

135mmクラスのライカ望遠レンズとしては比較的新しい設計だけに、カラーでの発色も良好でコントラストも良い。安定した望遠レンズとして人気があるのがこの『Tele-Elmar135mm』である。ライカらしい落ち着いた描写が魅力的なレンズであり、前ボケや後ろボケも派手さは無いが、しっとりと描く。135mmの入門レンズとしてもオススメだ。







幅広のフォーカスリングと相まって操作性は良好だ。レンズは前方に集中しているが、ガラスの固まりの様な大口径レンズと違ってとても軽量、持ち運びの際に1本あると使い勝手が良いのではないだろうか。ライカレンズで135mmクラスのレンズでは使いやすく、値段も手頃な1本。望遠でのレンジファインダーデビューにお勧め出来るレンズである。
Photo by MAP CAMERA Staff




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日本国内のメーカーはF1.4をはじめ、時にはF1.2やF0.95などの高性能な大口径レンズを発表しています。明るさへのこだわりが強くあるような印象を受けますが、ライカではこの「プライムレンズシリーズ」の開放F値をF2.0としました。 先のプレゼンテーションでもMレンズの「ズミルックス F1.4」に劣らないボケ感や画質のお話がありましたが、ライカにも... | |
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前回までのライカカメラ社の光学設計マネージャ、ピーター・カルベ(Peter Karbe)氏のプレゼンテーションを元に、同氏へのインタビューの模様をお届けいたします。 できるだけレンズをクリーンに作る 「ライカSL」で「アポズミクロンM75mm F2.0 ASPH.」「アポズミクロンM90mm F2.0 ASPH.」を使って感じたのですが、他の2,400万画素のカメラと比較... | |
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前回に引き続き、ライカカメラ社の光学設計部門マネージャであるピーター・カルベ(Peter Karbe)⽒のプレゼンテーションをお届けいたします。 高い信頼性を追求 続いては、製品クオリティの信頼性という観点から魅⼒をお話しします。高性能なレンズをつくるためには、光学設計において様々な工夫が可能ですが、一方で安定した一定品質の製品を供給するため... | |
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焦点距離:42mm / 絞り:F11 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 使用機材:Leica SL2 + バリオ・エルマリート SL24-90mm F2.8-4.0 ASPH. LEICASL2 M型とは別にライカを支える大きな柱として成長したLマウントシリーズ。その頂点に君臨する『Leica SL』が遂にフルモデルチェンジを果たした。今回のKasyapa for Leicaでは最新機種『Leic... | |
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