航空祭の花形、それはブルーインパルスです。
ブルーインパルスは、航空自衛隊を多くの人に知って貰う為、航空祭や国民的行事等でアクロバット飛行を行うチームです。
正式名称は宮城県松島基地の第4航空団に所属する「第11飛行隊」です。
青と白にカラーリングされたT-4ジェット練習機を駆り、6機の機体が、ダイナミックで華麗な空中パフォーマンスを繰り広げます。
1960年に誕生してから、さまざまな場面でアクロバット飛行を行ってきましたが、 1964年10月10日 第18回オリンピック競技大会
開会式(東京)で、スモークで五輪のマークを描いたのは有名な話です。
また、近年では2002年 FIFAワールドカップサッカー開会式で飛行展示を行った事は記憶に新しいです。
では、実際にブルーインパルスは何処で見れるのか?
航空自衛隊の各基地では、毎年航空祭として、自衛隊航空機による展示飛行及び地上展示。
また、自衛隊の活動(災害派遣やPKO)等の紹介などを行っています。
この航空祭のとりが、ブルーインパルスによるアクロバット飛行なのです。
ですので、各航空祭の午後からブルーインパルスの飛行が行われます。
もちろん、航空祭を観る為にお金は一切かかりません。
無料で日本一の飛行テクニックを観る事が出来るのです。
では、ブルーインパルスの演技の一部をご覧下さい。
まず、飛行前には厳密なチェックがパイロットと整備員で行えわれます。
各翼の動作チェック。
エンジンのチェック。エンジンからの廃熱で、後ろの景色が揺らいで見えます。
いよいよ準備OK!
点検を終え、いざ滑走路へ。
スモークを曳きながらテイク オフ。
6機のデルタ隊形で、滑走路上空に侵入。
デルタ隊形のまま観客席の前を通過。
ソロでスモークを曳きながら観客席前を通過。
バーティカル キューピッド。日本一大きなハートを描いた後に一機がキューピッドの矢を描きます。写真は矢を描いてる途中ですね。
スモークを曳いた密集隊形から捻りを加えて間隔を広げます。
只でさえ、機体間隔が狭いのに、1機は背面と難易度が高い飛行です。
青空の元、大きな星が描かれます。
背面でのダイヤモンド編隊飛行!
どうですか、興味を持って頂けましたか?
今回紹介した写真は、カメラはPENTAX K100DとPENTAX K-xで、レンズは望遠をPENTAX DA55-300mm F4-5.8EDで、
広角をSIGMA 8-16mm F4.5-5.6DC HSMで撮影してます。
ブルーインパルスが使用するT-4練習機は、F-15やF-2等の戦闘機より小型なので、大きく撮りたい場合
400mmないし500mmぐらいまでの焦点距離をカバーしたズームレンズが使いやすいです。
4機や6機の編隊飛行から単機をアップでとズームレンズなら的確な構図で撮影出来ます。
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