【α PHOTO】はスタッフが、SONYのAマウント・Eマウントレンズを
持ち出して自由に楽しく撮った写真を皆様にご紹介しております。

今回はα77シリーズのキットレンズとしてもお馴染みのDT16-50mm F2.8 SSM
をご紹介いたします。
35mm判換算で広角24mmから望遠75mmの画角をカバーし、
ズーム全域で開放F値2.8で撮影できる明るい大口径標準ズームレンズ。
汎用性の高さは抜群です。
せっかくなのでα77IIと組み合わせて撮影に行ってまいりました。

45mm F3.5 1/2500秒 ISO100
おおきな青空に何かを主張しているかのようにそびえ立つ２棟の高層マンション。
あんなところに住めたらきっと良い眺めなんだろうなと羨ましく思います。

16mm F5 1/640秒 ISO100
思い返してみると普段はあまり広角レンズを使っていませんでした。
しかし風景写真を撮るのにやはり広角は必要。
ファインダーを通して見る世界は自分の視界よりも大きく広がっていて、
不思議な感覚になる時があります。

50mm F5 1/80秒 ISO160
11月の半ばでしたが、この日は快晴で少し暑いくらいでした。
入口の向こうに待つのはとても明るく暖かい世界。
奥行のある描写も面白いですね。

50mm F5 1/125秒 ISO100
被写体がくっきり浮き出るようにシャープに写ります。
今回使用したα77IIの高解像力も加わって高い描写性能を発揮してくれました。
良いレンズなんだなと改めて実感。

50mm F5 1/640秒 ISO100
残り少なくなった葉を見ると、もうすぐ今年も終わりなんだなと感じます。
青空の下、逆光気味で暗く陰りのある描写が、寂しさをより強調しているように見えます。
夏の日差しとは違い、控えめな冬の日差しが作り出す光景が好きです。

45mm F4 1/250秒 ISO100
日本の庭園。池と石と草木によって作られる風景は不思議な魅力があります。

50mm F2.8 1/125秒 ISO100
絞り開放での撮影。ズームレンズでありながらボケの大きな写真を撮ることができます。
やはりズームレンズで開放F値が明るいレンズは便利です。

50mm F2.8 1/80秒 ISO1600
絞り開放での撮影をもう１枚。
背景の光源も柔らかくボケてくれるので撮っていて気持ちが良かったです。

冒頭でも書いたように、どちらかというとキットレンズというイメージが強く、
特別尖った特徴に欠けるかな？と思っていたレンズなんですが、
今回使ってみると実はかなり優等生レンズ！
ボケの綺麗さや写りのシャープさには驚かされました。
標準域の画角の撮影はこのレンズで十分なんじゃないかと思ったのが本音です。
F2.8通しのスペックは伊達ではありませんでした。

DTレンズなのでフルサイズセンサーのボディではオススメはできませんが、
APS-Cサイズセンサーのボディをお使いの方には、お手頃価格で入手できる
大口径標準ズームレンズとしてオススメできる1本です。

αPHOTO第37回のレンズは『DT16-50mm F2.8 SSM』でした。
今回の使用ボディは『α77II』です。

次回はどんなレンズが登場するでしょうか?
お楽しみに!!

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