Select Language

【Panasonic】映像制作日記01 LUMIX GH5×V-Log L&10bitを試す

[ Category: Panasonic|掲載日時:2017年11月08日 19時20分]



新ファームVer2.0が公開され「4:2:2 10bit ALL-I」記録に対応し、動画機としてより洗練されたGH5。
今回はPanasonicのLogの一種である「V-Log L」も導入したので早速、撮影テストを行った。


GH5&V-Log Lで撮影



使用機材:Panasonic GH5 + CN-E15.5-47mm T2.8 L SP
C4K/4:2:2 10bit&V-Log L 4:2:2 10bit ALL-I記録
"Royalty Free Music from Bensound"

編集には「Adobe After Effects CC」を用いている。
今回はLogでの撮影のためカラーグレーディングが必要となり
最終的なグレーディングは上記ソフトによるもので、淡いトーンで仕上げた。

そもそも表題にもなっている「V-Log L」とは?


「V-Log L」は別売アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU1」を導入する事で使用できる撮影モード。
Logを使用することで、通常の撮影ガンマに比べて幅広いダイナミックレンジ(以下DR)を得ることが出来るため
後編集に向いた撮影方式である。

この「V-Log L」の元となっているのが
業務向け4Kデジタルシネマカメラ「VARICAM 35」に搭載されている「V-Log」だ。
「V-Log L」との大きな違いは撮影出来るストップ数(DRの再現域)で、
「V-Log」が14ストップ以上あるのに対して「V-Log L」は最大12ストップとなっている。
基本的には同じ特性曲線をもっており、「V-Log」をマイクロフォーサーズセンサー用として最適化している。


最初からボディに導入されているDR優先のフォトスタイル機能である「シネライクD」「V-Log L」の比較。
「シネライクD」も通常設定に比べると良好なDRを得る事が出来るが、見た目の違いは一目瞭然。
「シネライクD」も比較的DRが広いが「V-Log L」の方がハイライトの白飛びや黒の部分の階調がよく表現されていて、
DRの広さを実感出来た。

「V-Log L」では通常の撮影ガンマに比べて幅広いDRを得る一方、
Rec.709などのリニアガンマの映像に比べて、撮影時の見た目が最終的な仕上がりの見た目と異なるので注意が必要だ。

しかし、GH5にはLUTアシスト表示機能が付いており、SDカードに保存した
任意のLUTを選択して最終的な仕上がりをプレビューしながら撮影が出来るためスムーズな撮影に臨むことが出来た。

4K 4:2:2 10bit&V-Log Lの実力


逆光下での撮影

C4K/4:2:2 10bit&V-Log L素材からの切り出し
一見、遠方の階調が失われているようだが、編集で階調を整えると情報が残っており白トビせずに再現できた。


グレーディング後
逆光の厳しい条件ではあるが、このようなシーンは10bitLogの恩恵を実感でき、編集の幅は通常ガンマよりも大きい。
4:2:2 10bitは、4:2:0 8bitに比べ2倍の色情報、そして全体として128倍の情報量を持ち合わせている。

夕暮れの撮影

C4K/4:2:2 10bit&V-Log L素材からの切り出し
撮影終盤になると階調表現をテストするのに良さそうなグラデーションの空となってきた。
Log使用時は基準ISOが400~となり、DRを多く得るためか暗所でのノイズ感はやや多くなる印象だ。


グレーディング後
8bit Logではこのようなシーンではバンディングに気を付けながらグレーディングをしないといけなかったが、
色の破綻など特に気にせずに編集でき、10bitの豊かな諧調を十分実感できた。
※WEB掲載の都合上、動画・画像は8bitに圧縮およびリサイズされています。
その為、掲載画像ではバンディングが出ている点は留意ください


短時間でのテストでは有ったが、改めてGH5の動画機としてのポテンシャルの高さを実感した。
今まで8bitで撮影・編集することが多かったが、一度10bit素材の編集幅を体験してしまうと
8bit素材には戻れないほど良好な結果を得られた。

