『InterBEE 2015』見学レポート その3
●Manfrotto
マンフロットブースでは、三脚やカメラバッグが並びます。
定番の055三脚にiPadを装着するキットが紹介されいました。
DIGITAL DIRECTORは、USBケーブルをカメラに繋ぎアプリを立ち上げるだけで、カメラの画像をiPadで確認することができます。
回転防止機能の付いたフリーアクションアームにしっかり固定できるので、安定性もバッチリ!
どんどん便利になるiPadとの連携は今後も注目です。
動画用の雲台やリグシステム、カメラバッグが並びます。
フォト撮影に比べアクセサリーを多く運ぶことの多い動画撮影だけあって、大型バッグが目に付きます。
写真右下のバックパックはドローンを運ぶ為の仕切りが用意されています。
用途に合わせていろんな種類があるのに驚かされました。
●EIZO
EIZOブースでは、4K動画編集向けのモニターが紹介されています。
動画編集をグループで行う際に重宝する、複数のモニターの色調整を一元管理するシステム。
管理者用端末から、複数の作業端末の設定が確認できるほか、一斉のキャリブレーションが可能とのこと。
参考出品でHDR対応のモニターも展示されていました。
数年前からデジタルからの機能で話題になっていたHDRが、映像にも進出です。
広いダイナミックレンジで、効果のある部分と無い部分の差は一目瞭然。
こちらも楽しみな機能です。
●ATOMOS
デジタルカメラでの4K撮影の必需品とも呼べるATOMOS。
ブースで一際目立っていたのが、ハウジングを装着して水中に沈められた「SHOGUN」です。
耐圧深度60mの堅牢ボディとのこと。綺麗な水中の4K映像が楽しみな商品です。
各社のデジタルカメラに搭載されたATOMOSシリーズがズラリと並ぶ姿は圧巻でした。
●Carl Zeiss
カールツァイスのブースでの注目は、豊富なレンズ群。
動画用レンズはもちろん、新製品のMilvusやLoxiaがズラリと並ぶ景色は圧巻です。
次世代スタンダードとして誕生したMilvus。手ブレ軽減などを考慮したデザインは持ちやすくとても使いやすいレンズです。
SONY EマウントのLoxiaシリーズに加わった21mmF2.8にも一足早く触れることができました。
絞り:F2.8 / シャッタースピード:1/5000秒 / ISO:2500 / 使用機材:SONY α7II + Loxia 21mm F2.8
今回取材に使用していたカメラがα7IIだったので、ブース内で試し撮りさせていただきました。
ブース内の厳しい環境下でも、高性能ぶりがわかる綺麗な描写です。大きなボケ味がカメラを自然に浮き立たせてくれます。
これも発売日が待ち遠しいレンズです。