α9/α7RIIIのフォーカスエリア設定を"詰める" | THE MAP TIMES 
Select Language



α9/α7RIIIのフォーカスエリア設定を"詰める"

[ Category:SONY|掲載日時:2018年02月05日 10時30分]



null

レンズのヘリコイドに添える手がかじかむ日々が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
この季節ならではの優しい日差しを求めてひた歩く筆者です。
より幅広いカスタムが可能となったα9とα7RIIIのカスタムキー、何をどう設定したらいいか分からない!というお客様も多いと思います。今回はその中でもフォーカス設定系に着目して筆者お気に入りの設定をご紹介しましょう。

それではどうぞ。

null


いきなりの答え合わせ、というか筆者が気に入っているフォーカスエリア設定のカスタムを貼りつけてみました。
フォーカスエリアも「ワイド」とか「ゾーン」とか色々な設定があると思うのですが、今回は常用の設定に「拡張フレキシブルスポット」を割り当てています。
上の画像の、画面中央上部に見える四角の周りにカギかっこが表示されているのが、「拡張フレキシブルスポット」設定時のフォーカスポイントになります。

フォーカスエリア選択時は「フレキシブルスポット」の下に位置しています。

null


通常の「フレキシブルスポット」と「拡張フレキシブルスポット」の違いは「拡張」の部分にあるわけですが、拡張されているのが四角の周辺部にあるカギかっこ。
「フレキシブルスポット」ではS/M/Lの3種類からサイズが選べ、測距するポイントの大きさが選べるようになっていますが、「拡張フレキシブルスポット」ではポイントの大きさが固定になっていて、サイズ表記はされていないものの、「フレキシブルスポット」時に最小となるSサイズをベースにその周りを8点の小さな測距点が囲っているのが「拡張フレキシブルスポット」です。
この「拡張フレキシブルスポット」、基本的に中央の測距点を使ってフォーカスしますが、被写体からピントが抜けてしまった時に周りの小さな8点で再びピントを合わせてくれるという優れもの。中央の小さな測距点の補強をしつつAFが行える為、通常の「フレキシブルスポット」よりも使い易くなっています。

さて、ここからが本題です。
今回はこの「拡張フレキシブルスポット」をベースに、複数のシーンで対応出来るフォーカスエリア設定をしていきたいと思います。
ここで冒頭の画像に戻るわけですが、今回行っている設定を先にお話しすると
『デフォルトのフォーカスエリアを「拡張フレキシブルスポット」にする事でピンポイントでの自由な測距点コントロールができ、必要に応じてマルチセレクターを押し込む事で一時的にフォーカスエリアを「ワイド」に変更、画面全体を使った動体追従などが可能になる。
更にコントロールホイールの中央ボタンに"フォーカススタンダード"を割り当てている事で、フォーカスエリアが「拡張フレキシブルスポット」時は測距点を中央に引き戻す事ができ、フォーカスエリアが「ワイド」の時は強制的に中央1点でのAFを即座に行う事ができる』

という設定です。
言葉を並べただけでは分かりづらいと思うので、画像を並べつつ設定していきましょう。


null

上の画像は設定が済んでいる状態のカスタムキー設定値になりますが、まずは"マルチセレクターの中央ボタン"に割り当てる「再押し登録フォーカスエリア」を設定していきます。
この「再押し登録フォーカスエリア」が今回の最大のキモで、割り当てたボタンを押すことで、もう一度同じボタンを押すまでは「フォーカスエリア登録機能」を使って、登録しているフォーカスエリアを一時的に呼び出すことが出来るというもの。


null


今回はここにフォーカスエリア「ワイド」を割り当てていきます。


null


一度フォーカスエリア登録機能を"入"にすると上記のようなメッセージが。


null


一時的にフォーカスエリア設定を、登録したいものに変更します。今回はワイドです。
その後、Fnキーを長押しするとフォーカスエリアの登録は完了です。


null


これで、"マルチセレクターの中央ボタン"を押し込む事で「AFエリア:拡張フレキシブルスポット⇔AFエリア:ワイド」の行き来が出来るようになりました。
今回はここからもうひと手間かけていきます。
コントロールホイールの"中央ボタン"に「フォーカススタンダード」を割り当てます。


null


以上で設定完了です。お疲れさまでした。

このフォーカススタンダードは、フォーカスエリア設定により挙動が異なります。
今回は『AFエリア「拡張フレキシブルスポット」時は「押し込みで中央に測距点を戻す」』、『AFエリア「ワイド」時は「押し込みで強制的に中央1点でAF開始』という挙動になります。

さて、これで少し使い易くなったのではないでしょうか。ポイントをまとめると
①「拡張フレキシブルスポット」で柔軟な測距点コントロール
②必要に応じてワンアクションで「ワイド」を呼出し可能
③2種類の働きをする「フォーカススタンダード」機能
の3つが今回の大まかな目玉になりますが、この様に自分で使い易く細やかに設定して行く事で自分だけのカスタム設定を作り出せるのがソニー機の面白いところでしょう。それでは今回はこの辺りで。


お求めはコチラから







マップカメラ本館5Fはソニー製品を中心に、更にCONTAXやMINOLTAなどのレンズも多数ご用意しております。
もちろんショーケース内の中古商品はお手にとってお試しいただけます。

ご興味ご関心お持ちのお客様は是非、マップカメラ本館5Fへお立ち寄りください!

