Kasyapa for Leica|(カシャパ フォー ライカ)東京新宿のカメラ専門店マップカメラが提供するLeica専門サイト » LEICA T(Typ701) 
Select Language


LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:1600 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.


LEICA社から新しいモデルが発表された。ハイエンド中判フォーマットの『ライカSシリーズ』、35mmフルサイズフォーマット・レンジファインダーシステムの『ライカMシリーズ』、そしてコンパクトなオールインワンパッケージの『ライカXシリーズ』のこれまでのシリーズに、今回新たにレンズ交換式のAPS-Cセンサー搭載ミラーレス機『ライカTシリーズ』が加わった。
アルミニウムで一体成型されたボディの質感は非常に高く、美しい曲線とミニマルな操作系のあいまったボディデザインは非常にオリジナリティのある美しいデザインだ。交換レンズは2種類、そこにEVFファインダーやMシリーズレンズを使用するアダプター等が多数ラインナップされ、システムカメラとしての『ライカTシリーズ』を形作っている。まずはその描写からご覧頂きたいと思う。

屋外、日はすっかり暮れてレストランからも楽しそうな声が聞こえてくる。最初の1カットからISO1600とは少々意地が悪いかもしれないが、高感度耐性も非常に高い。




LEICA T + T18-56mm f3.5-5.6 ASPH 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:800 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.

被写体の立体感も素晴らしい。このカットもそうだが、描写のヌケが非常に高いのが『ライカTシリーズ』の特徴と言えるだろう。ピントピークの立ち上がりからデフォーカスにかけてもとても品が良い。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/360秒 / ISO:320 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.
陽を透かした春の若芽の柔らかな質感、色合いの瑞々しさまで実に美しく描く。意図的に太陽を入れてみたが、コントラストは落ちず逆光にも強い様だ。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:1600 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.

『LEICA T』は使っていて安定感がとても気持ちのよいボディだ。ISO1600でここまでしっかりした描写とは思わなかったが、F3.5-5.6の標準ズームレンズでも実用上は何ら問題ないだろう。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:800 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.






LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.

壁面のクラッチタイルの1枚1枚まで描き出すこの描写力はさすがLEICAと思わせる物がある。それでいてこのカットも開放での撮影だ。実は今回のレポートは殆どのカットをレンズ開放で撮影している。過剰なボケは期待出来ないが、程よいボケと遠近感、そしてしっかりとした解像感を感じて頂けるのではないだろうか。写真を撮るのに最適なパッケージングとして、この『LEICA T』が位置づけられている事を感じる。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.

松の枝葉の1本1本まで見分けられる描写だ。念のため、こちらも"開放"のカットである。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F5.4 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:400 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.






LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:400 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.



LEICA社の開発担当の方に「なぜAPS-Cフォーマットなのか」と話を聞いた。答えとしては至極端的、「写真を撮る道具として最適なパッケージだから」というものであった。カメラは当然持ち歩いて撮影する物である。レンズと、ボディと、ファインダーもあるかもしれない。それは撮影者それぞれに違う物だろうが、そういった個々の撮影者のスタイルに寄り添うフレキシブルな可能性と、持ち歩く際のサイズ。そして描写の精緻さ、高感度等の性能、そしてボケとのバランス。そういった全体のバランスをとった、LEICAが考えるカメラの1つの答えとして『LEICA T』は生まれたのだろう。

実際に撮影していて感じるのはレンズ性能、ボデイの描写性能のポテンシャルの高さと、それぞれ全体を通して感じるカメラとしての完成度である。何より撮っていて心地良く感じる事、そのバランス感覚の素晴らしさが『LEICA T』システムの魅力では無いだろうか。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:200 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.

その場の空気感まで思い出させる、質感の高い描写である。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F3.6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.

光の陰影、トーンや質感は素晴らしい物がある。石造りの古い建物が持つ静寂、その場の静けさがこちらまで伝わってくる様だ。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.






LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F4.5 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:800 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.

マジック・アワーと呼ばれる夕暮れの光。街並を一層輝かせる美しい光の時間も、しっかりと留めてくれる。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:200 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.






LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.

