【Nikon】Z7徹底使用レポート Vol.1~Z7と一眼レフを同時に使うという選択肢~ | THE MAP TIMES 
Select Language



【Nikon】Z7徹底使用レポート Vol.1~Z7と一眼レフを同時に使うという選択肢~

[ Category:Nikon|掲載日時:2018年10月11日 17時30分]





ニコン待望のフルサイズミラーレスデジタル一眼カメラ、Z7が発売されてから、早くも一週間ほどが経ちました。

非常にご好評をいただいてはおりますが、
まだちょっと検討中というお客様もいらっしゃいます。
そういった、検討中のお客様からのお話を伺うと、こんな声が。
「ニコン初のフルサイズミラーレス。魅力的だけど、初期の初期で購入するのは少々勇気が必要。」
「レンズやアクセサリーなどのシステムが出そろってから、改ためてほかの方の評価を参考に購入を検討したい・・・。」

しかし、ニコンを愛してやまない私はこう申し上げたい。
Z7の買い時はほかのいつでもない、今なのです!

というわけで、私自身が撮影した写真を踏まえて、Z7のイイトコロをご紹介していければと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。


Z7は、一眼レフの機能を補完し得るのか

Z7より一年先駆けて発売された、Nikon D850。
有効画素数 約4500万画素 裏面照射型CMOSセンサーを搭載するスペックは、最新のZ7のスペックと比較してもかなり重複している点が多く感じます。
さて、こんな両機を比較し、「どちらが優れているのか」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、レフ機とミラーレス機には、機能的な得手不得手がありますので、使用目的などによって、その結果は異なってくる場合があります。

ニコンは、今後の製品展開は、ミラーレスと一眼レフをそれぞれのメリットを活かしつつ、開発を継続すると発表しております。

そこで、私からの提案は、「一眼レフとミラーレス2台持ち」という選択です。
突拍子もない話かもしれませんが、互換性に優れたニコンの機種ならではの使い方で、今後の写真生活をより良いものにできること間違い無しの選択肢なのです。


Nikon Z7 & D850


今回は、やはりスペックで相似点の多いD850との組み合わせです。
レンズはZ7にはAF-S 24-70mm f/2.8E ED VR、
D850にはAF-S 70-200mm f/2.E FL ED VRを装着し臨みます。

D850を選択した理由は、前述の通り、Z7との描写性能がもっとも近いと思われたからです。
また、上記のレンズを選択した理由とは、既存のレンズシステムとの互換性を体感するためです。
では、実際に標準域と望遠域をそれぞれ違うカメラで撮影してみます。


Z7 + AF-S 24-70mm f/2.8E ED VR
(Nikon Z7 SS:1/8 F11 ISO100)


山間のダムを訪れました。
ここ最近私が山に入ると霧が出る日が多いようです。

遠くを見ると、霧がかった山間部に鉄塔が続いており、なんともエモーショナル。
「同じ描写性能のカメラで望遠を使いたい。」こんなとき、
レンズを付け替える時間は大きなタイムロスを招きます。
とりわけ、今回の霧などは、流動的な被写体なので、もたもたする時間はありません。
あらかじめ左肩に下げておいたD850に持ち替え、シャッターを切ります。

余談ですが、このときのシャッタースピードは1/8秒。
Z7にFTZを介して手振れ補正つきのレンズを使用した際は3軸手振れ補正になるとのこと(ボディがロール、レンズがピッチとヨー)ですが、この効果はDシリーズの一眼レフと比較した際にZ7の最も体感的に違いを実感する部分でした。


D850 + AF-S 70-200mm f/2.8E FL ED VR
(Nikon D850 SS:1/60 F11 ISO100)


無事、一瞬の景色を収める事ができました。

つづいて、同県内にある、下流側にループ橋を擁するダム。
まずは"引き"のZ7でダムの全貌を押さえます。


Z7 + AF-S 24-70mm f/2.8E ED VR
(Nikon Z7 SS:1/15 F11 ISO100)


手振れ補正が大いに有効だと、低速シャッターにも果敢に挑戦でき、ISO感度を下げつつ、良く絞った上で撮影する事ができます。

そのまま望遠に持ち替えて、ダムのピンポイントの造形を撮影します。



(Nikon D850 SS:1/60 F5.6 ISO100)


すばらしいです、この機動力。
D850を二台持つよりも、片方の重さも軽減されるので、撮影時の疲労も軽減されます。
ダイヤルなどに相違がありますが、主要な人差し指付近の操作系は共通なので、とっさの設定変更にもそこまで戸惑う事はありません。

最後は三脚を立てて、最低常用感度で長秒露光。


Z7 + AF-S 24-70mm f/2.8E ED VR
(Nikon Z7 SS:20 F11 ISO64)


