【Nikon】高性能フィルター『ARCREST』使用レポート | THE MAP TIMES 
Select Language



【Nikon】高性能フィルター『ARCREST』使用レポート

[ Category:Nikon|掲載日時:2018年08月17日 20時49分]


Nikon ARCREST


ニコンから発売されている高性能レンズプロテクトフィルター『ARCREST(アルクレスト)』。
近年、デジタルカメラの高画素化に伴いレンズフィルターに求められる要求も高くなっており、フィルター各社からも高性能を謡うフィルターが多く発売されています。
ニコン純正フィルターの実力はいかに?早速、話題のフィルターを使ってみました。


まずは、カタログスペックから「ARCREST」の優れた性能を見てみましょう。


ARCREST紹介



ニコン独自のテクノロジーで、420nm~680nmの可視光域で片面設計値約0.1%に近づけた超低反射率の多層膜ARコート(反射防止コート)「ゼロワンARコート」を採用し、ゴースト・フレアの発生を低減。
フィルターを装着することで生じるレンズ本来の描写力の低下を最小限にとどめ、コントラストが高く階調豊かな映像表現が可能に。
また、新たに開発した高精度な研磨技術によって極めて高い平面精度を実現。
さらに、ニコン独自開発のフレームへのマウント技術「フラットプレーンシステム」により、ガラスにかかる負荷を大幅に軽減してガラスの歪みも最小限に抑え、フィルター有効径の約85%のエリアで、透過波面精度がλ/4以下の精度に収まるよう設計されています。


ARCREST装着


少し難しい解説で、いまいちピンとこない筆者が注目したのが、NIKKORレンズにも使われている高品質な光学ガラスを採用しているという部分。
約2mm厚のガラスで安心の強度を発揮するというのは心強い限りです。

フィルターの厚さも約3.4mm(95mm径のみ3.9mm)と、従来品より薄くなりました。
おかげで、超広角レンズ使用時もケラレの心配がありません。
フィルターフレーム表面にはキズに強いブラックアルマイト処理が施されているので強度面の心配も無用です。
ツヤ消しブラックが、高級感を醸し出します。また、ローレット加工により指がかりがよく、着脱もスムーズです。



疑り深い筆者は、優れた撥水・発油コートも試してみました。

防滴比較


左が「ARCREST」、右が他社製の撥水・発油保護フィルターです。
少し傾けたフィルターに水滴を垂らしたところ、ARCRESTの方が素早く水滴が流れ落ちていきました。
同じ撥水・発油でも表面が滑らかな分、水の滑りが良いように感じます。
余談ですが、古いフィルターは磨いていても、濡らして強い光を当てるとあまり綺麗ではないですね。
これは新しいフィルターへ買い替えるサインかもしれません。


撥油比較


同様にペンでなぞってもご覧のとおり。同じ発油でもペンから出るインク量を抑えているかのようです。


+ARCREST NoFilter
絞り:F5.6 / シャッタースピード:1/400秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D5 + AF-S 24-70mm F2.8E ED VR(左:+ARCREST / 右:フィルター無し)



フィルターの装着時と非装着時での撮り比べもしてみました。
拡大画像を見ても目視では、フィルターによる影響を感じることはできません。


+ARCREST
絞り:F4 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D5 + AF-S 24-70mm F2.8E ED VR(+ARCREST)



NoFilter
絞り:F4 / シャッタースピード:1/800秒 / ISO:100 / 使用機材:Nikon D5 + AF-S 24-70mm F2.8E ED VR(フィルター無し)


フィルターの脱着を繰り返すためフードは未装着。そして天候は雨。
ダイレクトにレンズ前面に水滴が落ちてくる条件下の撮影となりました。
使用したレンズ「AF-S 24-70mm F2.8E ED VR」には、汚れが付着しにくいフッ素コートが施されており、フィルター同様、雨粒はすぐに流れ落ちていきます。

レンズの前面ガラスに施された、優れた防汚性能を再確認するという結果でしたが、高価な高性能なレンズだけに余計大事に使いたいという思いに駆られ、ますますフィルターの必要性を再認識することとなりました。


ARCREST化粧箱


レンズ本来の描写力を極力損なわない高性能保護フィルターとして、あらゆる点にこだわって光学性能を高めている高性能フィルター。

一目でニコン純正と感じることができる、ボディやレンズと統一感のある金箱も嬉しいポイントです。
他社製の高性能フィルターと比べても、少々お値段が張る商品ですが、実力は折り紙つき。
ニコン好きの私は、お布施のつもりで購入決定です!















