【Leica】検証!α7 で Elmar M50mmは沈胴できる!?
人気のフルサイズミラーレス一眼「SONY α7」に「Leica Elmar M50mmF2.8」を装着しました(マウントアダプター使用)。
デジタルカメラの場合、エルマーのような沈胴レンズは、カメラ内部やレンズを損傷する恐れがあるため、
決して沈胴させてはいけないと言われていますね。
でも「α7」のボディの中を覗いてみると、なかなか広々しています。
実際どうなのか、検証してみましょう!
まずは、マウント面(アダプターの)からカメラボディ内の一番深いところ(センサー直前の枠)までの長さを計ってみます。
(危険ですので真似しないで下さいね!)
約20mmですね。
次に沈胴した状態のエルマーのマウントより後ろ側の長さを測ります。
こちらは、約21mmです。
ということは、やっぱり沈胴できないのか!・・・いや一寸待ってください。
今ピントリングは無限になっていますが、最短距離まで回してみましょう。
おお!16.5mmではないですか!これなら沈胴可能です!
では、「α7」に取り付けた状態で実際に沈胴してみましょう。
まずは、ピントリングを最短の位置で沈胴させます。問題ありません。
徐々に無限のほうに回していきます。慎重に、ゆっくりゆっくり回していくと、だんだん沈んで行き・・・止まりました。
3mくらいのところで止まりました。絞りリングが隠れるくらいまで沈胴できることがわかりました。
ピントリングの距離指標 3mで測ってみると、約20mmでした。ここでギリギリセンサーの枠に触っているところですね。
ということで、条件付きではありますが、「SONY α7」に取り付けた「エルマーM50mmF2.8」は沈胴できるという結果となりました。
条件:レンズのピントリングは最短撮影距離から3mより近い位置の間にあること。
安全のために、ピントリングは最短撮影距離と覚えておきましょう!
更なる安全を図るには、レンズの沈胴部分に一定距離以上沈胴しないように、セロテープなどをグルリと巻いておくと安心です。
旧型エルマーも計測してみました。
Leica Elmar M50mm F2.8
マウント面からレンズの後までの距離は、無限:20mm、最短距離:17mm。
ピントリング最短距離で沈胴させた状態と、レンズを引き出して撮影状態にしたところ。
Leica Elmar M50mm F3.5
マウント面からレンズの後までの距離は、無限:20mm、最短距離:17mm。
ピントリング最短距離で沈胴させた状態と、レンズを引き出して撮影状態にしたところ。
やはり沈胴レンズは、沈胴させたいですよね。
ちょっと注意が必要ですが、エルマーは姿形、描写も良いレンズですので
ライカユーザーだけではなく、α7、α7R ユーザーにもお勧めのレンズです。
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