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【Hassel blad】 フィルム紀行(ときどき、奇行) ⑤ハッセルで合格祈願!

[ Category: HasselBlad|掲載日時:2019年03月31日 10時30分]


イメージです


先月の誕生日に妻が卓上の酒燗道具をプレゼントしてくれました。
器にお湯を入れ、お酒を注いだ錫製のチロリを温めるもの。 …これがなかなか! いままでレンジでチンしていた時は、飲み口がどうもトゲトゲした印象だったのですが、湯煎したものはなんともまろやか!!
燗酒に向いたお酒というのもあるようで、奈良・春鹿の「さくら純米」や山形・大山の「十水」は、ぬる燗から人肌燗あたりの温度で口当たり柔らかくふくよかな味わいになります。
また、広島・誠鏡の「純米たけはら」などは、いかにも燗酒といった風味と味わい、体の中から温まります。
まだまだごく一部しか試していませんが、すっかり気に入り、お燗酒にはまってしまいました。 …妻、えらい!!

……って、すみません、カメラのブログでした… 
まぁ、そんな燗酒もまだまだおいしく味わえる寒さ残る3月上旬、梅の花が見頃ということで、湯島天神にお参りに行ってまいりました。

お伴のカメラは、ハッセルブラッド 500C/M にカールツァイス プラナーC80mm F2.8 と ディスタゴン T* CF50mm F4 の2本立て。
前回、ハッセルレンズの撮り較べの回で書きましたが、6×6判用レンズの焦点距離を35mm判に換算するには、35mm判フィルムの画角の対角線(43.3mm)を6×6判の画角の対角線(約79mm)で割った数値(約0.55)を6×6判の焦点距離に掛けると表されます。

ということで、C80mmが35mm判換算で約44mm相当の標準レンズ、CF50mmが約28mm相当の広角レンズとなります。
広角レンズといっても、35mm判の28mmと違って画面が正方形な分、広がりはあまり感じられません。 でも、前後の奥行き感などはちゃんと表せますので、街中のスナップなどにも重宝するレンズです。 比較的数が多く、お値段がお手頃なのもおススメポイント。

とはいえ、中判ボディにレンズ2本は結構な重さ。 覚悟を持ったお参りです。

当日はあいにくの曇り空… 本当は青空バックに撮りたかったのですが、残念… ここは思い切って白黒フィルムでいってみましょう。
フジフィルムのACROS 100。 惜しまれながらも生産終了になってしまったフィルムですが、買いためたストックがありました。

500C/M + プラナー C80mm F2.8

500C/M + プラナー C80mm F2.8

JR御徒町駅よりまっすぐ歩いてきたため、裏口?から入るかたちになりました。

天神様(菅原道真)といえば、梅。 境内のいたるところに梅の木が植えられ、そのほとんどが満開、まさに見頃を迎えていました。


500C/M + プラナー C80mm F2.8

500C/M + プラナー C80mm F2.8


梅、いいです。 桜も勿論よいですが、ほのかな彩とかすかに漂う梅の香、なんとも風情あります。 …まぁ、白黒だし、写真なので香りもお届けできませんが…
趣深くてしばし寒さを忘れます。
「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」(「春な忘れそ」もあり)
有名な道真の歌。 大宰府に左遷されるとき、庭の梅の花に詠んだとか。 主人である自分がいないからといって、咲く春を忘れるな、という意味。 「な……そ」は禁止の表現です。
以上、古文の授業終わり。

しかしこの時期、境内で梅の花以上に存在感が感じられるのが、たわわに実った? 絵馬の束!

500C/M + ディスタゴン CF50mm F4

500C/M + ディスタゴン CF50mm F4

幾重にも重なった絵馬が圧巻の光景です。 1枚1枚に受験生たちの真摯な思いが詰まっていると思うと、見ているこちらも厳かな気持ちになります。
決して、「ふ~ん、○○大学かぁ…、この字じゃどうかなぁ…」とか、「○○君と一緒になんて、どうなの?」などと茶化すような気にはなりません…


