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【KONICA MINOLTA】始めたばかりの頃のカメラ

[ Category:etc.|掲載日時:2018年06月11日 21時00分]




今から15年近くも前のこと、筆者がまだ小学校高学年だったころ。
機会あって父から真新しいデジタルカメラをもらいました。Canon 「IXY DIGITAL 30a」でした。
大したものを撮るでも訳でもありませんでしたが、写真というものが新鮮で色んなものを撮った記憶があります。
修学旅行では周囲はレンズ付フイルム(いわゆる使い捨てカメラ)が普通なところ、
私はひとりデジタルカメラ。その便利さと写真の面白さにすっかり目覚めていったのでした。

使っているうちにもらったIXY DIGITAL 30aでは色々と不満が出てきます。
ステップアップするのに何か良いカメラはないか、見た目は一眼レフっぽくて
高倍率のズームレンズがついていて...探していると1台のカメラが目に留まります。


DiMAGE Z5 外観
「DiMAGE Z5」


2005年2月発売、今はなきコニカミノルタの製品です。主要なスペックは次の通りです。
撮像素子: 1/2.5型500万画素CCD
ISO感度: AUTO、ISO50、100、200、320 相当
レンズ: 5.83-69.9mm(35mmフィルム換算35-420mm相当)F2.8-F4.5 高性能GT APOレンズ
手ぶれ補正: CCDシフト方式「Anti-Shake」
EVF: 0.33型 約11.4万画素 背面液晶: 2.0型TFT 約11.4万画素
電源: 単3電池4本(アルカリ or ニッケル水素)

テレ側35mm換算420mmの望遠は中学生になったばかりの私には大変魅力に感じました。
今やオリンパスやソニーで当たり前のように搭載されているセンサーシフト式の手振れ補正も
当時はまだ珍しくコニカミノルタ機の特権でした。ISO感度が最高で320というのが時代を感じさせます。
お値段は新品で5万円弱、溜めていたお年玉を親には内緒で崩し購入したのでした。


レンズ銘板拡大
「高性能GT APOレンズ」(メーカーサイト表記より)


しばらく気に入って使っていましたが、デジタル一眼レフを購入してからは第一線から退きました。
その後は何年もの間、陽の目を浴びることもなく防湿庫の肥やしに。しかし、ふとしたキッカケで
「当時のカメラを今使ったらどうなるだろう」そんな気持ちからここにきて持ち出しました。
撮影後はLightroomで明るさとコントラスト調整、カラーノイズ除去を行なっています。


ISO50, F8.0, 1/400

まずはワイド端 35mm換算35mm相当で撮影。普通によく写っています。
焦点距離はこれ以後、35mm換算値で記載してまいります。


ISO50, F8.0, 1/320

テレ端 420mm相当にするとここまで大きく写ります。

この後の撮影の舞台は筑波山の中腹にある「椎尾山薬王院」
地元でしたが最近まで知らず、知る人ぞ知る大変静かな場所です。

ISO50, F4.0, 1/40

ハイライトが飛ばないように飛ばないよう....気をつけました。


ISO50, F3.5, 1/40

109mm相当。中望遠でもディティールまでよく写っています。


ISO50, F4.5, 1/60


ISO50, F5.6, 1/125

細かい描写がどんなものか、と気になってとって見ました。
69mm相当でF5.6まで絞っていますが、、、あまり高周波成分は得意でないようです。


ISO50, F3.2, 1/50

このようなシチュエーションでは真っ先にハイライトが飛ぶため、思いっきりアンダーに撮って
後からシャドーを起こしています。当時のセンサーの特性はシビアです。


ISO50, F4.0, 1/60


ISO50, F3.5, 1/60

すこしハイライトが飛んでしまいましたが、シャドー部よく写ってくれました。


ISO50, F3.2, 1/40


ISO100, F3.2, 1/40

ISO100で撮影をしていますが、すでにご覧のような粒状感です。
現代のカメラと比べてはいけませんが、驚きです。


ISO125, F3.5, 1/40

ISO125にて。やはり水面のシャドー部に粒状感を感じます。


ISO50, F5.6, 1/125

改めて細かいものを。こちらは黒っぽいためか綺麗に描写されています。


ISO64, F3.5, 1/40

淡い光はどうかと撮ってみました。きれいに描写されています。


ISO64, F3.2, 1/40

このような全体的にしっとりとした状況は得意なようです。
昨今のカメラと比べても遜色ない描写です。


ISO64, F4.0, 1/40

お地蔵さんの後頭部にピントを持ってきました。
119mm相当ですが、センサーが小さいため背景がボケません。


ISO64, F2.8, 1/40


ISO160, F3.5, 1/30

104mm相当で1/30秒で撮影していますが、手ブレしていません。
しっかりとセンサーシフト式手ぶれ補正が効いています。


ISO100, F3.2, 1/40

最後にレンズ前1cmまで寄れるスーパーマクロモードで。
なかなか背景がボケる撮影ができないでいましたが、ようやくボケてくれました。


改めて使ってみて、昨今のカメラの使いやすさ、性能の良さを再認識しました。
センサーの特性なのか非常にハイライトが飛びやすく、常にアンダー目で
撮らざるを得ないなど旧世代ゆえの苦労もあります。
設定で「ナチュラルモード」に固定していますが、常に緑っぽい特有の発色なのも特徴です。
当時のデータを見てもこの傾向があるので、ハード的に壊れたわけではない様です。
EVFも背面液晶も構図決定くらいにしか使えない品質で当時の限界を感じます。
しかし写り自体は問題ありません。思いのほか未だ使えるじゃないかという印象を持ちました。
長いこと使っていなかった「DiMAGE Z5」皆様にご覧頂き、ようやく日の目を見ることが出来ました。

マップカメラでは残念ながら当時のコンパクトデジタルカメラの取り扱いはこざいません。
しかし、コニカミノルタからカメラ事業を引き継いだSONY製品でコンセプトの近いものがありますので紹介致します。
ぜひ店頭にてお手にとってご覧くださいませ。


1.0型センサー搭載、ワイド側24mmで雄大な風景も納めやすくテレ側は200mm。
これ1台でなんでもこなせる万能性があります。
RX10やRX10M2はテレ側200mmにしてもF2.8を維持できるのがポイントです。





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[ Category:etc.|掲載日時:2018年06月11日 21時00分]



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