【Leica】金曜フードショー☆第1回 XOONS ズマリット50mmF1.5用フード
みなさん、こんにちは「金曜フードショー」へようこそ!
レンズフードは、フレアやゴーストなどの原因となる有害光のレンズへの入射を防ぐためのものですが
レンズフード自体がコレクションの対象にもなっています。
このコーナーでは、実用的なものや変わった形のものなど多種多様なレンズフードを取り上げていきます。
今回紹介するのは、開放絞りで独特の柔らかな描写で人気のズマリット50mmF1.5用フードです。
ズマリット50mmF1.5は、1949年にLマウントで登場しました。ライカM3が発売された1954年には、Mマウントが追加されました。
専用フードは共通で、八角形が特徴の「XOONS」です。
サイズは、約縦53mm x 横61mm x 奥行29mm、重さ62g。レンズへの取り付け部の内径は44mmです。
鋳物でできた頑丈なつくりで、表面は縮緬塗装されています。
背面上側が大きく切り取られているのは、ファインダーがけられるのと、距離計窓をふさいでしまうのを避けるためです。
内側は、乱反射防止の加工に艶消し塗装されています。
レンズへの取り付けは、本体下部のネジを回して固定する「押しネジ方式」を採用しています。 ※写真をクリックすると拡大表示します。
ライカIIIf + ズマリットL50mmF1.5 に組み合わせてみました。 上面の刻印もいい感じです。
いや~フードってほんとにいいもんですね!