【Nikon】Nikonの話~デジタル一眼レフでオールドレンズを使うときの話 | THE MAP TIMES 
Select Language



【Nikon】Nikonの話~デジタル一眼レフでオールドレンズを使うときの話

[ Category:Nikon|掲載日時:2019年03月27日 21時11分]



以前よりNikon Fマウントの話を掲載しておりますので、その流れで紹介を行っていきます。
今回はマニュアルのレンズを現行のデジタル一眼レフで運用する場合の設定などを掲載していきます。
もちろん以前よりご使用の方はご存知の方も多いかとは思いますが
今回も内容的にはNikon Fマウント初心者の方向けのものとしたいのでなるべく簡易にかるーく紹介してみたいと思います
( マニュアル等からの参照で記述していきます)


通常、Nikonのデジタル一眼レフカメラはCPUレンズ(CPU信号接点がある)を使用することが前提となっています。
絞りや距離、レンズ情報を伝達してAF(オートフォーカス)・絞り等を制御するわけです。

null



ですがNikonは不変のFマウントと言われるようにCPUを搭載していない時代のマニュアルレンズでも装着できます。

null

null


さすがにどの機種でも完全に対応できるわけではないのですが、露出計連動レバーがあるものならば絞りを連動させることができます。(いわゆるエントリークラスにはありません)

null


レンズ情報の設定を行いさえすればレンズの絞りの情報を機械的に伝達し露出などに反映するわけです。
このあたりは以前の記事でも取り上げていましたが、その具体的な設定方法を今回はお伝えします。

まず基本としてマニュアルレンズを使用した撮影は「マニュアル」「絞り優先オート」の2種類の露出モードを使用することができます。

焦点距離を設定することにより使用できる機能は以下の通りです。

・別売のスピードライトのオートパワーズーム
・再生画面での焦点距離表示(焦点距離に*印が付きます)
・開放絞り値(開放F値)を設定して使用できる機能:
・レンズで設定した絞り値表示(表示パネル、ファインダー内表示)
・スピードライトの絞り連動外部自動調光
・再生画面での絞り値表示(絞り値に*印が付きます)
・焦点距離と開放絞り値の両方を設定して使用できる機能:
・RGBマルチパターン測光(レフレックスニッコールなど一部のレンズでは、焦点距離と開放絞り値を設定してもRGBマルチパターン測光では充分な精度が得られない場合があります。中央部重点測光またはスポット測光に設定して撮影してください)
・焦点距離と開放絞り値の両方を設定すると精度が向上する機能:
中央部重点測光
スポット測光
i-TTL調光

以上のほかにもレンズ情報の入力により、焦点距離や設定した絞り値等がExifデータに書き込まれます。
こうして見てみるとオールドレンズでも、かなり現行の機能を使用できることに驚きます。

※)但し、マニュアルのズームレンズを使用した場合はF値が固定できないので正確には対応できないので注意。
テレコンバーターを使用している場合は合成したF値を設定する必要があります。


それではレンズ情報の登録方法を記載していきます。
知っていれば簡単に行えるので是非活用してみてください。


機種ごとに細かい差異があることもありますが
基本的にMENU画面のセットアップメニューにある[レンズ情報手動設定]を開きます。

null


そちらに表示されるのは

①レンズNo.
②焦点距離(mm)
③開放絞り値

となります。

null

null


それぞれを選択したのちOKボタンを押して、設定を終了します
この最後のOKを忘れて設定したはずなのに使用できないと言われることがあります。


もちろんこのレンズ情報の登録は複数できます。
しかしレンズを交換するたびに設定を呼び出してレンズNo.を設定し直すのは手間がかかります。
ので簡単に変更できる方法も併せて紹介いたします。

手動設定済みレンズ情報の選択方法

1 カスタムメニューf1[カスタムボタンの機能]で任意のボタンに[手動設定済みレンズの選択]を割り当てる

2 [手動設定済みレンズの選択]を割り当てたボタンを押しながらメインコマンドダイヤルまたはサブコマンドダイヤルを回す
レンズNo.は表示パネルに表示されます。使用したいレンズの番号が表示されるまでメインコマンドダイヤルまたはサブコマンドダイヤルを回します。

