【FUJIFILM】その瞬間にしかない雲を追って | THE MAP TIMES 
Select Language



【FUJIFILM】その瞬間にしかない雲を追って

[ Category:FUJIFILM|掲載日時:2019年05月12日 11時00分]




車を購入した約2年前、運転が楽しすぎて
目的地もなく、ただひたすら走っていた時期がありました。

― せっかく車があるのであれば、今までできなかったことをしたい ―

その一心で思いついたのが「朝焼けの富士山を近くで眺めること」です。

その瞬間にしかない雲を見つめて

思い立ったが吉日。
早速行って撮影した写真がこちら。
日時は2017年4月13日5:33。

朝焼けの山頂に、そろそろ落ちてしまう月、
さらに白鳥がフレームインしてきてお気に入りの一枚です。
しかし、富士山を隠してしまっている厚めの雲が気になり、
もう一度リベンジしに行こうと、この度決意しました。

自宅から富士山が近くで見える山中湖までは約120㎞、
高速道路を走ると、空いていれば約2時間です。
しかし自分は下道で向かいました。

その瞬間にしかない雲を見つめて

なぜなら運転が好きだから。

多くの人が選ばないマニュアル車、購入当初は
「楽しいのは最初だけで、すぐに面倒くさいと思ってしまうのではないか」
と不安でしたが、乗り続けて一度も後悔はしていません。

その瞬間にしかない雲を見つめて

朝焼けの富士山を見逃すくらいなら早めに行こうと
家を出たのが深夜0時半、着いたのは深夜3時半でした。

途中、街灯も全くない真っ暗な山道を走ったり、
リアルサファリパークのように鹿に遭遇したりと
怖かったものの、無事に帰ってきた今となっては良い思い出です。

その瞬間にしかない雲を見つめて

朝焼けどころか、この時間ではさすがに何も見えません。
肉眼ですら富士山の輪郭が見えるかどうか、というレベル。
しかし、この時間にも多くの人が三脚を立ててカメラを構えていました。

急遽、やったことないけれどバルブ撮影をやってみようという気持ちになり、
持ってきていた三脚でチャレンジすることに。
ケーブルレリーズもないのに。

しかし、前述のとおりほとんど見えないため
構図も決められなければカメラ側の設定もどうしていいかわかりません。

その瞬間にしかない雲を見つめて

そしてなんとなく撮った一枚がこちらです。
若干の傾きとブレは自分の力不足ですが、
思いのほかいい感じに撮れてびっくりしました。
短い時間にもかかわらず、星が流れて見えることも驚きの一つ。

このあと何枚か撮りましたが、結局最初の一枚がお気に入りに。
まさにビギナーズラック。

その瞬間にしかない雲を見つめて

時間が経って、綺麗な朝焼けの富士山が見えてきました。
快晴とまではいきませんでしたが、前回よりも雲は薄く、
富士山の全体を写すことができたのは目的どおりです。
しかし、どこか腑に落ちない。

過去の写真を見返してみました。

これといって特定のジャンルの撮影をしてきたわけではありませんが、
空を写したもの、とりわけ雲を入れたものが多かったことに気づきます。

その瞬間にしかない雲を見つめて

過去に持っていたNikon D750で撮影したものです。
もはやどこかわかりませんが、2015年8月14日の空。

その瞬間にしかない雲を見つめて

同じ日の法隆寺にて。
先ほどの写真も奈良のどこかだったのでしょう。

その瞬間にしかない雲を見つめて

サッカーを観に静岡に行ったときの空。
日時は2017年8月26日の18:04。

その瞬間にしかない雲を見つめて

その30分後の空。

その瞬間にしかない雲を見つめて

2017年9月24日、京都駅前にて。
今まで見てきた中で、最も美しい空でした。

その瞬間にしかない雲を見つめて

2017年12月21日、福岡県糸島市にて。
こちらはカメラ内RAW現像をしています。

その瞬間にしかない雲を見つめて

そして、今回撮った別の一枚。
特に狙ったわけではなかったのですが、
雲がない右側を切って、雲がある左側を多く取るような
構図にしていました。

写真を始めたころから今に至るまで、
どうやら無意識のうちに雲を追っていたようです。

どれも狙って撮れるものではなく、二度と同じものがない偶然の賜物。
快晴にはない風情、美しさを感じずにはいられません。

そうして今日もまた、無意識に空を見上げている自分がいます。








〓〓タイムズフォト〓〓


[ Category:FUJIFILM|掲載日時:2019年05月12日 11時00分]



