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オリンパスで広がる撮影の世界 第1回 星空撮影、始めてみよう

[ Category:OLYMPUS|掲載日時:2017年08月14日 11時35分]






<特集>
オリンパスで広がる撮影の世界




第1回
星空撮影、始めてみよう



OM-D E-M1 SAMYANG 7.5mm FISHEYE

ただいまマップカメラでは、
創業祭「MAP FES MAP CAMERA 23rd Anniversary」を開催中。
お得なSALEやイベントなど、
すでに利用してくださったお客様も多いことだろう。

そんな創業祭で盛り上がっているマップカメラでは、
本年カメラグランプリで三冠を達成したオリンパスを大特集!!
OM-D E-M1 Mark IIとM.ZUIKO 12-100MM F4.0 IS PROが
カメラグランプリ三冠を獲得したオリンパスの実力を、
お伝えしたいと思う。

いちユーザー目線で見る特集の第1回は、
星空撮影にチャレンジ。
筆者は星空専門ではないのだが、使ってみて便利だった
「ライブコンポジット」などの軌跡を表現できる機能に
スポットを当てていこうと思う。




明るくなった部分だけ合成する
「ライブコンポジット」



2014年2月に発売されたOM-D E-M10から
実装されたライブコンポジット機能。
一言でいえば「明るく変化した部分だけ、足し算的に描写していく機能」。
星の日周運動を記録するにはもってこいの機能だ。

今までは星の軌跡を再現するために、
現場で何百枚も撮った写真を、PCを使って厳密な位置調整を行いながら合成していく作業が必要だった。
初心者が初めて耳にすると、絶望感を抱くような作業だったわけだ。

オリンパスのライブコンポジットは、カメラが自動かつリアルタイムに行うように設計されている。、
経験が無くても簡単に撮れてしまうから、これは驚きだ。

内容はいたってシンプル。
自分で決めた露光時間に従って、カメラがどんどん写真を撮っていくというもの。
5秒間露光を1時間行うのなら、720枚撮ってくれることになる。
720枚の写真は、それぞれが生成されたタイミングで1枚目に合体していく。
データサイズも1枚分だから、記録媒体の容量を心配しなくてよいのはありがたい。





さっそく撮ってみよう

ライブコンポジットを使うには、撮影前の下準備が必要となるので、
モニターのガイダンスに従って準備を進めよう。

まずは一枚、適正露出を図るために写真を撮ろう。
ライブコンポジットモードでは、リアルタイムで実際の明るさを確認できないからだ。
下に掲載した写真なら+2.3と出ているように、
画面下の露出インジゲーターで状況を掴むことは可能だが、
目標の一枚を目指すためにも、ぜひおすすめしたい。

READY



シャッタースピードと絞り値を決めたら、いよいよ本番。
モードダイヤルを「M」に合わせ、シャッターダイヤルを長時間露光方面へ回す。
撮影モードを表す画面左下の「M」の右横、
黄色の文字で最後に出てくる「LIVECOMP」という表示が、ライブコンポジットモードだ。
シャッタースピードと絞り値を入力し、画面上の案内に従ってシャッターを押すと、
「ノイズリダクション処理中」という表示が出てくる。

1ST NR




ここまできたら、いよいよスタート。
シャッターボタンを押して、露光していってみよう。




NOW CAPTURERING

露光中の画面の様子。
シャッタースピードと撮影済みの枚数、経過時間が表示されている。
目標の軌跡が再現できたら、シャッターボタンを押して露光を止めよう。
ノイズリダクションが実行されたタイミングで、撮影は終了だ。

2ND NR

どのような仕上がりとなるのか作例を見ていこう。





ライブコンポジット作例


OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PRO
焦点距離12mm|シャッタースピード6Sec|F2.8|ISO 400|合成枚数253枚

東の周回運動を写した1コマ。
焦点距離は12mm、35mm判換算でも24mmと広角だが、
約25分露光するとここまで軌跡が表現できる。



OM-D E-M1 SAMYANG 7.5mm FISHEYE
焦点距離7.5mm|シャッタースピード4Sec|F-|ISO 1600|枚数1050枚

撮影時間は70分。
日周運動で位置が変わるといわれる北極星だが、点として表現されている。
そして、北極星から離れるにしたがって、
星の移動が大きくなっていくことも面白い発見だ。



OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PRO
焦点距離12mm|シャッタースピード3.2Sec|F6.3|ISO 800|合成枚数1432枚

撮影地より西方、都心方面の空を撮った1枚。
画面中央下には東京タワーがそびえている。
空が明るくても星はきちんと見える。なんだか不思議な感じ。


OM-D E-M1 M.ZUIKO DIGITAL 12-40mm F2.8 PRO
焦点距離19mm|シャッタースピード2Sec|F2.8|ISO 1000|合成枚数10枚

このような点像もライブコンポジットで表現することができる。
コツは、焦点距離は短く、1枚当たりの露光時間を短く、合成枚数も少なく、だ。
おかげでオリオン座のきれいな姿が撮影できた。

OM-D E-M1 VOGTLANDER NOKTON 25mm F0.95
焦点距離25mm|シャッタースピード5Sec|F-|ISO 200|合成枚数20枚

おまけの1コマ。車の軌跡、街全体の明るさを保てた。
このように、ハイライトとシャドーに差が出やすいとき、
通常の長時間露光ではうまく撮影できないことが多い。
車の軌跡を優先してシャッターを開けると空が白トビしてしまい、
空の明るさを優先すると、シャッタースピードが短すぎて車の軌跡は再現できない。
5秒間の露光を20枚合成することで、
軌跡も明るさも狙える一石二鳥の結果となった。





今回のまとめ

年々進化を遂げるマイクロフォーサーズ規格のカメラやレンズ。
今回はライブコンポジットという撮影機能を通じて、
従前のシステムでは考えられないほど自由な発想で
機能が実装されているなと感じた。

ひとつは、ノイズリダクション実行中の待ち時間表示。
E-M1 Mark IIでは、撮影前および撮影後のノイズリダクション実行中の画面で表示され、
妙にソワソワすることがなくなった。
ふたつ目はライブコンポジットセット時の、
モニター輝度自動調整。
星空撮影において通常の明るさのモニターでは明るすぎるため、
自動的に調整してくれるというありがたい配慮だ。
ちなみに、カスタムメニューを介すことで、
ライブコンポジット時の画面の明るさを変えることもできる。

何かを表現することに、初心者や上級者などのランクは関係ない。
誰もが楽しむことができ、撮影の世界を広げてゆくオリンパス。
次は何を取り上げようか。





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今回使用したレンズ


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[ Category:OLYMPUS|掲載日時:2017年08月14日 11時35分]



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