
今回のランキングの目玉は、何といっても10月25日発売の Canon EOS R。
先月の Nikon Z7 に続き、Canon 初のフルサイズ ミラーレス一眼カメラの登場です。
2位以下を大きく引き離して、というか、なんと2位 SONY α7III と3位 α7RIII を合計した台数を上回る販売台数で大勝。
しばらく息を潜めていたCanonファンの溜飲を下げる結果となりました。
EOS Kiss M も、前回初登場で上位を占めた Nikon Z7 や FUJIFILM X-T3 といった格上機種を抑えての4位と気を吐いています。
前回初登場の Z7 は、EOS R だけでなく、SONY フルサイズミラーレス勢の後塵をも拝することになってしまいました。
永年 SONY が築き上げてきた牙城を崩すのは、二大メーカー Nikon・Canon にとってもそうそう容易なことではないようです。
次回の EOS R の順位、そして 11月23日に発売が決まった Nikon Z6 の動向が早くも気になります。
そんなふうに、どうしても新製品の話題に目がいってしまうのは致し方ないところ。 とはいえ、気が付くと7位の Panasonic DC-G9 PRO まで全てミラーレス機です。
前回は6位まででした。 そうなると、Z6 の加わるであろう次回は…
時代の流れとはいえ、この頃一気に一眼レフ機からミラーレス機への世代交代が進んでいます。 その昔、フィルムカメラからデジタルカメラへの移行も経験した身としては、一抹の寂しさも感じてしまいます。
NikonもCanonも、しばらくはミラーレス機のシステム充実に力を注ぐでしょうし、PENTAXも…
フルサイズミラーレス機の覇権争いにワクワクしつつも、一眼レフの勢いが再び盛り返すような画期的な1台の登場にも期待してしまう今日この頃です。
1位は1ヶ月で首位奪還の SONY α7II、2位に FUJIFILM X-T2 と 後継機の売れ行きが好調なミラーレス機2台がランクイン。
前回記録的ともいえる低迷ぶりを示してしまったNikonが、かなりの盛り返しを成し遂げました。
10位以内にミドルクラス以上を4機種と、前回の不振を帳消しにする勢いがあります。
それまで謎の存在であったNikonのフルサイズミラーレス機 Z7 が白日のもととなり、買い換えが増え中古在庫が豊富になったことが原因かと思われます。
となると、次回はCanonか… いずれにせよ、中古部門ではまだまだ一眼レフ機の人気は続きそうです。
今回、Nikonの勢いに押された感のあるCanonですが、ランク外まで見ると11位に EOS 6D Mark II、13位に EOS 6D、 19位に EOS 7D Mark II と、売れ筋はしっかり名を連ねています。
また、今回名前の挙がっていないOLYMPUSも12位 OM-D E-M5 Mark II、15位 OM-D E-M1 Mark II、17位 OM-D E-M1 とランキング常連組が控えています。
一眼以外の機種となると、20位以内では FUJIFILM X100F の1台のみ。
その昔フィルムカメラ全盛の頃は、紅葉シーズンが始まるとHASSELBLADなどの中判カメラが売れ行きを伸ばしていましたが、デジタル時代になっても、やはりこの時期は本格的なカメラで紅葉を撮影したいという方が多いようです。
皆様も、この機会にワンランク上のカメラをお求めになってみては?!