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【増税前にデビュー】Leica 憧れとその先と

[ Category: Leica|掲載日時:2019年09月20日 10時30分]

summicronM35mmf2


ISO100 SS:1/125 f8




冷夏、酷暑に暴風雨と続いた今年も
いつの間にか身を撫ぜる風が
心地よい日柄に落ち着いてまいりました。
油断すると身体もすぐ冷えてしまいますので
衣替えのタイミングは計画的に。
皆様いかがお過ごしでしょうか。



summicronM35mmf2


ISO100 SS:1/250 f2




さて、この度フィルム派の私は
ここにきて本格的にデジタル初挑戦。
Mの新鋭【M10-P】で華々しいデビューです。
無論RAW現像も初挑戦で正解が見えるはずもなく、
明るさ調節程度に済ませありのまま撮ってまいりました。

どうかお付き合いいただければ幸いです。



summicronM35mmf2


ISO400 SS:1/250 f11



合わせて使うレンズは
初代【Summicron M35mmf2】通称8枚玉。
現行品を筆頭に優れた銘玉達の中から
伝説と謳われるレンズをアダプターなしで
選べる事もM型ならではの楽しみです。



summicronM35mmf2

ISO100 SS:1/500 f4





フィルム時代のM型のサイズ感や
質感とほぼ同じこのボディは、
デジタルの機械が詰まっている分
ほんの少しだけずっしりきます。
ただ普段私が使っているモデルと
シャッタースピードダイアルが逆向きで、
フィルム機で例えるなら
MPの背面を液晶にしてM7の機械系を
搭載したような操作感となっています。
まさにM型の結晶、と言いましょうか。




summicronM35mmf2



ISO100 SS:1/2000 f8






機械音痴の私からすると、
「いつもどおり」と似た感覚で
撮れるのは非常に助かります。
M10系は直感的なマニュアル操作が多く、
撮影以前に機械をいじる事を
心より楽しめるカメラだと感じました。
メモリーカード次第では撮り放題、
ともなりますとシャッターを切る手も
非常に軽やかになり少しだけ冒険。
上の2枚はフィルム機だと
なかなか怖くて実践出来ない
ノーファインダーでの目測撮りです。




summicronM35mmf2



ISO100 SS:1/30 f2




summicronM35mmf2


ISO400 SS:1/24 f2




次いでこのレンズ、8枚玉ですが
ライツレンズらしい柔らかで豊かな階調で
世界を描く様もさることながら、
ピント部分の線のこまやかさも際立ちます。
安定した光源下での絞り解放は
目でみえる光景を超えるような
儚げな一枚が撮れるかもしれません。




summicronM35mmf2



ISO400 SS:1/30 f2




今からおよそ半世紀前、M2の登場によって生まれた
ライカの代名詞のひとつとも呼べる
準広角レンズ、Summicronの35mm。
その初代である8枚玉を持ってしてこの発色です。
どうやらM10系の色づくりはコントラストが
かなり強く出る傾向にあるようです。
今回は使用しませんでしたが
現行のレンズを使った時には
絞り開放から更にくっきり、
すっきりと写る事でしょう。





summicronM35mmf2



ISO400 SS:1/45 f2




目に写らないその場の"空気"すら描くガラス玉と、
持ち手に"撮る"という事を選択させる器。
どちらも原点にして傑作級の素晴らしい逸品である反面、
腕前や姿勢、経験によって撮れる写真が大きく変わる
M型はまさに"真実を写す道具"であると私は感じました。
相応に使いこなすには自身や機材と
大いに向き合う時間が必要かもしれません。




summicronM35mmf2




ISO400 SS:1/8 f2




久遠の伝統と誇りを刻まれたその姿は、
使う人々にかつてM型を愛用していた
多くの写真家が携えていたであろう
自信や栄光、勇気にも似た何かを
わけてくれるような気がします。
いつか私にも使いこなせる日が来るのでしょうか。




この度はここまで。またいつか。



summicronM35mmf2


ISO400 SS:1/60 f2






今回使用した機材はこちら。
















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[ Category: Leica|掲載日時:2019年09月20日 10時30分]

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