こうするとレンズを交換しても、すぐに設定できますので是非お試しください。


さて、CPUレンズでも絞りのあるタイプがあります。
AFレンズのDタイプ(または、CPU内蔵タイプのマニュアルレンズ)などですがボディ側で制御するのが前提です。
最小絞りになっていないとボディがレンズを装着していないと認識してERR表示が出てしまいます。

null


しかし、せっかく絞りがあるのでボディ側ではなくレンズの絞りを動かして撮影を行いたいという方もいます。

これも設定をしてしまえば問題なくおこなえるのがNikonの面白い所です。

こちらも機種ごとに細かい差異があることもありますが、ほぼ同じ操作で行えます。

まずMENU画面のカスタムメニューにある「f操作」を開きます。

null


「f7:コマンドダイヤルの設定」を選択し「絞り値の設定方法」をさらに選択します。

null

null


そうすると「サブコマンドダイアル」と「絞りリング」の選択肢が出てきますので「絞りリング」に設定すると前述のレンズ側での絞り操作が可能になります。

null

null


簡単な内容かもしれませんが、これからNikonでカメラを始めたいという方。
特にオールドレンズを試されたいという方は参考にしてみてください。
是非、Nikonの不変のFマウントをNikonの一眼レフで楽しみましょう。










〓〓タイムズフォト〓〓〓〓商品ピックアップ〓〓



[ Category:Nikon|掲載日時:2019年03月27日 21時11分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

Canon EOS 8000D+SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 【新元号令和、平成31年間を振り返る】平成最後の目黒川桜まつり 2019年04月21日
新元号の発表が迫る平成31年3月の終わり。 愛用の一眼レフを片手に初めて目黒川桜まつりに足を運びました。 「さて、レンズはどれにしようか」 初めての場所だし、混雑すれば自由に動けないかもしれない。 広角か、望遠か、単焦点か…。 そうは言っても、機材をあれもこれも持っていけるわけでもない。 そんな時に持ち出すのは、 「SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」 2010年にキヤノン用が発売され、かれこれ10年近く経過しますが、 未だに人気の衰えない平成のロングセラー商品となります。 ...
続きを読む
【新元号令和、平成を振り返る】フィルムカメラからデジタルカメラへ 【新元号令和、平成を振り返る】フィルムカメラからデジタルカメラへ 2019年04月20日
初めて意識的に写真を撮ったのは18歳でした。高校を卒業し、進路がバラバラになる友人達を撮るためにフィルムのコンパクトカメラで撮影をしていました。 それから写真を撮るようになり、アルバイトをしてNikon FM10と50mmを購入。 ボディは壊れるまで使いました。 当時はカメラと言えばフィルムカメラの時代で、進学先で出来た友人達やライブハウスで撮影したりする日々を送っていました。 その頃から「ロンドンの街をフィルムで撮りたい」という夢があり、2016年にお休みをいただいて渡英。 ...
続きを読む
【SONY】遂に始動!驚愕の動物リアルタイム瞳AFの実力!(実写作例多数掲載) 【SONY】遂に始動!驚愕の動物リアルタイム瞳AFの実力!(実写作例多数掲載) 2019年04月19日
SONY α7III(動物リアルタイム瞳AF) + SEL100400GM 2019年4月11日 α9に続いてα7RIII、α7IIIの大規模アップデートが実施されました。 今回のアップデートでは初めて動物を対象にしたリアルタイム瞳AFが搭載されました。 ペットを飼っている方は待望の機能、待っていた方も多かったと思います。 実際の使い勝手はどうなのか? 本当に瞳にAFが合うようになるのか? そんな疑問にお答えすべく、今回は動物リアルタイム瞳AFにスポットを当てて行きたいと思います。 筆者はロングコートチワワ(白)...
続きを読む
SIGMA MC-21 【SIGMA】マウントコンバーターMC-21発売開始! 2019年04月19日
フルサイズミラーレスLマウントユーザーのお客様、大変お待たせいたしました。 使用できる交換レンズ数が広がる大好評のマウントコンバーター「MC-21」、本日発売開始です! ラインナップがまだまだ限定的なLマウントにあって、既に発売されているEFマウントレンズやSAマウントレンズを取り付けられます。これは素晴らしい。 2019年4月19日時点で、対応を謳うレンズは以下の通りです。 【35mmフルサイズ】 12-24mm F4 DG HSM | Art 14-24mm F2.8 DG HSM | Art 24-35mm F2 DG HSM | A...
続きを読む
或る日のT2 【新元号令和、平成を振り返る】或る日のT2 2019年04月19日
関東では桜の見頃が過ぎ、だんだんと日が伸び、 吹く風もすがすがしい季節になってまいりました。 さて「平成を振り返る」をテーマに弊社スタッフがこのブログを書いております。 皆様にとってはどんな日々でしたでしょうか。 私は平成生まれなので、人生のすべてが平成の思い出ということになります。 先日久しぶりに父とじっくり話す機会がありました。 私が今、フィルムカメラにはまっている話をしたところ、 父がおもむろに昔使っていた【CONTAX T2】を引っ張り出してきました。 ...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]