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Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical Type I / II VM

Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical Type I / II VM

2023年12月29日

フォクトレンダーから『NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical Type I /II VM』が発表されました。F1.5という大口径ながらライカMシリーズにピッタリなコンパクトなサイズ感に加え、半世紀前を想起させるクラシックデザインが嬉しいレンズです。さらに軽量で機動力に優れたアルミ外装のType Iと、着脱可能なフォーカシングノブが付いた真鍮製のType II。それぞれにブラック/シルバーカラーの計4種類が用意されており、使用してる機材に合わせたセレクトができます。美しいルックスは所有欲を満たし撮影の楽しさをより高めてくれます。そんな中からType Iのブラックをセレクトして撮影に出掛けてきました。気になる描写力をどうぞご覧ください。

 

絞り:F1.5 / シャッタースピード:1/200秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

東南アジアでよく見られる三輪タクシーのトゥクトゥクが公園の一角に停めてありました。いかにも南国らしいカラフルな塗装が目を引きます。光沢感ある車体の質感を綺麗に切り取ってくれました。

 

絞り:F1.5 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

広い屋外ステージに1台だけ置かれたピアノ。28mmという画角は視野より広い画角を捉えるので見たイメージよりさらに寂しげに写りました。 床面にカメラを置いて撮影したので、パースが生じましたが歪みは感じられず、さすがは最新設計のレンズと言ったところでしょうか。

 

絞り:F1.5 / シャッタースピード:1/125秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

 

絞り:F1.5 / シャッタースピード:1/4000秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

先日閉館し近々建て替えが予定されいているビル。外壁に描かれた大きな女性の絵も見納めです。師走の人が絵と同じように早足で歩いていきました。指かかりの良いフォーカシングレバーのおかげでピント操作もスムーズ。撮りたいと思った瞬間にすぐ操作できるのは嬉しいポイントです。

 

絞り:F1.5 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

  落ち葉で埋め尽くされた足元を見ると年の瀬を感じます。

 

絞り:F1.5 / シャッタースピード:1/2500秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

浅草へ足を運ぶと早くも新年の準備が始まっていました。着物姿の観光客を見かけると年が明けたのではと勘違いしそうです。 

 

絞り:F2 / シャッタースピード:1/6400秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

逆光耐性も高くフレア、ゴーストがしっかり抑えられています。また線香の煙やシャドウ部もしっかり描いており、描写力の高さも伺えます。

 

絞り:F1.5 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

ライブビュー機能を使えばレンジファインダーの距離計連動最短70cmを超え、最短50cmまでピント合わせが可能です。28mmという広い画角ながら被写体に寄ることで迫力ある画で切り取ることができるほか、F1.5による大きなボケをさらに大きく見せることができます。

 

絞り:F1.5 / シャッタースピード:1/40秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

大正時代に活躍していた電車が展示されていました。クラシカルなデザインの機材を持つと古い物を撮りたくなってしまうのは私だけでしょうか。 独特な艶を持つ木の床や壁、室内灯の柔らかな光を綺麗に再現してくれました。 

 

絞り:F1.5 / シャッタースピード:1/8秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

 

 

絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/500秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

スカイツリー脇のビルからスカイツリー越しに都心の空を見渡してみました。高精細の「Leica M11」との組み合わせでは、広い画角内に建物の細かい箇所まで高密度に描いてくれます。 逆光だったため周辺減光が目立ちますが、冬の空を雰囲気良く仕上げてくれました。

 

絞り:F8 / シャッタースピード:1/160秒 / ISO:64 / 使用機材:Leica M11 + Voigtlander NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical

 

F8まで絞ると解像感がさらに高まり細部までしっかり描いてくれました。

 

VM 28mmのハイグレードレンズ

フォクトレンダーVMマウントの28mmレンズと言えば先日「COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical」が発売されたばかり。2021年に発売された「ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical」と合わせると開放F値の異なる3ラインナップが揃いました。いずれも良く写る銘玉揃いで正直目移りしてしまいます。とは言え暗いシーンでも活躍でき、大きなボケも楽しめる本レンズは3本の中でも1つ抜きん出た存在です。 優れた光学性能はもちろん、丁度良い大きさと手に馴染む形状。手にしたら手放せなく1本をぜひお試しください。

    Photo by MAP CAMERA Staff    

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