【新元号令和、平成を振り返る】SIGMA を振り返る | THE MAP TIMES 
Select Language



【新元号令和、平成を振り返る】SIGMA を振り返る

[ Category:SIGMA|掲載日時:2019年04月04日 10時30分]


DP3 Merrill
DP3 Merrill f:2.8 SS:1/30 ISO:200


業界3社による戦略的協業「Lマウントアライアンス」。
そしてユーザー待望のフルサイズFOVEONの発表。
新元号を目前に多いに賑わいをみせたSIGMA。

FOVEONを初めて使ったのは「DP2X」からなので
初期型でよく耳にする「透明感」を知らないユーザーではありますが
FOVEONの全ての色を取り込むという思想に惚れこんだ一人です。

最新の世代である「Quattro」は
ボトム1:ミドル1:トップ4 の「1:1:4」構造を採用しました。
この変更はSIGMAユーザーの間で話題となったと思います。

ただ、この「Quattro」世代のおかげでFOVEONの開口が広がり
さらに多くのSIGMAユーザーを生み出したと思っていますし、間違いないはずです。
実際、色乗りや使い勝手、汎用性がとても良くなりました。
発売当時はネガティブな話題がありましたが「Quattro」ユーザーの作例と支持によって今ではそんな声も少なくなりました。

dp2 Quattro
dp2 Quattro f:5.0 SS:1/400 ISO:200

個人的には
「Merrill」世代までは打率は少ないが強打者。
「Quattro」はパワーをバランス良く振って打率を上げた感じです。
FOVEONとしての本質が違うというわけではないと思うのです。

それでも「1:1:1」のセンサーでフルサイズを出す ということに喜びは隠せないわけです。
これは自分が惚れたカメラの仕様であるということが一番で解像力、センサーの特性、などは正直なところ二の次です。
と言いつつフルサイズで一層20Mなら高感度も強くなるのではという期待を抱いていないわけではありません。(笑)
ただ実際には低感度で撮る癖が染みついているので結局あまり積極的に上げたりはしないと思っているんですが。

DP2 Merrill
DP2 Merrill f:4.0 SS:1/125 ISO:200

SIGMAは一眼シリーズ「sd」と同時に単焦点シリーズ「dp」
無印シリーズ「DP1(S,X):28mmF4 DP2(S,X):45mm」
Merrillシリーズでは「DP1:28mm DP2:45mm DP3:75mm」
Quattroシリーズではデザインも大幅に変更しさらに「dp0:21mmF4」という
レンズ一体型カメラを出してきました。

dp0 Quattro
dp0 Quattro f:4.0 SS:1/125 ISO:200

正直発売当時は「21mm」単焦点って、と笑ってしまったのですが
「21mm」でディストーションゼロ。使ってみたらびっくりです。
その唯一性からも多くのユーザーから愛されています。
X3F FillLightとの相性も抜群です。水平線が融けました。

DP3 Merrill
DP3 Merrill f:2.8 SS:1/125 ISO:200

そしてもう一つ尖がった画角である「dp3:75mm」
実はdpシリーズの中でも筆者一番の愛用機でもあります。
ずっと使い続けたせいで50mmや35mmが「広すぎる!」となった時期もありました(笑)

DP3 Merrill
DP3 Merrill f:2.8 SS:1/640 ISO:200 vsco現像

余分なものを切り取りやすいライトな中望遠画角。
被写体の汚れや皺まで解像するFOVEONとの相性はこれもまたばっちりです。
そして解像が緻密だからこそなのかいわゆるプリセットを当てるとしっかりと映えます。
あえてノイズを乗せてフィルムライクに。
元のデータがぎっしり詰まっているので現像も面白いです。
どちらかといえば白飛びに弱いので、決める露出はアンダーになる傾向があります。

sd Quattro + Art 30mm F1.4
sd Quattro + Art 30mm F1.4 f:1.8 SS:1/60 ISO:100 vsco現像

そして一眼シリーズである「sd」
QuattroシリーズではセンサーサイズAPS-C「sd Quattro」,APS-H「sd Quattr H」の2タイプ。
交換レンズは(現状のSAマウント)4,600万画素Foveonダイレクトイメージセンサーを用いたMTF測定器「A1」で検査されたレンズ。
「Art」「Sports」「Contemporary」の3ラインになってからのSIGMAのレンズは世界中から評価されています。
あれだけ緻密に写しだすセンサーが基準なのですからこれだけ素晴らしい水準のレンズを出せるのも自然と納得です。
ちなみに「A1」のAは"AIZU"=会津です。MADE IN AIZU。

sd Quattro + Art 50-100mm F1.8
sd Quattro + Art 50-100mm F1.8 f:2.5 SS:1/50 ISO:100