GH5の豊富な動画機能はまだ試せていないものが多いので、今後もレポートしていきたい。


↓GH5のご購入&オススメはコチラから!!↓




スタッフ一同、当店のご利用を心よりお待ちしております。
マップカメラへGO!
電話でのお問合せも受け付けております。
お気軽にお問合せくださいませ。




〓〓新製品〓〓

[ Category: Panasonic|掲載日時:2017年11月08日 19時20分]

面白いと思ったらコチラをClick!99票


null

【Panasonic】巾着田を撮る。[2019年10月12日]

日高市内を流れる清流、高麗川(こまがわ)の蛇行により長い年月をかけてつくられ、 その形がきんちゃくの形に似ていることから、巾着田(きんちゃくだ)と呼ばれるようになりました。 ここ数年、通い続けて少しワンパターン化してきてしまったかな。 と思い行くのを躊躇していたのですが そういえばまだやったことがない事がある、と思って今年も行ってきました。 というわけで 焦点距離: 560mm 絞り:F4.0 / シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:200 2019 巾着田を超望遠で撮る です。 ...
続きを読む
【Panasonic】GH5で4K&6K PHOTOを撮ってみた

【Panasonic】GH5で4K&6K PHOTOを撮ってみた[2019年10月03日]

あっというまに過ぎ去ってしまうシャッターチャンス、肉眼では見逃してしまうような一瞬を画に残したいと思うことはありませんか? わたしは普段生き物を撮ることが好きです。いざ被写体に向けてカメラを構えていても、反応が遅れて撮り逃してしまうことがしょっちゅうあります。 そこで以前から気になっていたGH5に搭載されている機能『6K PHOTO/4K PHOTO』に挑戦してきました。 今回訪れた場所は千葉市動物公園です。 GH5とともに同行した使用レンズはLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASP...
続きを読む
【増税前にデビュー】S1レンズキットで撮る

【増税前にデビュー】S1レンズキットで撮る[2019年09月12日]

さて今回は、Panasonic DC-S1M レンズキットのLUMIX S 24-105mm F4 MACRO O.I.S. で撮影した写真をご紹介いたします。 折角の機会だったのですが雨降りの一日。 というわけで雨の日のしとしと室内撮りです。 DC-S1はDC-S1Rと比べ画素数を抑え、動画も撮れるハイブリッド型ということになっていますが、 写真機として十分な画質を誇ります。 赤と緑のコントラストが印象的だった椅子を一枚。 椅子の革の皺もきめ細かく描写しています。 雨の日の室内というのは光が柔く、 射す、と...
続きを読む
DC-S1 + Art 35mm F1.2 DG DN

【私のお気に入り】A Better Life, A Better One[2019年08月14日]

Lifeを豊かにする選択肢 【DC-S1 + Art 35mm F1.2 DG DN / F1.2】 自分の「くらし」を、数々の「お気に入り」で彩っていく。 それは人生を豊かにするとてもシンプルで直感的な方法でしょう。 カメラや時計などに限りません、 服やバッグといった身に着けるものはもちろん、お店や観光地などの場所、 ありとあらゆる「お気に入り」が私たちの人生を色鮮やかで豊かなものにしてくれます。 さて今回は、筆者の人生を彩るspecialな相棒、 Panasonic S1で使える2本のレンズを紹介しながら、筆者の「お気...
続きを読む
Panasonic LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH. POWER O.I.S. H-HSA12035

【私のお気に入り】生き物を撮ること[2019年07月21日]

私は動物たちと暮らしてきた。 近所の文房具屋から貰ってきたハムスター、 15年も生きた縁日の金魚、 祖母の家にはイグアナと猫がいて、 ある日突然家にやってきた犬とは人生の半分を共にした。 動物たちとの思い出はずっと心に残っている。 そんな動物たちのことが恋しくなると、 私はたくさんの生き物に会いに行く。 梅雨の晴れ間に水族館へ行ってきた。 青色の空間でゆらゆら泳ぐ魚たち。涼しい。 クーラーが効いている。 カメラは映画制作を学んでいた学生時...
続きを読む