そのもの自体が、そこにある様に、写る。そしてそこに描かれていないはずの空気まで伝える。その描写に信頼出来るカメラは、使っていてとても気持ちがよい。




LEICA T +  LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH. 絞り:F4.3 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA T + LEICA T f3.5-5.6/18-56mm ASPH.

荒めのRAW現像でもしっかりと耐える。そもそものベースがしっかりとしているからこそ出来る芸当だ。






アルミニウムの一体成型のボディのクォリティは驚く程である。1台1台をしっかりと作り込み、仕上げて行くその行程はLEICA社で公開していたが、手にした感触からもその完成度はしっかりと伺える。





グリップも深く、ホールディングは想像以上にしっかりと行える。また写真には無いが、付属のEVFの見えも素晴らしい。ちらつきが無く、色再現も瑞々しい完成度の高いフィンダーである。ボディケースやオリジナルの脱着機構を備えたストラップ等も『LEICA T』のシステムカメラとしての完成度を高めている。





タッチパネル式のインターフェースには少々驚いたが、慣れてしまうと細かなボタンの無いスッキリとしたデザインは好感が持てる。F値やISO等はモードに応じて上部のジョグダイアルに振り分けられるので、使い勝手も良好だ。またメニューのカスタマイズも可能という事で、自分なりに設定する事も出来る。

また、今回は試す事が出来なかったがスマートフォンとの連携等、これまでのLEICAカメラとは違った機能も多く搭載しており、次世代のLEICAカメラを想像させてくれるメルクマール的な1台とも言えるかもしれない。LEICAがおくる新しい1台、ぜひその魅力に触れて頂きたいと思う。



Photo by MAP CAMERA Staff


このレンズのお買い物はこちら

レンズカテゴリートップへ戻る"

KasyapaforLEICAトップへ戻る"





カテゴリー:Leica Body  
 
 

 ≪BEFORE Top Page NEXT≫ 

null LEICA CL 2017年12月08日
絞り:F3.5/ シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:200/ 使用機材:LEICA CL + エルマリート TL18mm F2.8 ASPH. LEICA CL ライカの話をすると必ず過去の名機・名玉の名前が会話の中に登場する。それほど長い間愛され続けられるカメラやレンズは他にはないと思うが、その歴史の中に『CL』というフィルムカメラが存在したのをライカファンの方ならご存知だろう。当時ミノルタとの共同で開発されたCLはコンパクトなボディにレンズ交...
続きを読む
null LEICA CL 国内発表会 レポート 2017年11月27日
LEICA CL 国内発表会 Report 2017年11月22日、東京・渋谷区にあるアルフレックス東京にて、ライカより発表された新製品『LEICA CL』の国内発表会が行なわれました。今回はその会場の様子と、実機に触れた感想をレポートしたいと思います。 APS-Cシステムの新たなカメラとして登場した『LEICA CL』。2424万画素センサーを内蔵し、『SL...
続きを読む
Leica Price Guide Leica Price Guide 2017年11月24日
 Mマウント交換レンズ  Lマウント交換レンズ  ビゾフレックス用レンズ 価格は2017年11月24日現在のものです。予告なく変更される場合がございます。
続きを読む
null Leica Summicron M35mm F2 ASPH. 5th 2017年09月12日
絞り:F4/ シャッタースピード:1/90秒 / ISO:200/ 使用機材:LEICA M (Typ240) + Summicron M35mm F2 ASPH. (5th) もしこれからライカの始める方に「初めに買っておくべきレンズは?」と質問されたら、私はこのレンズを推薦すると思う。『ズミクロン M35mm F2 ASPH.』、被写体との距離を意識すれば広角寄りにも標準寄りにも写真を見せられる画角と、開放F2の安定感のある描写、そしてコンパクトで主張しすぎない大きさはスナップ...
続きを読む
Leica TL2 Leica TL2 2017年07月20日
絞り:F5/ シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:100/ 使用機材:Leica TL2 + ズミクロン TL23mm F2.0 ASPH. 他に類を見ない独創的かつスタイリッシュなデザインが目を引くライカTLシステムから、新たに『Leica TL2』が発表されました。 2014年に基盤となる『T(Typ701)』が発売され、2016年にはマイナーチェンジモデルである『TL』が発売されたライカTLシステム。TからTLではほとんど変化がありませんでしたが、今...
続きを読む


[↑TOPへ戻る]