フィルム紹介 『BERGGER Pancro 400』 | THE MAP TIMES 
Select Language



フィルム紹介 『BERGGER Pancro 400』

[ Category:etc.|掲載日時:2018年02月17日 10時30分]



Bergger Pancro 400

2000年代以降デジタルカメラの台頭によりフィルムの需要が減少し、
フィルムのバリエーションも年を追うごとに少なくなってきています。
しかし最近では、SNSの影響などもありフィルムカメラへの関心が高まっています。
街中でも首からフィルムカメラを下げている方を多く見かけるようになりました。
フィルムカメラの写りの要になってくるのがレンズとフィルムです。
レンズ選びもさることながら、どのフィルムがその撮影に適しているのか、自分好みなのか選ぶことは悩みどころです。
そこでこのブログではフィルムに焦点を当ててご紹介いたします。

今回は昨年新たに発売されたモノクロフィルム『BERGGER Pancro 400』をご紹介します。

BERGGERはフランスの感材メーカーとして主に印画紙の製造を行っています。
フィルム名称の"Pancro(パンクロ)"とは人の目で見える波長の光"可視光"に対して感光するという意味になります。

機材はCONTAX G2とBiogon 28mm F2.8(G)で撮影を行いました。
写真はプリントをスキャナー(EPSON GT-X820)で取り込んだものになります。


Bergger Pancro 400

特徴として感材に異なる2種類のハロゲン化銀(臭化銀とヨウ化銀)が使われていることで、
非常にラティチュードが広くハイライトからシャドーまで白トビや黒潰れが起きることなく写し出してくれます。


Bergger Pancro 400

ガラス越しになりますが、諧調が豊かなのでディスプレイされている衣服の布の質感まで写し出してくれます。
また、反射で分かりずらいですが店内のシャドー部も潰れていません。


Bergger Pancro 400

粒状性はあまり良いとは言えませんが、曇り空の出方はワザとらしさはなく自然な印象になりました。
諧調の豊かさ反面、被写体や使用するレンズによってはコントラストが低く"ねむたい"印象に仕上がることもあると思います。


Bergger Pancro 400

鶴ヶ城の石垣の石もそれぞれ濃淡がしっかり区別されて、立体感が感じられます。

フィルムを一本通してみて、諧調の豊かさや柔らかさを活かした、
ポートレートや花など質感の描写を求められる被写体に向いているフィルムだと思います。
今回使用したレンズCONTAX Biogon T*28mm F2.8(G)はコントラストが高めでシャープな描写です。
フィルムの特徴と、レンズの特色を考えてバランスをとることはフィルムカメラの醍醐味だと改めて感じました。


↓今回使用したフイルムはコチラ↓




↓BERGGER Pancro 400フィルムサイズ違いはコチラ↓





※このフィルムは新しいフィルムのため、現像所によっては受付ができないところもあります。



〓〓タイムズフォト〓〓

[ Category:etc.|掲載日時:2018年02月17日 10時30分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

【Canon】R Playing  vol.04 【Canon】R Playing vol.04 2019年01月16日
f/1.8 シャッタースピード 1/640 ISO感度 100 今回はプライベートでも最も愛用している画角、 中望遠の「EF 85mm F1.8 USM」です。 レンズ構成:7群9枚 (絞り羽根:8枚) 最短撮影距離:0.85m(最大撮影倍率:0.13) フィルター径:58mm  重量:約425g 1992年生まれなので27歳。 今でも現行で発売、人気が衰えている印象は見受けません。 持ってみるととにかく軽い。 ピントリングは軽めですがマニュアルフォーカスはやり易いです。 毎回自然溢れる場所に足が向かいがちなので シテ...
続きを読む
日常にスパイス09 【Nikon】大口径望遠単焦点で日常にスパイス 2019年01月16日
日常にスパイス 09 最近、加速度的に、時間が早く経過していくように感じます。 「あぁ、2018年ももうすぐ終わりだなぁ」なんて考えていたら、 いつの間にか、年が明けてすでに2週間も経過してしまいました。 昨年は、Z7,Z6が発売し、AF-S 500mm F5.6E PF ED VRや、各種Zマウント用レンズなど、 Nikonを愛してやまない私にとっては、そのNikonを存分に堪能できた一年でした。 その上で、新たに今年の抱負も設けるとすれば、「もっとNikonを知り尽くす」です。 「昨年とそんなに変わらな...
続きを読む
null 新しいフォトコンテスト始まりました! 2019年01月16日
いつもマップタイムズをご覧いただきありがとうございます。 EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com(エビフォト)のフォトコンテスト情報をお届けします! 週替わりフォトコンテスト「動物」フォトコンテスト 1/16(水)~1/23(水)の期間中に投稿された動物写真作品が対象です! 何回でもご投稿OKです!奮ってご参加ください! 他のフォトコンテストへの同時投稿でW授賞のチャンス! 動物写真作品を投稿するだけ! 今ならW受賞のチャンス 同時開催...
続きを読む
【OLYMPUS】フィルムからミラーレスへ 【OLYMPUS】フィルムからミラーレスへ 2019年01月16日
『OLYMPUS PEN-F』 私がマップカメラで働き始めてから、初めて買ったカメラです。 フィルム時代からのフォルムをそのまま再現しており、フィルムカメラに憧れがあるが難易度が高いと考えていた私は一目惚れしました。 実際に使ってみると簡単な操作性と高スペックが揃っております。 焦点距離:25mm 絞り:F2 シャッタースピード:1/160秒 ISO:200 OLYMPUS公式ホームページにはこんな一文があります。『聞こえていた音、空気感までもが写真に残る。そんな写真を撮る楽しさを提供できるカメラを...
続きを読む
M-Eが良い。 【Leica】M‐Eが良い。 2019年01月15日
今回私が興味を持ったライカは、M-E 中身はM9と同じです。 違いはUSBケーブルの差し込み端子がない事と、 フレームセレクトレバーがないこと。 そして、独特なグレーのペイント。 このペイントが非常に良く、 光の加減で、青みがかったり、緑がかったり深みのある色です。 そして、使い込んでいくと、よく擦れる場所や、ぶつけた部分が剥げ真鍮の金色が覗いてきます。 長く使っていきたいカメラです。 早速持ち出して撮影へ 慣れない運転に苦心し、久々に訪れた相模湖。 寒い。そして既に...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]