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LEICA SL3-S

LEICA SL3-S

2025年01月29日

 

焦点距離:24mm / 絞り:F8 / シャッタースピード:1/6秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

昨年発売された「LEICA SL3」に続き「SL2-S」の後継機種となる『LEICA SL3-S』が発売されました。映像エンジンに「LEICA Maestro IV」を採用したことにより最大30コマ/秒の連続撮影が可能となり、位相差検出の測距点も779点に増加しているなど高速性能が大幅に進化したことでライカ史上最も連写速度が速いカメラとなっています。新しくなった2400万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーはISO感度が200000まで向上し、ダイナミックレンジの広さも最大15ストップと進化。そしてライカSLシステムとして初となるコンテンツクレデンシャル機能が搭載されました。動画撮影機能も大幅に進化し、最大で6K/3:2のオープンゲートで動画撮影が可能に。メモリーカードがCFexpress Type Bに対応し、5.8K 30fpsのApple ProRes 422 HQ動画やC4K 60fps動画を記録時間無制限でカメラ内記録もできるようになりました。高速性能を高め、写真撮影と映像制作どちらにおいてもプロフェッショナルな要求に応えられる一台となっています。今回はF2.8の王道ズームレンズながら小型な「バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.」をメインに「バリオ・エルマー SL100-400mm F5-6.3」も使用して撮影してまいりました。ぜひご覧いただけたらと思います。

5軸・5段分のボディ内手ブレ補正機構も搭載されたことで手持ちの撮影でもシャッタースピードを遅くすることも可能です。鏡面反射にバスが来た、と思ったとき咄嗟にシャッターを切りましたが見事に写ってくれました。

 

焦点距離:70mm / 絞り:F22 / シャッタースピード:5/3秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

焦点距離:70mm / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:250 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

ウィンドウ越しですが被写体それぞれにしっかり立体感があり、陶器や金属の質感の違いがしっかり伝わるとてもシャープな仕上がり。「バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.」は光をとても丁寧に読み取ってくれるレンズです。

 

焦点距離:24mm / 絞り:F4 / シャッタースピード:1/250秒 / ISO:640 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

このカットを撮影したときは曇天で、外から射し込んでくる光がやや柔らかめだったのでモノクロにして階調を見てみました。階段に射し込んだ光でできたグレートーンと黒の締まりが非常に良い塩梅となりました。

 

焦点距離:52mm / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:400 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

マットなボディの質感を忠実に再現しており、デジタルグラフィックかと思うほど。実際に実物を見たときの非現実的な未来感をそのまま写真に写すことが出来ました。

 

焦点距離:400mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:400 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマー SL100-400mm F5-6.3

 

「バリオ・エルマー SL100-400mm F5-6.3」を装着して撮影していたところ、ジョウビタキが停まっていたので撮りました。光が反射する羽根やお腹の茶色い毛の質感などよく描かれています。RAWデータでシャドウ部を少しだけ持ち上げて顔が見えるようにしたのですが、ノイズが乗ることもなく自然な仕上がりです。

 

焦点距離:44mm / 絞り:F6.8 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

一面の緑葉に散りばめられた寒椿の花びらの色がいいアクセントになっていました。光が当たっているところとそうでないところの違いを忠実に再現してくれています。

 

焦点距離:24mm / 絞り:F3.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:320 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

焦点距離:28mm / 絞り:F4.8 / シャッタースピード:1/13秒 / ISO:100 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

焦点距離:35mm / 絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:320 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

屋根の上に休んでいたカモメ達が大きな音に驚いたのか、一斉に飛び出してきたので急いでシャッターを切りました。落ち着きを取り戻した鳥たちが次々にまた屋根に戻っていきます。スタンバイ状態であればカメラを構えてすぐに撮影できたり、飛び回っている鳥たちに素早くフォーカスしてくれたりとレスポンスに優れた操作感に助けられました。バッテリーの容量が思っていたよりも早く減りましたが、USB給電をしながらの撮影が可能なため心配なく撮影できました。

 

焦点距離:56mm / 絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:400 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

 

焦点距離:25mm / 絞り:F4.8 / シャッタースピード:1/60秒 / ISO:800 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマリート SL24-70mm F2.8 ASPH.

 

鈍色の雲、夕暮れのグラデーション。RAW現像で少し明るくしても良かったかもしれませんが、撮って出しでこれだけ美しいトーンを出せるのかという感動のほうを選びました。ISO800くらいであれば日没後のカットでもノイズはほとんど気になりません。

 

焦点距離:100mm / 絞り:F6.8 / シャッタースピード:1/25秒 / ISO:3200 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマー SL100-400mm F5-6.3

 

ISO3200でも非常にノイズレス。手ブレ補正のおかけでシャッタースピードを気にせず撮影することが出来ました。

 

焦点距離:328mm / 絞り:F6.3 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:20000 / 使用機材:Leica SL3-S + バリオ・エルマー SL100-400mm F5-6.3

 

せっかく望遠レンズを持っていたので東京のシンボルを射抜いてみました。ISO20000という高感度でもディテールがぼやけずに写ることに驚きです。高感度耐性が優秀であれば、どうしても高感度でなくては撮れないシチュエーションでも臆さず撮影できるので非常に心強いです。

 




 

ライカが誇るハイブリッドカメラ

いつだって準備万端、完璧な状態で挑めるわけではありません。もちろんその状態にしていくのは大事なことではありますが、環境によって状況は変化し続けます。そうなったとき『SL3-S』のような融通の利くオールラウンダーなカメラは非常に頼もしい存在です。そして写真撮影・映像制作どちらもこなすことが出来るというのはライカSシステムやMシステムにはない強力な個性と言えます。これから先、どちらの分野にも視野を広げているクリエイターにとって最適解な一台となること間違いありません。無限の可能性を秘めた『SL3-S』をぜひその手に。

 

Photo by MAP CAMERA Staff

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