5F Floor Photo
撮影:α7II + HELIAR Hyper-Wide 10mm F5.6 Aspherical

ご案内

mapquality



〓〓商品ピックアップ〓〓〓〓タイムズフォト〓〓

[ Category:SONY|掲載日時:2018年02月05日 10時30分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

【新元号令和、平成を振り返る】フィルムカメラからデジタルカメラへ 【新元号令和、平成を振り返る】フィルムカメラからデジタルカメラへ 2019年04月20日
初めて意識的に写真を撮ったのは18歳でした。高校を卒業し、進路がバラバラになる友人達を撮るためにフィルムのコンパクトカメラで撮影をしていました。 それから写真を撮るようになり、アルバイトをしてNikon FM10と50mmを購入。 ボディは壊れるまで使いました。 当時はカメラと言えばフィルムカメラの時代で、進学先で出来た友人達やライブハウスで撮影したりする日々を送っていました。 その頃から「ロンドンの街をフィルムで撮りたい」という夢があり、2016年にお休みをいただいて渡英。 ...
続きを読む
【SONY】遂に始動!驚愕の動物リアルタイム瞳AFの実力!(実写作例多数掲載) 【SONY】遂に始動!驚愕の動物リアルタイム瞳AFの実力!(実写作例多数掲載) 2019年04月19日
SONY α7III(動物リアルタイム瞳AF) + SEL100400GM 2019年4月11日 α9に続いてα7RIII、α7IIIの大規模アップデートが実施されました。 今回のアップデートでは初めて動物を対象にしたリアルタイム瞳AFが搭載されました。 ペットを飼っている方は待望の機能、待っていた方も多かったと思います。 実際の使い勝手はどうなのか? 本当に瞳にAFが合うようになるのか? そんな疑問にお答えすべく、今回は動物リアルタイム瞳AFにスポットを当てて行きたいと思います。 筆者はロングコートチワワ(白)...
続きを読む
SIGMA MC-21 【SIGMA】マウントコンバーターMC-21発売開始! 2019年04月19日
フルサイズミラーレスLマウントユーザーのお客様、大変お待たせいたしました。 使用できる交換レンズ数が広がる大好評のマウントコンバーター「MC-21」、本日発売開始です! ラインナップがまだまだ限定的なLマウントにあって、既に発売されているEFマウントレンズやSAマウントレンズを取り付けられます。これは素晴らしい。 2019年4月19日時点で、対応を謳うレンズは以下の通りです。 【35mmフルサイズ】 12-24mm F4 DG HSM | Art 14-24mm F2.8 DG HSM | Art 24-35mm F2 DG HSM | A...
続きを読む
或る日のT2 【新元号令和、平成を振り返る】或る日のT2 2019年04月19日
関東では桜の見頃が過ぎ、だんだんと日が伸び、 吹く風もすがすがしい季節になってまいりました。 さて「平成を振り返る」をテーマに弊社スタッフがこのブログを書いております。 皆様にとってはどんな日々でしたでしょうか。 私は平成生まれなので、人生のすべてが平成の思い出ということになります。 先日久しぶりに父とじっくり話す機会がありました。 私が今、フィルムカメラにはまっている話をしたところ、 父がおもむろに昔使っていた【CONTAX T2】を引っ張り出してきました。 ...
続きを読む
Vol.1 ~Summicron 50mm F2 1st~ 【新元号令和、平成を振り返る】Leicaで撮るということ 2019年04月18日
平成も終わりかぁ。と思い 数年前に書いたブログを思い出しました。 【SONY】Leicaで撮るということ 当時はα7が発売され、 マウントアダプターでどんなレンズも付ける事が出来る。 という事に感激していた記憶があります。 Leicaで撮るということ、と書いておきながらカメラはSONYなんですが笑 Vol.1 ~Summicron 50mm F2 1st~ Vol.2 ~Summarit 50mm F1.5~ Vol.3 ~Summilux 75mm F1.4~ Vol.4 ~Summar 50mm F2.0~ Vol.5 ~Summarit-M 90mm F2.5 6bit~ Vo...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]