Select Language



FUJIFILM GFX インタビュー【Part 5】

[ Category:FUJIFILM|掲載日時:2017年05月11日 20時34分]


FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part1 FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part1 FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part1
FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part1 FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part1 FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part1

FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

Xシリーズって、レンジファインダーのX-Pro2であったり、一眼モデルのX-T2だったり、また、その弟分といえばいいですかね、X-T20など、撮影スタイルと価格に応じてラインナップが選べると思うのですが、今回発売した『GFX』のGマウント機というのは、今後ラインナップが広がっていく可能性があるのかお聞きしたいのですが。
ズバリありますでしょうか?



FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

ええ、将来的に可能性はゼロではないと思いますよ。
「Xシリーズ」がそうであるように、本来カメラのボディ形態や操作性、性能は被写体や撮影用途によって最適化されるべきだと考えていますから。

ただ、今は全く白紙の状態です。



FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

フジフイルムがデジタル中判カメラを出されたことで、ペンタックスさんのカメラも含め、趣味としてのデジタル中判カメラのニーズも高まってくるだろうと思います。販売店としてもそうですが、一人のカメラ好きとしても今後の展開を非常に楽しみにしています。



FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

そうですね、今後にもご期待していただけたらと思います。

フィルム時代の中判カメラには、一眼レフがあって、レンジファインダーがあって、二眼レフがあって、さらに真四角(6x6)や645などフォーマット自体も種類がありました。それが中判の魅力の一つだと思っています。

『GFX』でマルチアスペクト機能にこだわったのも、そういった経緯があります。シノゴ(4×5)、ロクナナ(6×7)、ロクハチ(6×8)、24: 65というフルパノラマフォーマットとか、ありとあらゆるフォーマットを全部入れているんですよね、そういったことやっていけるのも中判カメラだからこそと思っています。



FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

『GFX』が発売されて間もないのに、こういった質問も変かもしれませんが、カラーバリエーションであったり、限定の、例えばペンタックスさんで漆塗りモデルのような特別モデルであったり、または博物館向けの赤外線モデルなど、『GFX』からの派生というのは考えているのでしょうか?



FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

うーん、例えば『GFX』でグラファイトシルバーが欲しいという方は少ない気がしますけどね。このボディであの色だと相当派手になると思いますし(笑)

限定モデルの場合、コスメティックな限定と、機能を何かしら変えた限定とがあると思います。Xシリーズは結構趣味的なところも追求しているんですけど、このカメラ(GFX)はその観点からは最も遠いかな、と思うんですよ。いわゆる撮影趣味ではなく、カメラ趣味として『GFX』を購入する人が果たしてどの程度いるのか?ということですね。『GFX』は使ってこそのカメラ、道具として使い倒してこそ価値のあるカメラだと思っています。

付け加えるなら、T(X-Tシリーズ)のラインもそういうものだと我々は思っているんです。なので、アクセサリーなどで「もっと使いやすい何か」を派生して作っていくというのはあると思います。あとはレンズですよね。どんなレンズが欲しいかは、どんどんユーザーさんから何かしら情報をあげて欲しいですね。我々もそのニーズに応えたいので。



 
FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

新たに23mmと110mmも発表されましたが、現在のレンズロードマップで注目度が高いのは35mm判換算で35mm相当の単焦点レンズでしょうか。風景はもちろん、スナップのような撮影でも使いやすい画角だと思いますから。とは言え、『GFX』ではスナップには大きすぎますよね。



FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

一般的にはそうですね。

でも、以前レンジファインダーの中判デジタル機を作ってくれって言うプロカメラマンに「何を撮るために?」と聞いたら、「当然スナップを撮るためだ」と言うんです。

私としては、スナップはカメラが目立っちゃダメなんじゃないか?と思っていたので、「こんな大きなカメラでスナップしていたら、私、写真家です。ここに居ますよ〜って看板背負っているのと一緒じゃないか?」と言ったら、「いやいや、それでも欲しいんだ」みたいな(笑)。

で、実際に発売してみたらスナップやルポルタージュに使っている写真家も結構いらっしゃって…。なので、確かに35mm相当のレンズ(GF45mm)は期待されています。

あと、レンズに関して今一番質問が多いのは望遠レンズですね。もう少し長いのが欲しいと言われます。最初のロードマップだと最長でも120mm。35mm判換算だと約95mmくらいなのでまだ少し短いんです。そこで、新たに望遠単焦点レンズとテレコンバーターのロードマップを先日発表しました。



FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

最後に、『GFX』を購入された方、購入をご検討されている方に向けてメッセージをいただけますか?



FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

『GFX』は中判カメラの緻密な描写を必要とするジャンルの撮影や、中判カメラを使いたいと思う写真家にとっては、期待を裏切らないカメラだと思います。

私は、「作品を撮る」ということはプロでもアマチュアでも、最終目標が高ければ高いほどすごくパワーがいることだと思うんですよ。撮影技術や知識を取得し、最適な機材を揃え、二度とないかもしれないシャッターチャンスを確実に自分のものにするために努力をするわけですから。

『GFX』はそういった努力を厭わず、高い精神性を持って作品を撮りたいと思っている方に是非使っていただきたいですね。デバイスに頼り過ぎず、結果をカメラのせいにしない(笑)そして、SNSを通じて広く浅く写真を観てもらうよりも、写真展や写真集でしっかり自分の写真を観て欲しいと思っている、そんな人に使ってもらえたら『GFX』の商品企画者として嬉しいですね。



FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5

本日はどうもありがとうございました。

発売開始からおよそ2か月半経ちましたが、フィールドでは新緑の季節を迎えたこれからが『GFX 50S』の実力を発揮できるのではないかと思います。マップカメラでは今後も新商品の情報をブログやフォトプレビューサイト「Kasyapa」でお伝えしていきますのでご期待ください。



    
FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5 FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part5


FUJIFILM GFX 50S インタビュー Part3




[ Category:FUJIFILM|掲載日時:2017年05月11日 20時34分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

【FUJIFILM】フィルムシミュレーション クラシッククローム~台湾編~ 【FUJIFILM】フィルムシミュレーション クラシッククローム~台湾編~ 2018年07月07日
F8 1/480秒 ISO200 ~FUJIFUILMフィルムシミュレーション~ フィルムメーカーとして色に強いこだわりを持ち、独自の色再現技術でユーザーの心をつかむフジフイルム。 独自のセンサーに加えその要となっているのがフィルムシミュレーションです。 フィルムを交換するイメージでモノクロ、カラー、色味など異なるにモードに切り変えることができます。 今回は以前もご紹介いたしました”クラシッククローム”で台湾を撮影してきました。 F2.8 1/220秒 ISO200 台湾のうだるような暑さには水分...
続きを読む
FUJIFILM (フジフイルム) X100F 【FUJIFILM】通勤時の電車 2018年06月27日
『FUJIFILM X100F』 -言葉を写真に- 毎日同じ道を辿る通勤電車のなか… 同じ電車、同じ時間でも、毎日違う人が私の前を通っていき、 私自身も毎日違う感情を抱きながら通勤しています。 そのため毎日様々な感情に流され、電車の中でも写真を写したいという衝動が私の中で走ります。 ですがさすがに電車の中となると…撮影するのに気を遣う必要があり… いつも写真を撮ることを諦めていました。 そんな私を写真の世界へ連れ出してくれたのがX100Fでした。 絞り、ス...
続きを読む
【FUJIFILM】X100F お天気雨の日 【FUJIFILM】X100F お天気雨の日 2018年06月10日
春も過ぎ、空気が潤いだす季節です。 怪しい天気でしたが、ひと雨降る前に鎌倉を歩いてきました。 今回の相棒はFUJIFILM X100F。 クラシカルな見た目にフジフイルムの技術の粋を詰めこんだ、たまらなくニクいカメラです。 駅につき仲町に足を向けた矢先、 狐の嫁入りに歓迎され足早く近くのクレープ屋さんへ逃げ込むことに。 雨の間にいただくチョコレートのクレープはアルコール入りで、 ちょっとだけ大人な気分。 さすが23mm、使い勝手がよくその場の雰囲気をそのまま映しだしています。 ...
続きを読む
【FUJIFILM】雨色景色 【FUJIFILM】雨色景色 2018年05月26日
GWも終わりいよいよ本番。 そうです。梅雨です。 ジメジメ、ムシムシ、洗濯物は乾かなくて大変な季節。 そんな時だからこそ気分転換に写真を撮りに行きましょう! と言ってもカメラが濡れてしまうのは気がひける。と言う方に今回は室内でも撮れる雨色景色のご紹介となります。 今回、撮影を行った機材はFUJIFILM X100F。 X100Fは筆者が今1番欲しいカメラですが試用したことでより購入意欲が湧いてしまいました。 今回の雨色景色は仕事帰りです。 帰り際に雨だった為、ちょ...
続きを読む
【FUJIFILM】大藤に魅せられて 【FUJIFILM】大藤に魅せられて 2018年05月09日
大藤で有名なあしかがフラワーパークへ XF10-24㎜とXF35㎜ F1.4を携え新機種X-H1と共に 壮大な藤棚を思うままに撮影してみました。 藤は古くから女性に例えられ、優雅に垂れる花房は振袖姿を思わせたそうです。 その印象に違わず、陽気の下で優しく揺れる藤の花房は和の風情を感じさせます。 約1mの花房が垂れ下がって埋め尽くす様は壮観です。 少し汗ばむ陽気のこの日 XF35㎜ F1.4のレンズで撮った画像には 藤の花房の向こう側に夏の訪れを感じる事が出来ました。 ラ...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]