ロク・ヨン・ゴ。 | THE MAP TIMES 
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ロク・ヨン・ゴ。

[ Category:etc.|掲載日時:2018年06月12日 10時30分]




「CONTAX645」
筆者がフィルムカメラを始めた頃からずっと憧れていたカメラです。

「645」というのはフィルムの大きさを表します。

一般的なフィルムカメラは35mm判。
この645は「ブローニーフィルム」という35mm判に比べ、少し大きいフィルムを使用します。

左が35mmフィルムで右がブローニーフィルム。

ブローニーフィルムは「中判(ちゅうばん)」と呼ばれるカメラに使われます。
「ブローニー」や「120」、「220」という名前で呼ばれることが多いロールタイプのフィルムです。
220は120に比べロールが長く撮影枚数が多いものです。最近ではめっきり数が減ってしまい、120が使われることが多くなりました。
※余談ですが、この「ブローニー」という名称は当初はコダック社のカメラブランドの名前でした。
日本では120と220という2種類を総称してブローニーフィルムと呼んでいます。


左の黒い棒のようなものは「スプール」と呼ばれ、ブローニーフィルムの芯となるパーツです。
左のフィルムも同様にスプールに巻き付いています。
撮り切ったフィルムを巻き戻して現像に出す35mm判フィルムと異なり、
ブローニーフィルムはロールを空のスプールに巻き取るようにして撮影していきます。


こちらがセットした状態。
上に新しいロールをセットし先ほどの空のスプールを下にセットします。
ロールフィルムを空のスプールに移すというこの方法は中判カメラで共通している機構です。

中判カメラはこのロールタイプのフィルムを
それぞれカメラのフォーマットに合わせて区切って使用します。
「中判カメラ」と検索すると様々なフォーマットのカメラがヒットします。
6×4.5や6×6、6×7、6×9などが代表的ですが、その種類は様々。
この名称はそのままネガの一コマを表しています。このCONTAX645は一枚のサイズが6×4.5cm
120のブローニーフィルムでネガを16枚撮影できます。


ちなみに35mmのフィルムが入っているこの容器、実は「パトローネ」という名前がついているのです。
最近ではキーホルダーなども見かけるようになりました。
私も好きなフィルムのものは集めていたりします。
現像を出す際に「パトローネ返却でお願いします。」とお願いすると現像所によっては対応して頂けます。


(書き始めたら止まらなくなってしまいました…。)
最近フィルムを始めた方の間で再び人気が出ているCONTAX。
繊細なボディがなんとも美しいCONTAX AriaやT2、T3を中心に当店に入荷することがございますが、
とてもありがたいことにすぐにお買い上げいただくことが多いカメラたちです。


「では、いつ入荷するのでしょうか!知りたいです!」
という方も多いはず。

そんな時は!
MapCameraのHPで会員登録をしていただくと欲しい商品が入荷したらお知らせが来る機能がご利用頂けます!!

そしてなんとなんと!
MapCameraのアプリがリリースされました!!
お知らせ専用ページがあり、アプリをインストールしておけば、いつでもどこでも片手で入荷連絡が確認できるっ!!これはすごい!!!

いまご覧いただいているこのMapTimesにもすぐにアクセスできます!




・・・さて、そろそろ「写真を見せろ!」という声が聞こえてきそうです。

今回使用したフィルムはこちら!(なかなか写真にいけないな…。もうしばらくお付き合いください。)


Kodak PORTRA160。
もうみなさま覚えてくださいましたでしょうか。
先ほどから登場していたフィルムです。(決して使いまわしではないんです。ええ。)
この箱の中にビニール包装されたロールフィルムが5本入っています。


レンズはこちら!

APO-Makro-Planar 120mm F4です。
AFが仕様可能なCONTAX645レンズで唯一のMFレンズです。
「CONTAX645ならレンズはPlanar T* 80mm F2!」という方がとても多いですが
このAPO-Makro-Planar 120mm F4も引けを取らない性能の良いレンズなのです。
とても綺麗な描写でとろけるようなボケも心地よいです。

お待たせいたしました!
では肝心な写真に参りましょう。

CONTAX645 + Apo-Makro-Planar T* 120mm F4


CONTAX645 + Apo-Makro-Planar T* 120mm F4


二枚目は地面にしゃがみ込んで撮っています。
開放F4.0を使い前ボケを作っています。
ボケがうるさくならず、しっかりと中心の人物に目が行くようになってくれました。

CONTAX645 + Apo-Makro-Planar T* 120mm F4

続いてすこし逆光気味のシーンでの一枚。フードなしでの撮影でしたが、
CarlZeiss独自コーテイィング技術、T*コーティングのおかげでコントラストが低下することなくしっかりと写りました。


ちなみに手にしているカメラはZenit 12XPというカメラ。
オールドレンズで昨今話題のM42マウントを使用するロシア製のカメラです。
うーん、渋い。

CONTAX645 + Apo-Makro-Planar T* 120mm F4


CONTAX645 + Apo-Makro-Planar T* 120mm F4

CONTAX645のレンズは「焦点距離×0.6」することで35mm判換算値を知ることができます。
今回使用した120mmは「120×0.6=72」つまり35mm判換算で72mm相当の中望遠レンズということになります。


CONTAX645 + Apo-Makro-Planar T* 120mm F4


最後の一枚はポヤポヤな夕焼け。
でもしっかり決めて撮る一枚よりもこういう一枚の方が心に残るのかもしまれせん。






〓〓タイムズフォト〓〓

[ Category:etc.|掲載日時:2018年06月12日 10時30分]



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