≪前の記事 記事一覧 次の記事≫

TL2と行く。 【増税前にデビュー】TL2と行く。 2019年09月17日
ここ1ヵ月くらい、関西の方へ、その先へと 足を延ばすことが多かったです。 夜行バスに飛び乗り京都へ行ったり 目的地を鳥取県、某砂丘にしレンタカーを走らせたり。 (帰りはレンタカーの返却リミットが迫りタイムアタックな 帰路となり、あまりゆっくりはできませんでした) 今回使用したレンズは、 ライカ・スクリューマウントのNikkor 50mm F1.4です 口径には当時の呼び名(日本光学)で NIPPON KOUGAKUと刻まれているレンズです。 ズマリット50mm F1.5を気にかけていましたが ...
続きを読む
【増税前にデビュー】スーパーマクロレンズの世界 【増税前にデビュー】スーパーマクロレンズの世界 2019年09月16日
今回は、スーパーマクロレンズにデビューしてみました。 上の写真は皆さんも日頃から目にしている「ある物」をクローズアップして撮影したものです。 何を撮影したものか分かりますでしょうか。 その「ある物」とは、ボールペン(0.5mm)です。 比較用に等倍撮影が可能なフルサイズ対応、標準マクロレンズで撮影してみます。 SONY α7III + SONY FE 50mm F2.8 Macro 次は今回の撮影に使用する最大倍率4.5:1のマクロレンズ 中一光学 「FREEWALKER 20mm F2 SUPER MACRO 4-4.5:1」(最短撮影距離は約...
続きを読む
null 【増税前にデビュー】ミラーレスカメラとパンケーキレンズ 2019年09月14日
夏が本格的に始まる頃、日常的に撮るために小さいカメラが欲しくなりミラーレスカメラを購入しました。 ボディはコロンとした形が可愛いCanonのEOS-MレンズはEF-M22mm F2 STM。 23.7mm・質量約105gと、小振りなレンズです。 ボディに取り付けると本当に小さく、リーズナブルなレンズですが侮ることなかれ とてもよく写るレンズです。 日常的に使うとはいえ、夏の日中に撮影することは少なく 夕方から、夜にかけて撮ることがほとんど。 帰り道によく会う猫 夏らしく地元のお祭...
続きを読む
雨色景色Vol8 【増税前にデビュー】雨色景色Vol8【SONY】 2019年09月13日
ご無沙汰しております。 雨男です。 暑い暑い夏もようやく落ち着き始めてきました。 すこしひんやりとする秋めいた風が肌に触れると夏の終わりを感じるのは筆者だけでしょうか。 本日は令和になって初めての中秋の名月。 そんな中、今回の雨色景色は末広がりの8回目。 使用機材はα7IIIと先月末に発売したばかりのFE 35mm F1.8で撮影を行って参りました。 筆者は雨男なため、友人や会社の有志などで写真を一緒に撮りに行くと大概、雨が降ります。 すごく迷惑ですね・・・。 ...
続きを読む
null 【MapTimes】One More Times!! vol.3【航空祭】 2019年09月13日
THEMAPTIMES。 更新は毎日。 マップカメラのスタッフが機材の感想、ちょっとした豆知識や体験談を添えて 撮影した写真などをご紹介させていただいております。 【MapTimes】One More Times!! 過去記事はこちらからご覧いただけます。 というわけで今回のキーワードは「航空祭」 航空祭は各地で一年を通して開催されております。 THEMAPTIMESでは2013年からブログがありました。 2013年青森県三沢市航空祭を撮ろう!!(三沢編)、航空祭を撮ろう!!(ブルーインパルス編) 2014年青森県三沢市航空祭を...
続きを読む

[↑TOPへ戻る]