ライカから新しいコンパクト機が発表になりました!その名も『LEICA C』。ライカのコンパクト機と言えばV-LUXシリーズが有名ですが、今回発表されたボディは『M』や『S』、『X』に続く『C』の名が冠された新ボディです。デザインはアウディのデザインチームによって施され、ボディからアクセサリー類に至るまで美しい仕上がりになっています。まずはその描写をご覧下さい。
まずはマクロでのカットから。一面に白い被写体ですが、全体のトーンや花弁の柔らかさもしっかり出ていますね。F2ともなると被写界深度も狭く、花の1つ1つがしっかりと立体感を持って描き出されます。
うつらうつらと路地裏に寝ている子を1枚。コンパクトで起動もストレスの無いスピードで、35mm判換算で28〜200mmまでカバーするズーム比もあいまってとっさの撮影にも使いやすいカメラです。
かなりコントラストの強い条件で1枚。逆光なので暗い部分が黒くつぶれてしまいがちですが、『LEICA C』はしっかり踏みとどまってくれています。暗い部分にもしっかりトーンが残っていますから、背景の夕日から手前の建物の質感までしっかりと1枚におさめる事が出来ました。こうした光の強いシチュエーションでは搭載されたEVFも、構図を決めるのにしっかり活躍してくれます。
こちらも厳しい条件ですが、目で見たままに美しく描き出してくれました。
モノクロームにすると、その諧調表現の美しさが顕著になります。冷たく滑らかな質感がしっかりと伝わってきます。
マクロでの近接能力は素晴らしいものです。レンズから最短3cmともなると、見慣れた被写体にも新しい表情が見つかるかもしれません!
明るいF値と、強力な手振れ補正、そして高感度耐性のおかげで撮れるシチュエーションはグンと広がります。コンパクトでありながらいろいろなシチュエーションで撮影出来るのはこのカメラの大きな利点の1つです。
淡いシャンパン・ゴールドとオフホワイトのツートンカラーは、ボディのコンパクトさとあいまって実に素敵な仕上がりです。クラッチバック・タイプのケース等、アクセサリー類の仕上がりも斬新で、常に持ち歩くコンパクト・カメラとしても今までに無いコダワリのある仕上がりとなっています。
スタイリッシュさと高機能があいまった仕上がりの『LEICA C』、いつも持ち歩くパートナーとしても、オススメの1台です!
Photo by MAP CAMERA Staff