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LEICA SL2 発表会レポート


2019年11月13日。東京・銀座のライカプロフェッショナルストア東京にて、フルサイズミラーレス機の最新機種『ライカSL2』が国内発表されました。今回のKasyapa for Leicaはその様子をレポートいたします。




LEICA SL2 発表会レポート


「IT'S YOUR CHOICE(それは、あなたの選ぶもの)」というテーマがスクリーンに映し出され、プレゼンターとして登壇したのはライカのカメラ開発における責任者として『ライカ M10』『ライカ Q2』『ライカ SL』など数々の製品を手がけてきたライカカメラ社プロダクトマネージメントディレクターであるステファン・ダニエル氏。




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まずは大きな特徴とも言える解像性能から。4730万画素のCMOSセンサーを搭載する『ライカSL2』は、SLレンズの性能を余すことなく生かせるはじめてのカメラとも言えます。高性能なライカSLレンズは現在8本をラインアップしています。Lマウントアライアンスのパートナーであるパナソニック、シグマからもハイクラスのレンズがラインアップされてきていますから、今までライカを選ばなかったユーザーにも響く1台になりそうです。




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メニュー画面は大幅に改良されており、設定の状態や変更が直感的に分かるクイックアクセス画面を新たに搭載しています。また、動画撮影時にはメニュー画面の背景が白に変わり、ISOをASA感度に、シャッター速度が開角度に、F値がT値表記に変わるため、動画撮影に慣れ親しんだユーザーにも使いやすい仕様になっています。




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ライカ専用アプリである「Leica FOTOS」の新バージョンもリリース予定とのこと。iPhoneなどから動画撮影ができるようになるほか、iPad版もリリースされる予定です。




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続いて壇上に上がったのは世界でも著名な写真家の一人である、マグナム・フォトグラファーのスティーブ・マッカリー氏。「アフガンの少女」など数えきれないほど名作を撮られてきた方です。




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今回スティーブ・マッカリー氏は『ライカSL2』のテスターをつとめたという事で、会場には中国で撮影された作品が多数展示されていました。「この時の撮影は光量が少ない状況が多く、高ISO感度で対応するしかなかったが、SL2はノイズが少なくてディティール表現が素晴らしいカメラ」と語っていました。今後はキューバやマダガスカルでも撮影を行う予定とのことです。




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プレゼンテーションの後はタッチアンドトライ。遂に『ライカSL2』とご対面です。ボディサイズはライカSLを踏襲していますが、前面の革張りやファインダーからマウント部にかけての意匠が大きく変更されたことで、より親しみを感じるデザインになりました。




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『バリオ・エルマリート SL 24-90mm F2.8-4.0 ASPH.』を装着すると迫力のある姿に。堅牢性もさらに向上し、より厳しい環境下でも撮影が可能なIP54レベルの防塵・防滴性能を実現しています。




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電子ビューファインダーはライカSLの440万ドットから576万ドットに進化。前モデルでも十分すぎると感じていたのですが、更に精細でクリアな見え方になりました。EVFのネガティブなイメージを超越して、最高峰のファインダーを搭載するカメラだと断言できます。




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会場では『ライカSL2』を使用してモデル撮影をすることができ、実際の操作感や画質を確認することができました。この写真で使用したレンズは『アポズミクロン SL 50mm F2.0 ASPH.』。シャープネス、ボケ味、階調表現など様々な写真を表現する言葉がありますが、私が最初に感じた一番の印象はリアリティです。カメラが被写体を誇張することなく、光も影もそのままクリアに写し出してくれています。凄い描写性を持ったカメラです。




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続いてはマウントアダプターを使って『ノクティルックス M 75mm F1.25 ASPH.』を装着。大柄なレンズだけにM型ボディよりも『ライカSL2』の方がバランス良く感じてしまいます。




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ノクティルックスのピント合わせはレンジファインダーよりEVFの方がはるかに合わせやすいです。特に『ライカSL2』の576万ドットEVFは最高の一言。息をするだけでもズレてしまう薄いピントの山をしっかりと確認しながら撮影することができました。ライカSLと同様に『ライカSL2』のセンサーもMレンズの使用を前提に作られているので、ライカレンズの描写力を十分に引き出してくれます。




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こちらは『ズミルックス M 28mm F1.4 ASPH.』を装着した姿。




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6bitコードに対応しているMレンズを装着するとカメラが自動でレンズを認識してくれます。レンズ交換してすぐ撮影に集中することができる嬉しい機能です。




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会場ではライカレンズの他にLマウントアライアンスで協業しているパナソニック、シグマのレンズも試すことができました。




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こちらはパナソニックの『LUMIX S PRO 70-200mm F4 O.I.S.』を装着した姿。『ライカSL2』は今までライカを使用したことのないユーザーがそのまま乗り換えても使用することができるカメラです。




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こちらはシグマの『Art 135mm F1.8 DG HSM』を装着した姿。こちらも大柄なレンズですが、違和感のないバランスです。




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今回発表された『ライカSL2』は想像を超える性能だけでなく、ユーザビリティも大幅に向上した一台です。前モデルで感じた“他とは違うカメラ”という印象は全く受けず、むしろミラーレス機で慣れ親しんだユーザーほど『ライカSL2』のシンプルな使いやすさと優れた操作性に好感を抱くはずです。
そして画作りの素晴らしさは流石だと思いました。『ライカSL2』がもたらす質感と立体感のある写真は、ほかのフルサイズミラーレス機では表現できなかった一枚を撮ることができるはずです。写真に対して強いこだわりを持つライカだからこそ実現できた画作りでしょう。

Lマウントはアダプターを介して170本のライカレンズ、Lマウントアライアンスのレンズを使用することができます。Lマウントはフルサイズミラーレス界の新たな勢力として捉えていたのですが、すでに膨大な選択肢のあるレンズシステムだと改めて実感することができました。

『ライカSL2』のテーマとして掲げられている「IT'S YOUR CHOICE(それは、あなたの選ぶもの)」の意味を感じることができた発表会でした。発売日は11月23日。ぜひ多くの写真好きなフォトグラファーに使っていただきたいカメラです。



取材機材:Leica (ライカ) Q2
Photo&Report by MAP CAMERA Staff





 



[Category: Leica SL / CL / TL|掲載日時:2019年11月20日 16時30分]

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