【Leica】刻を越えた"銘玉" | THE MAP TIMES 
Select Language



【Leica】刻を越えた"銘玉"

[ Category:Leica|掲載日時:2019年02月26日 21時00分]


最近雑誌にてライカが大きく取り上げられた事もあり、
店頭に雑誌を見て興味を持ちご来店頂く方も多くなっております。
如何にライカというブランド、そして作られる製品の数々とその写真達が魅力溢れるものか
その大きさを実感します。

近年になりライカの”伝統”を強く感じさせたのはズマロン M28mm F5.6が発売された時です。
元々スクリューマウント時代に僅かに生産された通称「赤ズマロン」を現代に甦らせました。
そして第2弾として発売されたのが今回ご紹介する「タンバール M90mm F2.2」です。




少し前までは知る人ぞ知るレンズとして有名であったこのタンバール。
ライカレンズの中でも屈指の異色レンズとも呼び声が高い一本。
従来の90mmレンズとしても使用可能ですが、「センタースポットフィルター」と呼ばれる
フィルターを装着する事によりソフトフォーカスレンズとしても使用可能になります。


Leica M Monochrom(typ246) + Thambar M90mm F2.2


大きな特徴としては開放にすればするほどソフト効果が強くなります。
まるで白昼夢。従来のレンズには無い幻想的な描写を思いのままにお楽しみいただけます。
今回使用したボディはM Monochrom(typ246)。
組み合わせとしてはベストマッチとも言える仕上がりを見せてくれました。


Leica M Monochrom(typ246) + Thambar M90mm F2.2


センタースポットフィルターを使用すると先ほど述べたソフト効果の他に
バブルボケが発生します。点光源等が背景にあるとリング状のボケが騒がしくなり、
使用時には背景の処理をいつも以上に考えて撮影が必要になります。


Leica M Monochrom(typ246) + Thambar M90mm F2.2


オリジナルのスクリューマウントのタンバールは個体差も大きく、
実際に当時はどの様な写りであったのかは最早想像の域になってしまいます。
今回の復刻されたタンバールは製造としてはやはり新しいレンズである為、
筆者が思っていたよりもピントの芯がしっかり残ります。
此所は好みが分かれる部分。そしてオリジナルのレンズがどの様な写りなのか、
新たな誘惑が生まれます。そういった意味でも「魔性のレンズ」とも呼べます。


Leica M Monochrome(typ246) + Thambar M90mm F2.2


今回はスナップで使用してみました。
本来ならばポートレートに使うのが実感しやすいのですが、スナップに於いても
この復刻タンバールの魅力の片鱗が伺えます。


Leica M monochrom(typ246) + Thambar M90mm F2.2


日が落ちてきたタイミングで使用する事と気分は最早クラシック映画。
ソフト効果を強調しても気品の高さがしっかり存在するのは「流石ライカ」と唸らせる。
ロケーションもクラシックな場面で使用すれば時を超えて1950年代に。
一度ハマると病みつきになる凄みがあります。




やはり使用する際にこのタンバールは撮影者の技量と感性が試されます。
しかし使いこなせば手放せなくなる「最高の一本」になってくれるのは間違いありません。
通常使用しているレンズとは違う「決めの一本」として2本目としても最適です。
貴方もこの魅惑の描写に酔いしれてみませんか?




↓中古のM Monochrom(typ246)とタンバール M90mm F2.2はコチラ↓












〓〓タイムズフォト〓〓

[ Category:Leica|掲載日時:2019年02月26日 21時00分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

写真展のご案内 〜『In the darkroom - 黒白写真フリーク展 VIII -』~ 写真展のご案内 〜『In the darkroom - 黒白写真フリーク展 VIII -』~ 2019年05月25日
マップカメラでは写真展のご案内を致しております。 本日ご紹介するのは 『In the darkroom - 黒白写真フリーク展 VIII -』です。 是非足をお運び下さい。
続きを読む
ALPA in Wonderland ALPA in Wonderland 2019年05月24日
この度私が紹介させていただくのは【Alpa Reflex II】です。 はじめに、アルパとは。 スイスの時計部品メーカー、ピニオン社製のカメラ。 レンズは他社から供給を受けていました。 【アルパ】のカメラは多くの種類がありますが、 この度私が使いますのは【アルパフレックス】のII型、前期モデルにあたります。 まずはこのカメラの機械的な仕組みの説明から。 鉄板削り出しの文字どおり重厚な造りのボディ。 シャッタースピードは...
続きを読む
【OLYMPUS】カメラと旅を。Ⅵ 【OLYMPUS】カメラと旅を。Ⅵ 2019年05月23日
カメラと旅を。第6弾。 今回はウサギが有名なとある島とともにお届けいたします。 持って行ったのはOLYMPUS PEN-F+M.ZUIKO DIGITAL ED12-100mmF4.0IS PRO 焦点距離:12mm 絞り:F9 シャッタースピード:1/320秒 ISO:200 島自体は1周1時間で回れる大きさ。 人口20人前後、それに比べウサギは900羽を超える数が生息しています。 焦点距離:100mm 絞り:F4.5 シャッタースピード:1/250秒 ISO:200 船から降りるといたるところにもふっ。もふっ。 地面に穴を掘って寝ていたり、追い...
続きを読む
Motorsports photo #7 Motorsports photo #7 2019年05月22日
「シーズンイン」 今年もモータースポーツの季節がやってきました。 令和最初の撮影ということもあり、テンションを上げて撮影に臨みました!(5月3.4、富士スピードウェイにて撮影) Nikon Z7 FTZ + SIGMA Sports 500mm F4 DG OS HSM(ss1/80 F10) 普段、撮影しているダンロップコーナー立ち上がりをZ7で撮影に臨みました。 比較的コーナー続きなため、Z7でもなんとか撮影可能であります。 Z7にテレコンバーターを使用し撮影すると、ピントを外すことが多いので、今回は普段使用している1.4倍のテレコ...
続きを読む
nekotocamera 【Nikon】Neko to camera 2019年05月22日
『Neko to camera』 10連休という異例のゴールデンウィークも終わり、少しずつ梅雨のじめじめとした空気が漂うようになってまいりました。連休中に写真をたくさん撮影された方は整理にも悩まれる頃かと思われます。いかがお過ごしでしょうか。 さて、Neko to cameraでは日常に潜む猫をテーマにお届けしたいと思います。 『猫とは類まれなる美貌を持ち、頭脳明晰でこちらの考えていることが分かっているかのような動きを見せてくれる生き物であります。』 今回はそんなかわいらしい猫をNikon DfとA...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]