SIGMA A 85mm F1.4 DG HSM ポートレート撮影
SIGMA A 85mm F1.4 DG HSM
今、噂のSIGMAの高解像度Artレンズを使ってポートレート撮影をしてきました。
使用カメラはCANON 5DMarkⅢです。
以前のシグマレンズに比べ、AFが早くなったのは勿論、なによりピント性能がよくなっています。
暗闇の中でも素晴らしい性能を発揮。
以前のシグマは正直…ポートレート撮影時、ピントズレに悩まされた記憶がありますが、
それも大分解消されたと実感した一本。
Artシリーズの世界観をそのままお届けする為、
今回の写真は全て、JPEG撮って出しにて失礼いたします。
F1.4 1/100秒 ISO-500
イルミネーションの中での一枚。
背景が綺麗で不思議なボケを演出しています。
コントラスト、ビビット感、解像度のよさ。
ピント性能がよくなって、被写体が美しく浮き出ています。
F1.4 1/100 ISO-500
これまた、不思議な背景のボケ感。
四隅のボケ方、背景奥の暗闇の落ち方が滑らかで美しいです。
そして、ピントがあっている部分だけ綺麗に浮き出て立体感のある写真。
アーティスト撮影の時に大活躍してくれそうです。
F1.4 1/80 ISO-400
アップ。
原寸大で見ると睫毛にピントが合っており、目玉はほんの少しだけボケています。
ですが、実際プリントやHPに使用する分には気にならないレベル。
F1.4 1/100 ISO-500
寄った画と、引きの画を並べてみました。
どちらも同じ設定です。
背景の距離が違うことでボケ方が変わり、非常に面白いです。
寄ると、単純に丸くボケる。
引いて遠くを写すと、少し円形状にボケました。
キャノンのEF85mm F1.2だと、一律に柔らかくふわふわっとボケるイメージなのですが、
シグマのArtは流れるような、迫ってくるようなボケ方ですかね。
F1.4 1/400 ISO-400
引きの縦画。
先ほどの引きの絵と違って、円形状にはボケませんでした。
F1.8 1/60 ISO-800
F1.8の開放寄りで撮影しているにも関わらず、
夜間に手持ち撮影でこのシャープさは嬉しいですね。
遠くの方にピントを合わせ、
手前の物からも距離があるので、全体的にシャープな絵となりました。
F1.4 1/60 ISO-2000
周りが真っ暗で、風が吹いていて、更に手が震えていて…という状況での撮影。
ピンズレしてしまいました…
でも、幻想的に撮影出来たので掲載させて頂きました。
まるで特殊加工したかのような写真。
この写真も撮って出しです。
全体的な感想は
キレッキレのピントで被写体が浮き出る、
距離間によって背景のボケ方が全く異なる、
ビビット色強め、
AF性能向上(ほぼF1.4で撮影しましたがピンズレ少な目)
というイメージでした。
もちろん、使用カメラや設定、撮影環境によっても異なると思いますが…
別のカメラではどんな写真になるかも気になりますね。
他のレンズとは明らかに違う世界観の、シグマのArtシリーズ。
一日撮影しただけでとても気に入りました。
他の人とは違う、不思議で幻想的な写真、クリエイティブな写真、アートな一枚を撮るには最適の一本です。
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