このArt 50-100mm F1.8は多くのAPS-C用レンズの中でトップを狙えるのではないかと思うくらい素晴らしいレンズです。
もしAPS-C機で中望遠域のレンズを悩まれている方がいればこのレンズは文句なしのおススメです。(重量は抜きで)

dp1 Quattro
dp1 Quattro f:7.1 SS:5 ISO:100


DP2 Merrill
DP2 Merrill f:2.8 SS:1/500 ISO:100 vsco現像


dp0やdp3、尖った個性が目立つのは当たり前。
dp1,dp2の慣れ親しんだ画角はやはり落ち着きます。
dp2:45mmという50mmよりやや緩んだ画角はスナップに最適です。

さて、という事でSIGMAに惚れこんだ一人の振り返りでした。
他にも撮ったものがあったので振り返る機会があればまたご紹介したいと思います。

新元号「令和」に誕生するフルサイズFOVEON。
そのころにはまたこの記事を思い出すのでしょうか。
そうしたらこれは「令和」の零話。失礼いたしました。

昔、こんなの撮ってました。
時間のお暇つぶしに。

しぐまびより






〓〓商品ピックアップ〓〓 〓〓タイムズフォト〓〓

[ Category:SIGMA|掲載日時:2019年04月04日 10時30分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

初めてのオールドレンズ 【増税前にデビュー】初めてのオールドレンズ 2019年09月08日
SIGMAのsd QuattroにM42レンズ用のマウントアダプターを使い、AUTO YASHINON-DX 50mm f1.7を付けて東京の下町風景を撮影してきました。 AUTO YASHINON-DX 50mm f1.7は1967年に発売されたYASHICA TL SUPERという一眼レフフィルムカメラのセットレンズとして登場しました。 オールドレンズらしさを出したかったので全て絞り解放で撮影しました。 モノクロとオールドレンズ、相性がとてもよく思えます。 sd Quattroの持つモノクロームの空気感をどこか懐かしい描写で味付けしてくれるレ...
続きを読む
null 【緊急検証】ライカ「SL(Typ601)」でシグマ「DG DNレンズ」は使用できるのか 2019年08月29日
2018年、秋の開催としては最後となった独フォトキナで大きな話題となった、ライカ・パナソニック・シグマの3社による戦略的協業「Lマウントアライアンス」。 3社から提供される数々のLマウント互換製品群により、マウントとしての拡張性が更に広がることに心を躍らせたお客様も少なくない事と思います。 写真の本質を追求し続けたライカが生み出した、フルサイズミラーレス一眼『SL(Typ601)』。 マイクロフォーサーズで培ったノウハウを余すことなく投入し、先進技術の粋を集めたパナソニック『DC-...
続きを読む
本日もまた写真日和。四日目。 【私のお気に入り】本日もまた写真日和。四日目。 2019年08月27日
夏が過ぎ去りつつあります。 ほんの数日前までのあの暑さはどこへやら…もう季節は、秋への移ろいを感じさせます。 少しでも涼しくなれと願ったあの日も、いざ過ぎ去るとほんの少し、寂しくすら感じる今日この頃… 今回は夏を振り返りながら書きます、それでは、本日も新人スタッフのカメラ話に、暫しお付き合い下さいませ。 さて、前回のブログからちょうど、真夏を挟んでの投稿です。 私にはこの夏というものが過ごし辛くて、じっとり暑くて堪りません。でも、惹かれてしまうのです。 灼...
続きを読む
【私のお気に入り】なかめさんぽ 【私のお気に入り】なかめさんぽ 2019年08月22日
今年の7月、SIGMAからフルサイズミラーレスの開発発表がありました。 まだ詳しいことは解禁されていないですが、今から楽しみです。 そんなSIGMAから生み出されたdp3 Quattro 私のお気に入りカメラの一つです。 dp3 Quattroはdpシリーズの一つで、50mm(35mm換算75mm相当)F2.8のレンズが搭載されています。 今回はこのdp3 Quattroを持って同じく私のお気に入りの場所・中目黒に向かいました。 編集せずにありのままを載せていきます。 dp3 Quattro F3.2 1/320 ISO200 SIGMAはモノクロが良い...
続きを読む
null 【私のお気に入り】 格安高性能レンズ【SIGMA】 2019年08月17日
前回、筆者の担当の回で、OM-D EM-1 MarkIIをご紹介しましたが、その際に使用したSIGMA Art 60mm F2.8 DN(マイクロフォーサーズ)について改めてご紹介します。 このレンズの価格の安さに惹かれ、何気なく購入し、少し使ってみただけなのですが、解像感の高さ、色乗りの良さには舌を巻きました。 筆者は夜景を撮影することが多いのですが、ノイズを抑えるため、できるだけ感度を上げずに、絞りを開けたいところです。 F2.8ではありますが、このレンズは解放から安心して使用できます。 ...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]