500C/M + プラナー C80mm F2.8

500C/M + プラナーC80mm F2.8


下から見上げるようにすると、まるで滝のよう… その上に梅の花が…


500C/M + プラナー C80mm F2.8

500C/M + プラナーC80mm F2.8
珍しいしだれ梅もありました。 しだれ梅としだれ絵馬(?)…

続いて、ハッセルの接写用フィルター、プロクサーを付け撮影。 このアクセサリーの詳細は「フィルム紀行(ときどき、奇行) ①」をご覧ください。


500C/M + プラナー C80mm F2.8

500C/M + プラナーC80mm F2.8(プロクサー 1m 使用)

接写用フィルターでありながら、画面周辺の画像の乱れが少なく、自然なボケが楽しめる優秀なアクセサリーです。

よく見ると絵馬にも種類があるようです。

500C/M + プラナー C80mm F2.8

500C/M + プラナーC80mm F2.8(プロクサー 0.5m 使用)

こちらは「御礼詣り」の絵馬。 そう、厳しい受験戦争を終えた勝利者の喜びの札です。

500C/M + プラナー C80mm F2.8
500C/M + プラナーC80mm F2.8

お参りする人は、皆真剣です。
そんな中、一人ハッセルで「バシャコーン、バシャコーン」とシャッター音を響かせるおじさん… 不謹慎かなぁ…
でも、久しぶりのハッセルでの撮影はやはり楽しくて、本殿の周りをぐるぐると何周もしてしまいました。


500C/M + ディスタゴン CF50mm F4
500C/M + ディスタゴン CF50mm F4

天神様といえば、牛。 広角で寄ってみました。

500C/M + ディスタゴン CF50mm F4
500C/M + ディスタゴン CF50mm F4

梅の小さな花びらが一面に敷き詰められた芝生。 白黒だと妙な立体感が出ました。

ちょっと冷えてきたので、休憩。 ベンチに座って「合格あま酒」を…

合格日本酒!!

えっと…


あま酒とハッセル

大丈夫、「合格あま酒」です。
そして、ちゃんとお参りも… はたして、この年で何に合格しようというのか…

さすがに合格お守りは買いませんでしたが、厄除けのお守りを購入。

(気のせいか、巫女さんの応対が冷たかったような… まぁ、受験生には見えないでしょうが…)
さらには恒例のおみくじタイム。

吉!

ど~ん、「吉」!!
たしか湯島天神では受験生のために「凶」は置いてないとか… となると、微妙なところです…

しつこく、もう一周しました。

500C/M + プラナーC80mm F2.8
500C/M + プラナーC80mm F2.8

合格だるまは、あまり売れているようには見えませんでした。

500C/M + プラナーC80mm F2.8
500C/M + プラナーC80mm F2.8(プロクサー 0.5m 使用)

引いたり寄ったり、一人梅の前で行ったり来たりしています。

と、その脇をご婦人方お二人が。 
「すごい絵馬ねぇ… これあとどうするのかしら?」
「燃やしちゃうんでしょ…」
……いや、まぁ、そうですが… せめて奉納するとか、お焚き上げするとか… ほら、今もすぐ横で真剣に絵馬に願掛けしている受験生らしき子もいることだし…と思っていたら、神社の方がやってきて、結ばれていたおみくじを外し、ゴミ… もとい、ポリ袋に詰め込んで持ち去られました。 …えっと……

500C/M + プラナーC80mm F2.8
500C/M + プラナーC80mm F2.8


はたして、本殿を何周したことでしょう。 そろそろ引き上げようと出口の一つ夫婦坂に向かうと、そこにも見事な梅が。 今回は、白黒に徹しようと残していたフジフィルム PRO160NSをマガジンに詰め撮影。

500C/M + プラナーC80mm F2.8
500C/M + プラナーC80mm F2.8


500C/M + プラナーC80mm F2.8
500C/M + プラナーC80mm F2.8


でも、そしたらせっかくだし本殿の方もカラーで、と最初の意志は簡単に覆り、もう一度引き返す羽目になりました。

500C/M + プラナーC80mm F2.8
500C/M + プラナーC80mm F2.8


500C/M + ディスタゴン CF50mm F4
500C/M + ディスタゴン CF50mm F4


久々のハッセルでの撮影でした。 やっぱり撮ってる感は、他のどのカメラよりもあります。 次は桜か…

イメージです

いつもは最後に晩御飯の写真なのですが、今回は魚の切り身を焦がした妻から撮影絶対NGの宣告がありました。 …残念。










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[ Category: HasselBlad|掲載日時:2019年03月31日 10時30分]

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