Leica X(Typ113) | Kasyapa for Leica 
Select Language



LEICA X 絞り:F2.0 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:800 / 使用機材:LEICA X

LEICA X


LEICA社のハイエンド・コンパクトライン“Leica X”シリーズに待望のニューフェイスが登場した。フルサイズ換算で35mm相当の画角を有する単焦点レンズと大型イメージセンサーのコンビネーションは「Leica X2」の後継機種といった位置付けだが、新設計の「Summilux f1.7/23mm ASPH.」を搭載した事により、従来の“Leica X”シリーズには無い“更なる明るさ”を手にしている。

LEICA X 絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA X


非球面レンズ2枚を含んだ8群10枚という贅沢なスペックは、期待を裏切ること無く、開放付近から驚くほど先鋭な絵で魅了してくれる。 それでも決して硬くなり過ぎず、写真全体の雰囲気を大切にする絶妙な味付けは流石のものだ。ライカがライカたる所以が、しっかりと小さなボディの中にも息づいている。


LEICA X 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1600秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA X





LEICA X 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA X


LEICA X

レンズ交換式の新システム「Leica T(typ701)」も存在する現在、レンズ一体式の“Leica X”シリーズに求められるのは、それ一台で完結した写真機であるということ。高感度耐性に優れたイメージセンサーと、撮影環境を選ばず安心して持ち出せる高性能な大口径レンズのパッケージは、それを見事に体現したものに思える。

LEICA X 絞り:F3.2 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA X


デフォーカスの雰囲気はモノクロームにするとより一層際立つ。ピントピークの先鋭さと、細やかなボケの対比がなんとも美しい。


LEICA X 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/320秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA X





LEICA X 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1250秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA X


テーブルの装飾が浮き立つような、きめ細かい描写がご覧いただけるだろうか。「Leica X(typ113)」は、積極的に絞りを開けて撮りたくなる、稀有なコンパクト・デジタルカメラという印象を受けた。


LEICA X 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:100 / 使用機材:LEICA X


操作面においては、クラシカルなダイヤル類での各種設定は勿論、鏡胴の「AF」ポジションからピントリングをずらせば直感的にマニュアルフォーカスへ移行できたりと、ユーザーを“撮る気にさせる”演出は決して忘れられていない。


LEICA X



さて、最後にひとつだけ特筆しなくてはならない事柄がある。誠にドイツらしい物作り気質と言うべきか、「Leica X (typ113)」には、最短撮影距離20cm~おおよそ1mの近接域において、絞り優先モード時も画質を最高の品質に保つ為、自動的に絞りを少し絞る特性が備わっている。美しいボケ味と精度の高いピントを両立する秘訣は、一般的なデジタルカメラに慣れた感性からすると少々不思議な物だが、実際に本機が紡ぎ出す作例を見れば、きっとご納得いただける筈だ。
LEICA X



LEICA X

ボディデザインから、ついつい「X Vario」を意識してしまうが、アクセサリとして選択できる電子ビューファインダーには従来の「EVF2」ではなく、最新の「Visoflex」が設定されている。接眼部に内蔵されたアイセンサーにより、目を近づければ自動的に背面の液晶モニタから電子ビューファインダー内に表示が切り替わる。画質だけにとどまらず、使い勝手も格段に向上した本機は、ライカ100周年の節目に相応しい、非常に完成度の高いモデルと言えよう。

Photo by MAP CAMERA Staff






レンズカテゴリートップへ戻る"

KasyapaforLEICAトップへ戻る"




カテゴリー:Leica X  
 
 

 ≪BEFORE Top Page NEXT≫ 

LEICA Q2 LEICA Q2 2019年03月19日
絞り:F1.7 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica Q2 LEICAQ2 今から約4年前の2015年6月、フルサイズセンサーを搭載したライカ初のコンパクトデジタルカメラ『Q』が登場した。手に取った瞬間にライカと分かる厚みと握り心地、28mmズミルックスの描写性、フルサイズセンサーがもたらす画質性能など、完璧とも言えるパッケージに高価格帯のカメラでありながら空前の大ヒットを記録。今もなお注目を集める機種である。先日その『Q』が...
続きを読む
Leica Q2 国内発表会レポート Leica Q2 国内発表会レポート 2019年03月08日
2019年3月7日、東京・銀座『ライカプロフェッショナルストア東京』にて、『Leica Q』の後継機にあたる新型デジタルカメラ『Leica Q2』 の国内発表が行われました。今回はその様子をレポートいたします。 プレゼンターとして壇上に上がったのはライカカメラ社プロダクトマネージメントディレクターであるステファン・ダニエル氏。『Leica M10』、『Leica Q』『Leica SL』など数々のライカ製品を手がけてきた開発責任者の方です。 ・有効...
続きを読む
LEICA Q-P LEICA Q-P 2019年01月22日
絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 LEICAQ-P 小型ボディに高性能2400万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載し、世のライカファンの心を躍らせた銘機「ライカ Q (Typ116)」。かつて無いほどの人気に沸き、話題の中心であった当時から3年半を経て、ようやく落ち着きを見せ始めたこの時期に、よもや想像できない、新たな「Q」が帰ってきた。 従来の良いところは余すことなく残し、更に洗練されたエッセンスを加える。触れるものを...
続きを読む
LEICA D-LUX7 LEICA D-LUX7 2019年01月22日
焦点距離:59mm / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:200 LEICAD-LUX7 ライカコンパクトデジタルのスマッシュヒットモデル「D-LUX(Typ109)」が、更なる磨きをかけて帰ってきました。レンズフロントリングやコントロールリングなど、カメラを操ることを愉しむコンセプトはそのままに、Bluetooth常時接続や背面液晶のタッチパネル対応でより高機能に、マルチアスペクト対応で総画素数2177万画素とより高画質になった7代目の“D”『D-LUX7』の...
続きを読む
Leica Price Guide LEICA Price Guide 2019年01月18日
 Mマウント交換レンズ  Lマウント交換レンズ  ビゾフレックス用レンズ 価格は2019年1月18日現在のものです。予告なく変更される場合がございます。
続きを読む


[↑TOPへ戻る]