What’s LYTRO??
↑早速ですが写真のアチコチを触ってみてください!↑
写真を撮るときに「ピントを合わせる」ってよくいいます。
「ピンがずれた」とか「背景にピントが合ってしまった」とか
そういった悩みはカメラを使う上で必ず付いて回るものです。
しかし、そんな悩みとも今日でサヨナラ☆
そんな近未来的な凄いカメラがあるんです!!
LYTRO ILLUMというカメラをご存知でしょうか。
LYTROは2006年、スタンフォード大学の研究者であったレン・ン氏が
Refocus imagingという名で設立した会社です。
2011年に今のLYTROと改称しています。
そのLYTROが世に送り出したカメラ「LYTRO ILLUM」は
1つのセンサーとメインとなるレンズの間に複眼状の小さなレンズを
配置することであらゆる方向からの情報を記録することが出来るカメラです。
それにより、後から演算処理でピントの位置を変えたり
視点までも変えることが出来る、という近未来的カメラです。
こういった3次元の情報をあらゆる角度から取り入れているカメラを
「ライトフィールドカメラ」と呼びます。
工業製品(車の走行支援装置や顔認証機能のセキュリティーなど)には幅広く使われていますが
民間向けに発売されるのはこのLYTROが初めて。
後からピントをずらせるというユニークなカメラは
使ってみるとすごく楽しくて癖になりそうです。
レンズもF2と大口径でボケもハッキリ出ます。
映像系の仕事で使うだけでなく、普段の景色もLYTRO ILLUMで撮影したら
きっと今まで考えもしなかったアングルで撮ることも出来るかもしれません。
そんな最先端のカメラだと使い方も難しいの?なんて思ってしまいそうですが
いやいや、実は触ってみるととてもカンタンなんです♪
実際に使ってみました。
まずはこんな感じでセッティング。
タッチパネルです。
ピント合わせや他の操作も全てタッチで出来ます。
通常の画面はこんな感じ。
白飛びしそうなところは「ゼブラパターン(画面上のしましま)」が教えてくれます。
露出を決めるときの手助けになります☆
ピントの山が見づらかったり「どこまでピントが合うのか」を知りたいときは
この四角いマークのボタン「LYTROボタン」を押してみましょう!
そうするとオレンジとブルーの一風変わった画面になります。
右端にある距離計と同じで、青が近く・オレンジが遠くを意味します。
ここで注意!
いくら「後からピントをずらせる」といっても
元々どこにもピントが合っていない状態だとどうしようもありません。
青とオレンジが両方出ている状態で撮影することで
後からピントの位置を変えることができます。
奥のミニカーにタッチしてピントをずらすと奥のミニカーだけ青くなりました。
この時、手前のミニカーには色が付いていません。
これだと手前にはピントが合っていない=後からも合わせられないということです。
青とオレンジが両方出ている状態で撮らないといけない、とだけ覚えておきましょう。
こうして撮ったのがコチラ。
慣れれば結構カンタンなんです♪
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↑コチラもアチコチ触ってみてください!↑
こんなカメラは今までに見た事が無い!
将来的に「ピントを合わせる」という概念が無くなる日もくるのでしょうか…。
カメラのあらゆる可能性を感じさせる「LYTRO ILLUM」を是非CHECK!!