LEICA Q2 | Kasyapa for Leica Kasyapa for Leica|(カシャパ フォー ライカ)東京新宿のカメラ専門店マップカメラが提供するLeica専門サイト 
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絞り:F1.7 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica Q2

LEICAQ2

今から約4年前の2015年6月、フルサイズセンサーを搭載したライカ初のコンパクトデジタルカメラ『Q』が登場した。手に取った瞬間にライカと分かる厚みと握り心地、28mmズミルックスの描写性、フルサイズセンサーがもたらす画質性能など、完璧とも言えるパッケージに高価格帯のカメラでありながら空前の大ヒットを記録。今もなお注目を集める機種である。先日その『Q』がついに後継機を発表し、そのスペックに全世界が驚いた事はずだ。ボディサイズはそのままながら新型センサーは4730万画素の超高画素。『Q』と同様にレンズにはズミルックスを搭載し、大容量バッテリーと防塵防滴性能も兼ね備えた意欲作である。今回のKasyapa for Leicaは『Leica Q2』をご紹介しよう。

まず、『Q2』はパッと見『Q』か『Q2』なのか分からないほどよく似ている。サイズ感はほぼ同じだし、シルエットもそっくりだ。しかし背面を見るとボタン類が『M10』や『CL』と同様にミニマルにまとめられており、露出補正ダイヤルにもファンクションボタンが埋め込まれ、より直感的な操作が行えるように進化した。そして『Q』のユーザーならまず驚くのがEVFファインダーだろう。スペックシート上の数値では変化を感じられないが、液晶パネルが有機ELへ変更されておりコントラストとクリアさが向上したことで見え方が従来機と全然違うのだ。これは撮影する上でもっとも嬉しい進化点と言えるかもしれない。

【75mmクロップ】絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica Q2

爽やかさを感じる海辺のカット。センサー画素数が大幅にアップしたことにより余裕が生まれ、新たに75mmのクロップ機能が加わった。ブライトフレームの狭さは感じるが、撮れるピントの山がそのまま見えるため使い勝手はすこぶる良い。被写体のテーマを絞り込むような撮影では50mmと共に十分活用できるはずだ。

絞り:F1.7 / シャッタースピード:1/10000秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica Q2

絞り:F8 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:50 / 使用機材:Leica Q2

踏切待ちをしている途中に写真のイメージが湧き、急遽カメラを構えて撮影したカット。通過する電車に動きをつけたいと思い、ISOと絞りを変えて撮影したのだが、設定変更→ファインダーを覗く→撮るまでおよそ3〜4秒の出来事だったと思う。これは『Q2』の操作性とレスポンスの良さだからこそ撮れた一枚だ。

【50mmクロップ】絞り:F1.7 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica Q2

Leica (ライカ) Q2
絞り:F1.7 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica Q2

Leica (ライカ) Q2
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica Q2

最高峰の画質とレスポンスを両立させた、新時代のライカ

新センサーが生み出す高精細さと階調表現。被写体の魅力を最大限に引き出すズミルックスレンズ。『Q』の時にも「これは凄い」と思わず唸ってしまったのだが、『Q2』を使用してみて、それを2段くらい超えてきたと実感した。使いやすさや、撮影した画質の良さはもちろん、これだけの高画素センサーを搭載していながら、画像の書き込みなどで全くもたつかず、レスポンスが驚くほどいいのだ。そして『SL』と同じ大型バッテリーを採用したことによって電池の持ちと安心感が今までと全く違う。従来機と比べ200枚多く撮れるようになったということだが、実際に丸一日撮影に出てもバッテリー切れになることはなかった。それでいてサイズが変わらないのだから恐れ入る。日進月歩するデジタルカメラではあるが、ライカのラインアップの中で最も先を進んでいるのが、この『Q2』だと言えるだろう。

【75mmクロップ】絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:400 / 使用機材:Leica Q2

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:6400 / 使用機材:Leica Q2

薄暗い場所での撮影だったためISO6400まで感度を上げて撮影したカット。最初は想像以上にザラついて見えたが、なるほどライカの考えはノイズを消すのではなく、ディテールと立体感に重きを置いた考えなのだなと理解した。RAWで撮影すれば後処理でノイズを軽減することも可能だが、この微細な粒状感をそのまま生かしてモノクロームに仕上げるのも面白い。撮影するのは画像ではなく写真というライカらしい考えを本機から感じることができた一枚だ。

【75mmクロップ】 絞り:F1.7 / シャッタースピード:1/8000秒 / ISO:400 / 使用機材:Leica Q2

絞り:F11 / シャッタースピード:1/100秒 / ISO:800 / 使用機材:Leica Q2

絞り:F8 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:800 / 使用機材:Leica Q2

絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:800 / 使用機材:Leica Q2

柔らかな木漏れ日と春の息吹を『Q2』が見事に写し出してくれた。近接撮影可能なマクロ機能は最短17cmから。クロップ機能も併用すればよりクローズアップして撮影することも可能だ。

Leica (ライカ) Q2

最高の相棒

最高峰のデジタル技術を搭載しているにも関わらず、これほど気兼ねなく撮影を楽しむことができる機種は『Q2』だからこそだと感じた。新機種だとしても『Q』の持つ利点とコンセプトはブラさず、余計なものは削ぎ落とし、良い写真を撮ることに必要なものだけをブラッシュアップさせる。モデルチェンジを行うたびに機能やボタンの数が肥大化していくカメラとは違い、ライカの考えは非常にシンプルでわかりやすい。伝統や歴史ではM型に敵わないが、ライカのカメラに対する考え方、写真に対する考え方を『Q2』に色濃く感じられた。レンズ交換をせずにズミルックスの描写を28mm、35mm、50mm、75mmで撮ることができる『Q2』はいつも傍に居る最高の相棒になってくれるはずだ。


Photo by MAP CAMERA Staff








[Category: Leica Q|掲載日時:2019年03月19日 12時30分]

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