〓〓新製品〓〓〓〓商品ピックアップ〓〓

[ Category:Nikon|掲載日時:2018年08月17日 20時49分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

null LEICA Boutique ~MapCamera Shinjuku~ 6th Anniv. 2019年02月20日
この度ライカブティックMapCamera Shinjuku は、本日2月20日にオープン6周年を迎えることとなりました。 これもひとえにお客様おひとりおひとりのご愛顧あってのことと心より御礼を申し上げます。 これからもご期待にお応えできるよう、スタッフ一丸となって皆様に愛されるお店にして参りたいと思います。 今後とも末永いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。 ライカブティックでは様々なライカを実際に手に取り お座りいただきながらゆったりと製品をご覧いただけるカウンターもご用意...
続きを読む
【SONY】まもなく発売 α6400!! 【SONY】まもなく発売 SONY α6400!! 2019年02月20日
いよいよ注目の新機種SONY α6400が 2月22日発売となります。今回は進化したその性能を改めて整理してみました!! まずは注目のAF性能。α6000シリーズ最速の最速0.02秒を実現したAF速度と、被写体を確実に捉え続けるリアルタイムトラッキング。 加えて撮像エリアの約84%をカバーする425点の位相差AFセンサーを高密度に配置。像面位相差センサー測距点の数については、α6500・α6300は同様となりますが、コントラストAF枠をα6300の169点から425点に多分割化されており、より高性能なAFになっています。 ...
続きを読む
K-1+HD FA35mm F2 【PENTAX】FA35mmF2の進化 2019年02月20日
『smc PENTAX-FA35mmF2AL・HD FA35mmF2』 PENTAX K-1+HD FA 35mm F2 1/400 f/2 ISO100 PENTAXファンの皆様、お待たせいたしました。 FA35mmF2にHDコーティングを採用したという、今週新発売のHD FA35mmF2。 誰もが気になっているであろうこと、 なぜこのレンズをリニューアルする必要があったのか… 今回一足早く新旧の描写を比較してみたところ、すぐにその答えが見えてきました。 その魅力をお伝えしたいと思います。 まずは外観の比較をご覧くださいませ。 PENTAX K-1 + smc PENT...
続きを読む
発売まであと2日 【OLYMPUS】OM-D E-M1X発売まであと2日!7-14mmを使ってみた。 2019年02月20日
E-M1X発売まで、あと2日! 今回は「E-M1X」と一緒に使用して頂きたいレンズの一つ PROシリーズの超広角ズームレンズ「M.ZUIKO 7-14mm F2.8 PRO」を E-M1 Mark IIで楽しんでみました。 E-M1Xを待ち遠しにしている皆様の暇を少しでも潰せたら幸いです。 水面に写る建物と実際の建物。 広角レンズならではのダイナミックさがあります。 また、太陽の方向からのゴースト現象も味を出してくれています。 また広角レンズの利点は最短撮影距離が短い事です。 その利点は狭い場所での被...
続きを読む
【Leica】私のライカライフ~S~ 【Leica】私のライカライフ ~S~ 2019年02月19日
平素よりマップカメラをご愛顧賜りまして、誠に有難うございます。 お陰様でライカブティック MapCamera Shinjukuは、2月20日にオープン6周年を迎えます。 LEICA Qチタングレー等の豪華賞品が貰えるLEICA SMILE PHOTO CONTESTの開催や、 LEICA M10用のサムレストレバーなど、ワクワク盛り沢山でお送りしております。 さて、そんなワクワクの中の一つ(になれたらいいな)の「私のライカライフ」ですが、今回はスタッフEがお送りいたします。 使用機材はLEICA S(Typ007)とLEICA S-E、組み合わせたレ...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]