驚くべき事に、ノイズが全く目立ちません。
ここまで夜間撮影でも鮮明に描写できれば、きっと天体撮影などにも活用できるはずです。

いかがでしょうか。
私の思惑通り、Z7は必要十分に一眼レフとの共存が可能です。
少なくとも、今回のような静物撮影では、同等の描写性能を持つD850に対して、
全く引けを取らないポテンシャルを持っていることが、よくわかりました。

一眼レフと比較した際によく言われるバッファーの問題などは、別の回で検証をしてみる予定です。

次回も実用的なレビューをお届けしますので、
ご期待ください。




↓今回使用した機材はこちら↓


↓新世代のZシリーズ↓



Z7は店頭にて展示中です。
マウントアダプターFTZもご用意しておりますので、
お試しの際はお気軽にお問い合わせください。
店頭にてお待ちしております!


MAPCAMERA店舗地図




〓〓新製品〓〓〓〓商品ピックアップ〓〓


[ Category:Nikon|掲載日時:2018年10月11日 17時30分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

Vol.1 ~Summicron 50mm F2 1st~ 【新元号令和、平成を振り返る】Leicaで撮るということ 2019年04月18日
平成も終わりかぁ。と思い 数年前に書いたブログを思い出しました。 【SONY】Leicaで撮るということ 当時はα7が発売され、 マウントアダプターでどんなレンズも付ける事が出来る。 という事に感激していた記憶があります。 Leicaで撮るということ、と書いておきながらカメラはSONYなんですが笑 Vol.1 ~Summicron 50mm F2 1st~ Vol.2 ~Summarit 50mm F1.5~ Vol.3 ~Summilux 75mm F1.4~ Vol.4 ~Summar 50mm F2.0~ Vol.5 ~Summarit-M 90mm F2.5 6bit~ Vo...
続きを読む
EOS620+EF 85mm F1.2L USM 【新元号令和、平成を振り返る】平成元年生まれのレンズと私 2019年04月17日
平成、それは FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400 平成、それは 私が生まれてから今に至るまでの全ての時間。 筆者は平成元年(1989年)9月生まれです。 私にとっては、景色や音楽、今までの記憶全てが平成そのものです。 平成の最後に、自分が生まれて最初に住んでいた街へ出かけておきたいと思い、 筆者がお供に選んだのがこちらです。 「Canon EOS 620」。 CanonがEOSを投入したのは1987年、 筆者が生まれた時、平成が始まった頃にはすでにEOSは世に登場していたのです。 このEOS 620...
続きを読む
【新元号令和、平成を振り返る】My Style Welinagara 【新元号令和、平成を振り返る】続・私だけの色で 2019年04月16日
自分が生まれた年号が終わろうとしている。 その事実に、未だに実感がわきません。 「ひょっとすると、平成はこれからも続いてゆくのではないか」とすら思っています。 ああ、今気が付きました。私は「平成」が好きだったのだと。 毎朝泣きながら保育園に行き、小学校のカレー早食い競争で一位をとり、中学校で初恋をし、高校でクルマに憧れ、社会人になってカメラを始めて…。 私の時間は、ずっと平成でした。 「新元号令和、平成を振り返る」というタイトルで連載しておりますブログ、今回のタイ...
続きを読む
【新元号令和、平成を振り返る】Canonの名機5D MarkIIと世界を歩く 【新元号令和、平成を振り返る】Canonの名機5D MarkIIと世界を歩く 2019年04月15日
スイス ゴルナーグラート展望台 新元号『令和』を迎えるにあたって、平成を振り返る。 遡るは10年ほど前、今回は私が平成20年ごろに練り歩いたヨーロッパの写真を振り返ります。 私の愛する名機『EOS 5D MarkII』とレンズ数本を抱えて3ヶ月間ヨーロッパ一周、12カ国の旅へ出発。 その時は若くまだお金がなくレンズはサードパーティでしたが、 EOS 5D MarkIIが私の旅路をしっかり記録してくれました。 オーストリア ザルツブルグ 映画サウンドオブミュージックの舞台として知られ...
続きを読む
【SONY】RX0 II「手のひらサイズの本格派4Kカメラ」 【SONY】RX0 II「手のひらサイズの本格派4Kカメラ」 2019年04月14日
手のひらサイズの1.0型センサー搭載カメラ「RX0」が更に進化してII型として新登場しました。 今回撮影した映像(4K再生可能です) 撮影設定:PP7「S-Gamut/S-Log2」/ATOMOS SHOGUN収録 カラーグレーディング済み 新たに可動式液晶・4K動画の本体内記録・電子手振れ補正などに対応。外観レビューや使い方は既にメーカーサイトや様々なメディアで取り上げられているので、今回はRX0 IIの4K性能を最大限引き出すべく、外部レコーダーを使用して4Kのテスト撮影を行いました。 小型が魅力のカメラで外部収録を...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]