もしいということを実感し、「高倍率ズームレンズのパイオニア」として進化を続けてきたタムロンだからこそ『 TAMRON 25-200mm F2.8-5.6 Di III VXD G2 』という答えが出たのだと思いました。初心者からプロまで幅広いユーザーに向けた、次世代の万能な高倍率ズームレンズ。高倍率ズームの可能性を広げた『 TAMRON 25-200mm F2.8-5.6 Di III VXD G2 』をぜひ体験してみてください。
Photo by MAP CAMERA Staff



















