【HASSEL BLAD】の使い方 第8回 どこが違う?500C/M と 503CX | THE MAP TIMES 
Select Language



【HASSEL BLAD】の使い方 第8回 どこが違う?500C/M と 503CX

[ Category:HasselBlad|掲載日時:2016年07月05日 20時30分]





数種類あり、どれも同じように見える HASSELBLAD 500シリーズの見分け方ですが、実は簡単です。
親切な事にボディに機種名が入っています!

↑の写真の 500C/M は、ボディ左側面のアクセサリーソケットに(500C も同じ位置)、
↓の 503CX 以降のモデルは、ボディの両肩にありますね。
プリントではなく、浮き彫りになりました。ボディ正面の「HASSELBLAD」のロゴも浮き彫りですね。



では、500C/M と 503CX の異なるところを紹介しましょう。



500C/M (と 500C) のボディ内部は、乱反射防止の為、艶消し黒で塗装されています。



503CX 以降のモデルは、植毛タイプのパルパス材が使用され、内面反射がより一層抑えられています。
↑ のもののようにヒビが入っているものが多いのですが、写りへの影響はほぼ無いと言っていいでしょう。



503CX(503CXi、503CW)は、専用ストロボを使用するとTTL自動調光が可能です。
ミラーボックス内部にフィルム面からの反射光を測定する為のセンサーがあります。



ボディ左側には、TTL自動調光用のフィルム感度セレクターダイヤルがあり、
ISO 16~1000 で設定できます(503CXiも同じ。503CW は、ISO 64~4000。)   


左側、下部のソケットカバーを外すとTTLシンクロコネクターがあります。
ここに専用システムストロボを接続します。(現在、専用ストロボは入手困難です)



503CX (503CXi、503CW)のファインダー内左側にシグナルLEDがあり、専用ストロボの充電完了時に赤く点灯します。
また、撮影直後に適正露出が得られた時、1秒間点滅し、十分な光量が得られなかった時は、点滅しません。

上記のように内面反射材の変更専用ストロボでのTTL自動調光が可能になったこと以上に重要なのが
新型のフォーカシングスクリーンが標準装備されたことです。
採用された、ミノルタ(当時)製のアキュートマットスクリーンは、
非常に明るく、シャープでピント合わせがしやすくなりました。

フォーカシングスクリーンは交換可能なので、必要にあわせて、旧型、新型のスクリーンを交換して使用することができます。
(スクリーンが固定式の500Cは除く)

個人的には、標準レンズ Planar 80mm F2.8 使用時は、旧型のスクリーンのほうが、ピントの山がつかみやすく感じます。

また、 第6回 フォーカシングフード、ワインディングクランク その2で紹介した新型のクランクが付いています。



細かな改良点はありますが、初期型の500C から 最終型の503CW まで、
基本的なところに変わりがない HASSELBLAD って初めから完成度の高いカメラなんですね!!

価格的にもお求めやすい500C/M (500C)もまだまだ活躍できますよ!


↓ こちらもご覧ください ↓


















〓〓商品ピックアップ〓〓

[ Category:HasselBlad|掲載日時:2016年07月05日 20時30分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

Canon EOS R/Carl Zeisa Milvus 21mm F2.8 【私のお気に入り】建築散策 2019年08月20日
東京メトロ南北線の「白金台」駅から徒歩約2分。 何かの雑誌で目に留まり、一度足を運んでみたかった場所です。 なかなか用もなければ普段は来ない場所です。 東京大学建築学科教授の内田祥三(よしかず)により設計され、昭和13(1938)年に建設された旧公衆衛生院です。 構造は鉄骨・鉄筋コンクリート造、スクラッチタイルで覆われたゴシック調の外観で、 「内田ゴシック」と呼ばれる特徴的なデザインとなっています。 建物の内部にも、講堂や教室・研究室などのほか、細部にわたる意匠な...
続きを読む
【私のお気に入り】横浜、ちょっとだけ散歩 【私のお気に入り】横浜、ちょっとだけ散歩 2019年08月19日
とある夏の日、セミの声のシャワーを浴びながらたどり着いたのは横浜の洋館でした。 出迎えてくれたのは、ブラフ18番館。横浜山手にある大正末期に建てられた歴史のある建物です。 建物の中に入ると冷房がよく効いており、ひんやりとした空気が出迎えてくれます。外の暑さとはまるで別世界に来たようでした。 この日の相棒はFUJIFILM X100。2011年発売と少し古いカメラですが、ちょうどよい大きさとしっかりとした描写力を兼ね備えているので、ちょっとしたお散歩にはいつもこのカメラを持って行き...
続きを読む
愛機と共に 【私のお気に入り】愛機と共に 2019年08月18日
モノを購入する際、 「コレが決め手!」「ここだけは外せない!」 といったことがあります。 今回【私のお気に入り】ということで、 カメラ機材に全く関係のない腕時計を 上記観点で(恐る恐る)したためることにしました。 是非お読みいただければ幸いです。 初めての機械式時計は10年以上前に購入した OMEGAのスピードマスターだったのですが、 手首の上でジリジリと回るローターの感覚… スムースに動くスイープ運針… たまりませんでした。 すっかり機械式時計に魅了され、あの時計...
続きを読む
null 【私のお気に入り】 格安高性能レンズ【SIGMA】 2019年08月17日
前回、筆者の担当の回で、OM-D EM-1 MarkIIをご紹介しましたが、その際に使用したSIGMA Art 60mm F2.8 DN(マイクロフォーサーズ)について改めてご紹介します。 このレンズの価格の安さに惹かれ、何気なく購入し、少し使ってみただけなのですが、解像感の高さ、色乗りの良さには舌を巻きました。 筆者は夜景を撮影することが多いのですが、ノイズを抑えるため、できるだけ感度を上げずに、絞りを開けたいところです。 F2.8ではありますが、このレンズは解放から安心して使用できます。 ...
続きを読む
角形フィルターで遊ぼう 【marumi】最新の角形フィルターを試みる 2019年08月16日
α7III + FE16-35mm F2.8 GM + M100 + C-PL For M100 + Soft GND8 + ND16 18mm | F8 | 20s | ISO100 千葉県佐倉市 印旛沼にて 「marumi」から最新鋭の角形フィルター誕生 EXUSやEXUS SOLIDといったレンズフィルターをご存知でしょうか。 レンズフィルター専業メーカーとして名の知れる「マルミ光機」通称「marumi」。 marumiのフィルターを愛用する写真愛好家は多いと思います。 レンズフィルターとは、レンズ前面のガラスの保護を目的として装着する「保護フィルター」が一般的ですが、 ...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]